亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

お知らせ 「バブル化する金」をテーマに独自セミナー開催

2012年11月01日 18時31分57秒 | 金市場

以前参加の方でメールアドレスをご登録いただいている方には既にお知らせいたしましたが、
恒例の「投資環境の風を読む」と題したセミナーを今月開催いたします。11月14日(水)が18時30分開始の夜の部。11月19日(月)は14時開始の昼の部となります。それぞれ内容は基本的に同じです。ただし、時事的要素を盛り込みますので、その間のイベント次第では取り扱う題材が多少変わる場合はあります。時間はたっぷり2時間です。

場所は、いつもの中野サンプラザです。JR中野駅北口を出て直ぐに見える建物・・・です。今回のテーマ設定は、以下のようになります。いつものように申し込み順の受付となりますが、会場の関係で定員(約60名)になり次第締め切らせていただきます。

「バブル化する金(世界同時不況と金市場)」

リーマン・ショックに象徴される米国の金融・住宅バブルの崩壊は、グローバル化の中で連鎖し、とりわけユーロ圏では新通貨の影に隠れていたソブリン債バブル崩壊の引き金を引きました。欧米で同時進行した急激なバランスシート調整は、まさに世界同時不況から恐慌への道をたどる可能性があるものでした。対応策として米国FRBが採用した空前の規模の量的緩和策は、一度だけの例外的措置のはずでした。あれから4年、「超金融緩和」は常態化し、政府財政の逼迫化の中で間接的な補完機能まで担うことになっています。

折しも影響は新興国にも及びその高成長も踊り場に差しかかっています。おそらく世界経済は、ここからの3~4年ほどは辛い時期に入るものと思われます。その中で繰り広げられる通貨安戦争は、手立ての少なくなった国家間の対応策の結果でもあるでしょう。堕落する通貨への対抗策を考える投資家の動きは既に始まっているのです。2011年9月に1923.70ドルの過去最高値を記録し1年余りの調整期間を経た金市場と金融を考えます。



以上ですが、申し込みなど詳細は、以下のサイトにアクセスしてください。

http://www.fp-clue.com/seminarinfo122.html

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