本日のNY市場は9月第一月曜日のレーバーデーの祭日。NYの時間外に当たり本日のアジアの時間帯の取引は高値もち合い。現在午後の5時前でロンドンの取引時間に入ったが、少し動きが出てきたところ。先週、ある業界誌の依頼で原稿を書かせてもらった。そこに「煮詰まった相場はキッカケ待ちで上に行きたがっているように見える」とした。レンジ相場が続いていただけにエネルギーはどのみち溜まっていると見るのは常道だろう。問題は上か下かということだが、環境を考えればここから本格的なショートに向かうのは怖い。単純に値位置だけなら小すくいのショートはあるが、大勢を捉えたものとは言い難い。
最近の本にも「金の1000ドルはバブルにあらず(時間の経過が受け入れる金1000ドル)」と書いたのだが、2つの点をそこで指摘した。それは投資需要の拡大=金融主導型の相場=バブル的相場すなわち短期で終結という従来型の指摘は必ずしも的を得たものではなくなっているという点。さらにインドや中東などの需要国では高値圏ではあっても相場が比較的安定して(その水準での)価格滞留期間が長くなると“高値慣れが発生”し売り惜しみ、そして需要の復活傾向が見られるという2点だった。とくに後者は、変化の様相が緩やかに進むので気付いた時には需給バランスが変わってたということもある。
足元で降って湧いたように「(インドの)7月の輸入は前年同月比で7.6%増の41トン。8月も増加し、5月以降は上昇トレンドが継続している(ロイター)」というニュースが流れているのだが、先週初めのニュースではインドの8月の輸入は前年同月比86%減の14トンとなっていた。
さて、どう捉えるか。タイミングはともあれ結局、上に行きたがっている相場と思う。
最近の本にも「金の1000ドルはバブルにあらず(時間の経過が受け入れる金1000ドル)」と書いたのだが、2つの点をそこで指摘した。それは投資需要の拡大=金融主導型の相場=バブル的相場すなわち短期で終結という従来型の指摘は必ずしも的を得たものではなくなっているという点。さらにインドや中東などの需要国では高値圏ではあっても相場が比較的安定して(その水準での)価格滞留期間が長くなると“高値慣れが発生”し売り惜しみ、そして需要の復活傾向が見られるという2点だった。とくに後者は、変化の様相が緩やかに進むので気付いた時には需給バランスが変わってたということもある。
足元で降って湧いたように「(インドの)7月の輸入は前年同月比で7.6%増の41トン。8月も増加し、5月以降は上昇トレンドが継続している(ロイター)」というニュースが流れているのだが、先週初めのニュースではインドの8月の輸入は前年同月比86%減の14トンとなっていた。
さて、どう捉えるか。タイミングはともあれ結局、上に行きたがっている相場と思う。
「金に破綻はない」と昔に力強くおっしゃっていた頃を思い出します。
とても楽しみです。
こんな状況下での米債ポジションには頭が痛いと思いますが、中国の資本が入り込んでいる話もよく聞きます。米債を売ってリスク資産に振り向けているとすればなかなか良くできたシナリオですが・・・
何を言わんとしているのか意味がわかりません。主語を省略しないではっきりと書いたほうがいいのでは・・?
ちょっと前なら、少し上がったら業者さんがすぐに売りに来ていたのに、みんな賢いなぁと思って見ていました。
今、Kitco確認したら$1000ブレイク!
明日から楽しみです。
以下の日経新聞のリンクをご覧下さい。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090820AT2M2002H20082009.html