亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

FOMC(連邦公開市場委員会)

2006年01月31日 23時20分58秒 | 金融市場の話題
日本時間の今晩のFOMC(連邦公開市場委員会)は、広く知られているように0.25%の政策金利(FFレートの誘導目標)の引上げは織り込み済みで、その声明文の内容が注目されている。声明文からこれからの政策の方向性を探ろうというわけだが、次は議長がグリーンスパンではないわけで、どういった解釈になるのか、出てからでないと、よくわかりません状態。
以下FOMCの構成員だが、12の地区連銀でやはり筆頭銀行はNY連銀ということで議決権を持つ地区連銀のうちNY連銀総裁だけは固定メンバーで、後の4名は1年交代でその他連銀総裁から任命される仕組み。今年度は以下の4名ということ。それにしても、今回の声明文はどうなるか、楽しみではある。


・2006年度のFOMCメンバー 議決権保有者12名、会合参加者19名

バーナンキFRB議長 (Ben S. Bernanke)
ファガーソンFRB副議長 (Roger W. Ferguson, Jr)
スーザン・バイズFRB理事 (Susan Schmidt Bies)
コーンFRB理事 (Donald L. Kohn)
オルソンFRB理事 (Mark W. Olson)
ウォーシュFRB理事 (Kevin Warsh)
クロズナーFRB理事 (Randall Kroszner)

・議決権を持つ地区連銀総裁
ガイトナー・ニューヨーク地区連銀総裁 (Timothy F. Geithner)
グイン・アトランタ地区連銀総裁 (Jack Guynn)
ラッカー・リッチモンド地区連銀総裁 (Jeffrey M. Lacker)
ピアナルト・クリーブランド地区連銀総裁 (Sandra Pianalto)
イエレン・サンフランシスコ地区連銀総裁 (Janet L. Yellen)

・議決権を持たない地区連銀総裁
フィッシャー・ダラス地区連銀総裁 (Richard W. Fisher)
モスコウ・シカゴ地区連銀総裁 (Michael H. Moskow)
サントメロ・フィラデルフィア地区連銀総裁 (Anthony M. Santomero)
スターン・ミネアポリス地区連銀総裁 (Gary H. Stern)
ミネハン・ボストン地区連銀総裁 (Cathy E. Minehan)
ホーニグ・カンザスシティー地区連銀総裁 (Thomas M. Hoenig)
プール・セントルイス地区連銀総裁 (William Poole)

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2 コメント

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今、何合目? (ささやか投資家 )
2006-02-01 10:27:27
今何合目かしら?

投資市場の探検と思って金を買ったら

いつの間にか富士山に登っている…

そんな不安な気分です。

地理不案内で心配。

毎日このプログで位置確認させてもらってます。

金は危機への備えとして買ったのに、

いつの間にか金融商品のひとつになったようです。

ペーパーマネー経済の拡がりと共に大きく育って…

本当に今何合目?

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海図のない航海 ()
2006-02-02 14:29:47
お気持ちはわかります。



果たして何合目なんだろう?と。



プロと呼ばれる人々も展開の速さに戸惑っているのが実情です。「いつの間にか金融商品になった」「ペーパーマネー経済の拡がり」その視点は的を得ていると思います。ここは「富士山に登って」もらいましょう。Let it go.で眺めるのはいかがですか。
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