ETF主導型の展開とはいえ、さすがに過熱が指摘されている。NYコメックスの買い建て玉(ロング)も増加中ゆえに、そりゃそうでしょう。ただし、今回の相場に乗り遅れた手合いは押し目を待っていると思われるので、950以下は拾ってくるのではなかろうか。930ドルがまずサポートか。ETFといえど、必ずしも長期投資家とは限らず多少の“出入り”もありそう。それにしても、昨年の3月との比較では、相場つきは違うのも事実。投資需要主体の相場展開が、すべからくバブルの要素を孕(はら)むのか否かは意見が分かれるところだろう。どう違うのか。前回の4桁行きのリーダーは、先物市場(コメックス)でレバレッジを利かせたヘッジファンドだった。今回はETFは現物と同じゆえに、ゴンゴン買い上がる力技の相場展開。その力強さを横にらみしたファンドが側面から追随。SPDR(スパイダー)など昨日の22トン強増え、ついに年始から228トンの増加。恐るべし。この数字がどうすごいのか、馴染みのない人はピンとこないだろう。ちなみに2008年1年間の増加は152トンだった。昨年のリーマン以後もそうだが、市場が強張る裏にはETFの増加が見られるのは確かだが、どこまで続くのかは環境に左右されそう。
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どなた様かお教えくださいませ。
なるほど、いざとなったらやはり、手元に現物保管なのですねえ。
皆様の智恵を今後もお聞かせくださいませ。
助かります。
しかし田舎の倉庫とはどれだけ頑丈なんでしょうね。