今朝からのドル円の急落はもちろん尋常ではないが、他通貨に対しこう着状態が長く、エネルギーが溜まっていて、それが放出されたときの相場とは、こんなものなのかと。やはり現実は、机の上の想定を上回るということ。ドル円は「戻りの期待を常に引きずりながらの展開が特徴」ということを、この段階でもまだそうか・・・・と思ったのは、今朝の日経一面の「個人マネー外貨預金へ」という記事を見てのこと。これはまだ投げ切ってないのだと。そこにFRBが公定歩合引き下げとのニュース。米国の日曜夜半の緊急政策。その中で相場展開を眺めて30分後に97円を割れ、そしてなんのことはない95円台。ユーロも買われているが円の変動が大きいのは、パニック的な国内投資家の動きも加わってのものかと。振り子は振り切れるところまで行かないと戻って来ない。この先、相場の綾の戻しがあっても底打ちというわけではないのだろう。セミナーで事あるごとにドル安で円高を話してきたが、この時期にここまでの相場は考えていなかった。ホレ、見ろ!と高笑いしているのはHさんぐらいだろうなぁ。
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サブプライム問題がボディブローであることは想定していたが下げのスピードが速すぎます。ドル円為替も長期的に90円台かとも思っていたが、相場は怖い。
FRBの緊急利下げも全く効かないのだから、これで当分ニューヨーク株は低迷、大底はやはり10000ドルなんだろうか?日本といえば福井総裁続投論が出たりして、政治が全く機能していません。
日米同盟は落ちるとこまで落ちないとダメなのだろうか?
結局、日本と同じで時間の経過とともに傷口が広がり処理コストが上がることになります。他国の公的資金というリスクテイカーの登場を生かせなかった、わけです。
傷んでいない所(リスクテイクのできるところ)のあるのが救いでしたが、その傷みが皆に一気に広がり始めています。
多少の調整はあるとは思いましたが、もうちょっと先かと勝手に想像していました。ただ、昨夜のNY株市場が思いの外強かったので売られたのでしょうけど、内部要因見ると取組が増えかかっているので調整も浅いかこのあたりで踊り場形成と思われますが、なんせ円建ては読めません。先を見据えて現物買いは続けてます。
こんな話が流れてました。ドルの信認もこのあたりから崩れてくるのかもしれないと思います。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003001&sid=a3NmNEPWTJ3o&refer=jp_commentary