亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

トランプ政権 端から一部メディアと対立姿勢

2017年01月23日 23時28分32秒 | トピック

ホワイトハウスの大統領執務室の内装は既に変わっていて、カーテンの色はオバマ時代のブラウン系の落ち着いた色調から、キンキラキンのゴールドに変わったと報じられている。ほら、予想通りでしょ・・・という感じの報じ方。ここまでの言動から、メディアの報じ方も結構バイアスが掛って来ているとみられるので、受け取るこちらも気をつけねばならぬが、ツイッターをこれまでどおり続けると宣言したのは、やはり何かの騒動が巻き起こりそうだ。

オバマが残した公式アカウントにこれまで使っていたトランプアカウントの両方を併用するのだろうか。これからは、大統領としての発言内容が残ることになるので通常ならば、これまでとは変化がみられるのだろうが、どうなるか。

そもそもツイッターを使うのは、メディアに対する不信があるとされるが、さっそく就任式への聴衆の参加人数を巡り「オバマ一期目の半分の参加者という」メディア報道に「ウソ!を報じている」と噛みついた。映像が本物なら(本物と思われるが)、確かに半分程度だったように見えた。新政権は、記者会見の数自体も減らそうとしており、ホワイトハウス記者クラブともめているらしい。おまけに記者会見場を、ホワイトハウスから隣の行政関連ビルに移す計画があり、この点でも記者クラブともめているようだ。いまは大統領執務室のある同じ西棟の中にある。今朝見た国際報道では、新任のスパイサー大統領報道官が、記者会見で言いたいことだけ言って記者の質問を無視して退席し、大ブーイングとなっていた。もともとメディアと良好な関係を築くのが、一般的な姿だが、端から対立姿勢も珍しい。この週末から、外交も動くようなので、こちらは見守るしかあるまい。

金市場の方は1220ドルが抜けない。ファンドのポジションは、ロングもショートも小幅に増えるという感じで拮抗しているようだ。中東情勢は、かなりイスラエル寄りの政策スタンスにつき、こちらも流動化しそうだ。娘婿のクシュナーがいろいろ動いているのだろう。

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