近年の金融経済の動きの速さとそれについていけない政策について、あれこれ考えながら日々の市場を見ている。すでに6月のFOMCの議事録発表時に取り上げたが、4月と6月のFOMCではわずか2ヵ月の間に「出口戦略」が「(その段階ではもしもの選択肢として)追加の緩和策」の検討に変ってしまった。当局は一生懸命に対応しているし良くやっていると思う。それでも市場の反応が速く後手に回りがちだ。どんどん現状を織り込みながら先読みしていく。情報社会のモンスターの動きにみんな振り回されている。やっかいなのはモンスターを飼っているのは、市場を見ている我々自身であり、その規模はIT化とグローバル化で巨大化してしまったこと。こんな市場で介入しても、効いても一時のことで、機が熟するまでは戻り売りの機会を作るに過ぎないのではないか・・・・・これは言うまでもなくドル円の話。
以下は本日の午後(つまり先ほど)、ある投資レポート用に起こした原稿の一部。
(前・・大幅に・・略)
「出口戦略」といえば、4月のFOMCでは景気認識も上方修正され、それらを受けて株式市場でもNYダウがリーマン・ショック発生前の水準に近いところまで戻る(4月29日11167.32ドル)など明るさが出ていたのである。皮肉にもそこがダウ平均の戻りの天井となってしまった。実際にその翌週からユーロ圏ではギリシャなど南欧を中心としたソブリン債の危機が一気に高まり、その混乱は瞬く間にユーロ危機に至るという展開を見せたのは記憶に新しい。
このスピード感が近年の金融事象の特徴であり、そこには多分に投資家あるいは消費者や企業などいずれも“マインド”が強く反映されている。もちろんIT化とグローバル化というインフラの下での話ではある。
怖いのは、数多くの「懸念」が積み重なって、またお互いに共鳴し合ってより大きな「懸念」というよりもこの場合「不安心理」を作り出し、それが何かをきっかけに市場に「パニック」をもたらすと市場の雰囲気は一気に暗転してしまいショック状態に陥る危うさがある。
こうした環境に我々が立たされていることの認識は常にもつ必要があるといえる。投資対象としての金の保有がジワジワと進んでいる背景であると解釈している。(後・・大幅に・・略)
昨夜のNY市場の株安を見ていて、またまた市場の動きの怖さを思った次第。ただし金市場に関しては2008年10月の再来は(規模の小さなものは別として)ないと捉えている。これはまた別の機会に。
以下は本日の午後(つまり先ほど)、ある投資レポート用に起こした原稿の一部。
(前・・大幅に・・略)
「出口戦略」といえば、4月のFOMCでは景気認識も上方修正され、それらを受けて株式市場でもNYダウがリーマン・ショック発生前の水準に近いところまで戻る(4月29日11167.32ドル)など明るさが出ていたのである。皮肉にもそこがダウ平均の戻りの天井となってしまった。実際にその翌週からユーロ圏ではギリシャなど南欧を中心としたソブリン債の危機が一気に高まり、その混乱は瞬く間にユーロ危機に至るという展開を見せたのは記憶に新しい。
このスピード感が近年の金融事象の特徴であり、そこには多分に投資家あるいは消費者や企業などいずれも“マインド”が強く反映されている。もちろんIT化とグローバル化というインフラの下での話ではある。
怖いのは、数多くの「懸念」が積み重なって、またお互いに共鳴し合ってより大きな「懸念」というよりもこの場合「不安心理」を作り出し、それが何かをきっかけに市場に「パニック」をもたらすと市場の雰囲気は一気に暗転してしまいショック状態に陥る危うさがある。
こうした環境に我々が立たされていることの認識は常にもつ必要があるといえる。投資対象としての金の保有がジワジワと進んでいる背景であると解釈している。(後・・大幅に・・略)
昨夜のNY市場の株安を見ていて、またまた市場の動きの怖さを思った次第。ただし金市場に関しては2008年10月の再来は(規模の小さなものは別として)ないと捉えている。これはまた別の機会に。
私に言わせれば昨年12月の高値1227ドルから紆余曲折を経てやっと今年は1267ドルの高値まで来て今は1200ドル近辺と昨年からは余り上昇していないように思うのが・・?
800ドルくらいから、あるいはリーマンショック後の2008年末くらいからなら随分と上がったということではあるが・・?
豊島さんなども「先の1250ドルの金バブル」と平気で書くし、どうも「金がバブルなのに妄信してる金信者が多い」というニュアンスの論調が目に付く。
NYの堀古さんは終始一貫して「今買えるのは金だけ」と弁舌も爽やかだが・・。
2 円高阻止のアイデアくらい学者、研究者、企業家、実務家は提案したらいいのに・・?
