日米金利動向に関心が集まりだした

いま18時過ぎという日本時間の夕刻の時間帯。まず金市場の話から。イースター休暇中（14日は休場）の欧米市場の間隙を縫う形の東京市場（東京工業品取引所）を使った仕掛けは、本日も続いた。展開は昨年11月末のサンクス・ギビングで欧米勢が手を緩めた際の攻勢と似てはいる。似てはいるけど、あの時のようなアジア（東京）発の上昇モメンタムを作ることが出来るか否かは、ひとえに今夜のＮＹ市場の動向に掛かってくる。マクロな環境を考えると、当時と今とでは随分景色が変わってしまっているのが気になる。言うまでもなく日米双方の長期金利のことだけど、向こうが5%突破なら、こっちは2%突破の勢い。国内では、財務省が色めき立ってきた。株式市場は敬意を表して早々と調整モードだ。流れとしては日米金利差は縮まる方向なので、ドル円はドル安方向となるが、材料はいつもながら複合的ゆえ、きっかけ待ち。材料の出方次第で急な動きもありか。さてさて、原油もＮＹアクセス（時間外）で70ドル突破。週明けはどうなる。。いろいろ注目の週となりそうだ。個人的にも、今週は“あたふた”状態。