米連邦公開市場委員会(FOMC)は、市場の予想通り政策金利は1.75~2.00%で据え置き。発表された声明文は、7月に行われたパウエル議長の記者会見での強気見通しをそのまま反映した上で、その後の経済指標の結果から、さらに強気にという印象。“Economic activity has been rising at a strong rate(経済活動は力強い速度で拡大している)” をはじめ家計支出はこれまでの「上向いている」から「強まっている」に変更など、経済や労働市場を表す文言に、関連語を含め“strong”が6回使われた。過去9年で最も楽観的との指摘もあるが、先月で拡大10年目に入った米国経済は、減税効果もあり足元で加速していると見られるので、まさに「真夏」ということだろうか。異常気象で夏が長かったりして・・・・。
市場では、9月のFOMCは既定路線、12月の利上げも織り込みにかかる動きとなっている。
ただし、1日の市場は、ホワイトハウスが発表した、2000億ドル相当の中国製品に課す関税を当初の10%から25%に引き上げるというニュースに反応。トランプが中国を追い込みに掛ったことを受け商品市場は総売りの状態に。今朝、調べた段階ではわずかに小麦が上がっているのみ。6月15日の反応と似ているのだが、金も連れ安。
前日は、ブルームバーグがムニューシン米財務長官と劉鶴中国副首相が代理人ベースで接触と流し、産業用メタルを中心に買われたばかり。いま通商で前面に出ているのがウィルバー・ロス(商務長官)とライト・ハイザー(USTR代表)なので、このニュースは???だったが、やはりね・・ということに。しかし、ムニューシン・ルートも、接触しているのは、その通りだと思われる。どちらの方法を、大統領が好んでいるか・・ということだろう。
いずれにしても、脅しにかかっているわけだが、中国が思惑通り折れて来るか否か。中国も苦しい状況故に妥協するか。。。しばらく、金市場にはドルの暗雲がかかりそうだ。
市場では、9月のFOMCは既定路線、12月の利上げも織り込みにかかる動きとなっている。
ただし、1日の市場は、ホワイトハウスが発表した、2000億ドル相当の中国製品に課す関税を当初の10%から25%に引き上げるというニュースに反応。トランプが中国を追い込みに掛ったことを受け商品市場は総売りの状態に。今朝、調べた段階ではわずかに小麦が上がっているのみ。6月15日の反応と似ているのだが、金も連れ安。
前日は、ブルームバーグがムニューシン米財務長官と劉鶴中国副首相が代理人ベースで接触と流し、産業用メタルを中心に買われたばかり。いま通商で前面に出ているのがウィルバー・ロス(商務長官)とライト・ハイザー(USTR代表)なので、このニュースは???だったが、やはりね・・ということに。しかし、ムニューシン・ルートも、接触しているのは、その通りだと思われる。どちらの方法を、大統領が好んでいるか・・ということだろう。
いずれにしても、脅しにかかっているわけだが、中国が思惑通り折れて来るか否か。中国も苦しい状況故に妥協するか。。。しばらく、金市場にはドルの暗雲がかかりそうだ。