さて、昨夜の騒然とした空気の中から一夜明け、霧が晴れつつあるが、その中で見えてきたもの、いまだ見えないもの、それでも見通しは良くなってきた。そういえば昨夜、何気に見た(クリックした)ロイターのページに「ロンドンの4ヵ所で爆発」という文字があり、なんじゃ!これは!未更新で残っているのかと思ったら(冗談抜きにホント)ライブのニュースで驚いた。騒がしい日だった。本日の新聞で「米市場トリプル安」という見出しを見たが、確かにトリプル安ではあるが、声高に言うほどのこともあるまい、というのが正直な感想。象徴的なニュースの後だけに、ほら、こんな反応があったんだぜ、という気持ちはわかる。
今回の制度改革で何が変わったか簡単に表わせば、“中国の通貨制度はこれまでドルだけを見てきたが、これからは他の通貨も見ます”と宣言したことにつきる。それをもってドルの位置付けが下がったとの指摘はできるし、実際その発想で昨晩の米国債は売られ、金利は急騰した。ドル円もいきなりドル売りとなったのは、このところ政局やら何やらでドル買い(円売り)ポジションに大きく傾いていたという個別事情もあるのだろう。見極めはこれからということだと思う。その面ではドル安に反発した金市場も同じこと。今晩のNYがどう球を打ち返してくるのか・・・。少なくとも、中国経済はこれまで以上に国際経済の枠組みにより組み入れられたということでしょう。97年から98年の怒涛のアジア通貨危機の際には、枠外にいたことから我関せずでいられたが、これからはそうは行くまい・・・・ということは我らも“美国”も彼の国に何か事があればこれまで以上に影響を受けるということだろう。
世も更けるなかで話が難しくなりそうなので、方向を変えよう。
本日夕刻はラジオ日経の銀座にあるサテライトスタジオに呼んでいただきました。生番組だったが、やはり製作担当者(デイレクターですね)の関心は「レンミンピ」。それで中国から話題は始まった。中国から始まったのだけれど、パーソナリティの小原さんが先週、住友金属鉱山の菱刈鉱山に取材で潜った(?海ではないね)ということで、経験者でもある私はその辺に同調してしまい(ラジオだから“同調”は避けられないないのだ)、話は中国から鹿児島に帰ってきてしまった。そういえば番組開始前の軽い打ち合わせ中に、伊藤洋一さんが顔を出しスタッフの方々に差し入れ(おみやげ?)。私も打ち合わせ中にいただきましたが、う~~む。精力的なのだ。
今回の制度改革で何が変わったか簡単に表わせば、“中国の通貨制度はこれまでドルだけを見てきたが、これからは他の通貨も見ます”と宣言したことにつきる。それをもってドルの位置付けが下がったとの指摘はできるし、実際その発想で昨晩の米国債は売られ、金利は急騰した。ドル円もいきなりドル売りとなったのは、このところ政局やら何やらでドル買い(円売り)ポジションに大きく傾いていたという個別事情もあるのだろう。見極めはこれからということだと思う。その面ではドル安に反発した金市場も同じこと。今晩のNYがどう球を打ち返してくるのか・・・。少なくとも、中国経済はこれまで以上に国際経済の枠組みにより組み入れられたということでしょう。97年から98年の怒涛のアジア通貨危機の際には、枠外にいたことから我関せずでいられたが、これからはそうは行くまい・・・・ということは我らも“美国”も彼の国に何か事があればこれまで以上に影響を受けるということだろう。
世も更けるなかで話が難しくなりそうなので、方向を変えよう。
本日夕刻はラジオ日経の銀座にあるサテライトスタジオに呼んでいただきました。生番組だったが、やはり製作担当者(デイレクターですね)の関心は「レンミンピ」。それで中国から話題は始まった。中国から始まったのだけれど、パーソナリティの小原さんが先週、住友金属鉱山の菱刈鉱山に取材で潜った(?海ではないね)ということで、経験者でもある私はその辺に同調してしまい(ラジオだから“同調”は避けられないないのだ)、話は中国から鹿児島に帰ってきてしまった。そういえば番組開始前の軽い打ち合わせ中に、伊藤洋一さんが顔を出しスタッフの方々に差し入れ(おみやげ?)。私も打ち合わせ中にいただきましたが、う~~む。精力的なのだ。
パーソナリティーの小原隆子です。
旬の話題『RMB』から、鹿児島『菱刈』ネタへ
引き戻した張本人でございます。
鹿児島で「金」の魅力に取り付かれ、毎日、
「金」「金」と騒いでいます。
こちらのブログを拝見し、勉強させていただきます。
私、鹿児島から戻るフライトで、夏風邪を引いたようです。亀井様も体調にご留意くださいませ。
来週の日経夕刊楽しみにしています。
『ラジオでブログ(仮題)』でマーケット・トレンドを紹介いたします。
掲載される写真に、亀井さんの横顔が載りますのでお楽しみに!