まずは昨夜ライブで書いたことと重なるが、金の話から。昨日は朝からいわばジャンプ・スタートとなった金だが、10月1日ということで新たな四半期に入り、先週末の四半期末に向けて一度は売り確定した(手仕舞い売り)ファンドが、新たに買い参入したと素直に捉えるのがいいだろう。端的には、先月のFOMCの余韻未だ覚めやらずということ。ただし、余韻は余韻であって新たな材料が出たわけではない。したがって予想外に良かった9月の「米ISM製造業景況指数」を受けて、急落状態となった。おそらく製造業は引き続きパッとしないとの読みもあったと思われる。このデータにしても単月ではわからない。早朝に年初来高値更新となる1795ドル近辺まで買われたものが、ISMで一時は1754ドル程度まで落とされ、午後になって始まったバーナンキ議長の講演を受け(内容に変わり映えはなかったが)フロア取引の引けは1783.30ドルと相なった。その後、時間外でまた1770ドル台に舞い戻って
アジアの時間帯に・・。
朝の急騰の材料にハト派で知られるシカゴ連銀のエバンス総裁の発言が挙げられていたが、確かに背中を押したと思われる。失業率は2014年まで7%に低下することはないだろうとして、毎月400億ドル(約3兆円)のMBS(住宅ローン担保証券)の買い取りが、少なくとも2013年通じて続くとの見方を示したというもの。買い方としては、待ってましたと材料視したというところ。
今回のQE(量的緩和策)については、従来のものと時間軸(duration)を不透明にした点で一線を画したものとなっている。単なるQE3ではなかったわけで、自分なりの表現をするならば「(寄せては返す波のように)何度でも美味しい拡大版QE3」といったところだ。裏を返せば、まだまだ打つ手はあると思わせねばならない中央銀行の苦境を表すともいえよう。
今週は米雇用統計の発表が控えるが、その前日の4日にECBの理事会がある。さらにこの日は先月のFOMCの議事録要旨が公表される。毎月400億ドルのMBS(住宅ローン担保ローン)の買い以外の追加策について、どんな話し合いが行われたのか興味深い。
アジアの時間帯に・・。
朝の急騰の材料にハト派で知られるシカゴ連銀のエバンス総裁の発言が挙げられていたが、確かに背中を押したと思われる。失業率は2014年まで7%に低下することはないだろうとして、毎月400億ドル(約3兆円)のMBS(住宅ローン担保証券)の買い取りが、少なくとも2013年通じて続くとの見方を示したというもの。買い方としては、待ってましたと材料視したというところ。
今回のQE(量的緩和策)については、従来のものと時間軸(duration)を不透明にした点で一線を画したものとなっている。単なるQE3ではなかったわけで、自分なりの表現をするならば「(寄せては返す波のように)何度でも美味しい拡大版QE3」といったところだ。裏を返せば、まだまだ打つ手はあると思わせねばならない中央銀行の苦境を表すともいえよう。
今週は米雇用統計の発表が控えるが、その前日の4日にECBの理事会がある。さらにこの日は先月のFOMCの議事録要旨が公表される。毎月400億ドルのMBS(住宅ローン担保ローン)の買い以外の追加策について、どんな話し合いが行われたのか興味深い。
日銀、金額指定。効果は限定的でした。
もっと大胆にやればいいのに・・・。
為替介入は財務省の管轄です。日銀は財務省の指示のもと、介入実行するだけです。
「そんな事知ってるよ」と笑われるかも知れないけど、ちょっと気にかかって…老婆心と御笑止を。