①意味のあるばら撒きで日本の債務を増やす。
②マイナス金利を採用して銀行、郵貯などの預金から預金者のたんす預金に移す。
金融機関が国債を買う原資を減らす。
③外貨取引への課税。円売りには無税で円買いには相当の課税をして円安誘導をする。
・・・
いくらでも素案の材料くらいあるでしょう?
それで飯食ってる人は仕事ですよ!
ぜひともよろしくお願い申し上げます。
世界金融危機を招き、世界大不況に陥れた。自由競争とは名目で金融信用を逸脱した
詐欺金融ゲームの破滅で、大手銀行や地方銀行、金融公社、保険会社、投資銀行、
Big3等が経営困難、破綻寸前と倒産に追い込まれたし、まだ、一部の特選企業以外
は確実な回復方向も不明です。
【国家は国民が労働の意欲を失った時に破滅する!】
「米国地方銀行破綻が09年12月末で140行、10年7月末で早くも108行」の
惨状である。それに3000万人以上の失業者が溢れ、生活保護者も2000万人、加州
始め多くの州が非常事態的財政逼迫しているのです。
08年の「アメリカ発端の騙し金融ゲーム」で世界は約5000兆円も資産消失した。
米国発金融危機は一局支配的増長国の仮装詐欺師金欲集団の金融破壊者どもが招いた
国際社会への挑戦である。「レバレッジ」なる「無からマネーを創った」虚偽です!
それ故、この金融信用失墜は安直な信用回復などしないし、ユダヤ支配の金融業界は
実に「強欲異常者の業界」と認識すること。
【マネー業界は「道徳、倫理や人の心」など徹底喪失させられた吸血集団である。】
あり、これらの「投資家よりマネー奪い取りの組織」も決して信用は出来ません。
この「金融虚偽膨張の崩壊」を招いた「米国巨額不良クズ券の保有銀行連」が大不況の
原因で住宅と商業不動産はまだ、下落中なのに騙し傲慢な黒字決算など下劣企業人種!
自分らの「数10億円のボーナス確保のみ」のちんけな決算発表する「世界無視の
デブ強欲国」にへばり付く日本は今も米国債を只管買わされており、「巨額国債発行
予算の経済再建」では【1000兆円の国民借金証書】の巨額化に暴走するのみです。
FRBは米ドル札を印刷バラマキの再突入で、経済出口作戦どころか迷路入りの様だ!
【また、ユーロ圏はもう少し冷静で堅実な金融対処かなと思っていたが、人間社会の
行政と金融界など同じ穴の狢で金には弱い無責任が今後も続くのでしょう!】
経済がデフレの不況後は必ず、インフレに変身する。そして、「株券や債券等」の暴落
から「紙幣の紙屑化」は走り始めたら急激だが、ほとんどが経済音痴であり気付いた
時に一般人は紙屑を握り締めるばかりです。
「真価の金地金等」での資産防衛は常道です。日本ではまだ、しっかり購入出来るし、
リーマン時の様な価格暴落なら出来るだけ買い込むのみのチャンスです!
亀井さんの言われるように、今年は2008年とは、違うようです。
しかし、多数の船が溺れていく中。
一隻の船に、これだけもの人が、救済を求めると、いくら頑丈な船でも、傾きます。
但し、今年は、沈没は無いと言ったところですかね。
6時10分配信 フィスコ
8/12のNY金相場は大幅上昇。NY金先物価格は1200ドル台を回復して7/1以来の水準1218.5ドルまで上昇し、1216.7ドル(前日比+17.5ドル、+1.5%)で取引を終えた。
朝方発表された米・週次の新規失業保険申請件数が事前予想を上回ったことを受け、雇用低迷の長期化や景気減速に対する懸念が強まり、安全資産として金を購入する動きが広がった。このほか、米投資銀行ゴールドマン・サックスが、半年以内に金価格は1300ドル台に達する可能性が高いとの見方を示したことも材料視され、相場は上昇基調を強めた。」
世界経済暗雲で原油などは強く影響を受けているようだ。昨日は金だけでなく白金などの素材や穀物なども概ね高かった。
白金などは新興国の自動車需要の堅調推移と南アフリカの鉱山スト?が買い要因かな・・よくわからないが・・?世界経済暗雲なら白金は怖いね?
GSも年末に金1300ドル台と再度のご託宣。
今度こそそうなれば結構なことだ。
そうすればヤクルトは12連勝だが・・・?