復活

いま名古屋のホテルにて更新。本日は午後13時15分からGA（ゴールド・アドバイザー）研修会の講師を担当。名古屋での開催は初めて。滞りなく16時45分に終了。・・・・・で、市況急変のおりにナンですが、終了後はホテルに荷物を置きこれも初めての名古屋ドームに。事前に試合日程をチェックしていたので、試合開始には間に合わないものの状況が許せば時間をみていってみようと思っていたわけです。結果は、いい試合だった。着いた時は2回表のタイガースの攻撃中。あえなく凡退。相手ピッチャーはケンシン（川上憲伸）。正直言って（予想はしていたが）これはアカンと思いましたねぇ。ケンシンはいいピッチャーだ。ちょっとや、そっとでは打てない相手。個人的にもバッターボックスでさえ闘志を前面に出す“劇画タッチ（？）”のこの選手は好きな選手のひとり。トラの先発はボギー（ボーグルソン）。今日のボーグルソンも調子はよかった。試合は両投手の投げ合いで双方ともにノーヒットの投手戦。しかし、TVでは面白いだろうが球筋など見られない球場観戦には、これはつまらない展開。この2日間は乱打戦に近いシーソーゲームを制していただけに午後7時過ぎに6回の表に入ろうかという試合展開には、選りに選ってセ・リーグ今季最短試合を選んでしまったのではないかと諦めムード。

そのボーグルソンが6回裏出合い頭の一発を浴び先制を許すも7回表、金本の2ラン、リンのスリーベースなどで空かさず逆転。この辺りがシーツの復調に象徴的なのだが打線にリズムが戻ってきた。見せ場はこれだけではなかった。8回裏、阪神久保田が中日打線につかまり思わぬ苦戦。ノーアウト満塁のピンチを藤川の投入もあり1点に抑える。追い込まれた局面での藤川球児の“一球入魂”気迫あふれる投球は、手に汗握るという面でも見ごたえがあった。後半戦を昨年あれだけ勝てなかった名古屋ドームでの中日戦をこれで３タテ、借金返済。たしか一時は12ゲーム開いていたトップとの差は4.5ゲーム。射程に入ってきた。「伏虎」は立ち上がった。ベテラン勢の不振や故障で出遅れたが、それが逆に若手の登用、成長につながったのは瓢箪から駒。楽しみになってきた。明日の甲子園はさぞ盛り上がるだろう。

初めての名古屋ドームは3塁側スタンドから観戦したが、驚いた。3塁側でも圧倒的にドラゴンズファンが多い。東京ドームでもこんなことはないし、神宮などホーム（甲子園）と錯覚するような感じなので、8回裏のドラゴンズの攻撃の際の応援は甲子園の逆バージョン。これは迫力があった。見るからにトラファンという格好をするヒトビトが多い甲子園だが、名古屋のファンは地味（？）だが応援は迫力あった。興味深かった。