独立記念日の連休明けの7月6日のNY市場の金価格は反落。先週木曜日以降に目立ち始めたファンドの益出し売りが引き続きみられ、NYコメックスの先物価格は12.60ドル安の1195.10ドルと5月24日以来となる1200ドル割れの水準となった。海外メディアの場況では欧州や上海の株式市場が落ち着きを取り戻し、NY株も上昇するなか、金市場に対する関心がやや薄らいだというふうな解説となっている。
株が上昇し、状態が落ち着いたといっても小康状態に過ぎず、むしろ、このところの世界的に先行きの不透明な環境のなかで、先週の下げをきっかけに夏休み接近で利益確定に急ぐファンドが増えたというほうが納得できる。
先週後半以降の流れを見るに、まとまった利益確定売りに久々の目立った下げに見舞われた8日(木)を境に調整局面入りの可能性が出たが、引値ベースで1200ドル割れを見たことから確定。この場合、下値のサポートライン(支持線)は1170ドルが当面のメドとなりそうだ。1200ドル割れで、実需筋の買い引き合いやここまでの上昇相場に様子見に回っていた投資家の買いがどの程度入るかもポイントとなる。またNYコメックスの先物取引の取組(取引残高)は先週後半以降急ピッチで減っており、一般的な流れでは数日以内に一巡感が出るものと思われる。
今月に入り金ETF(SPDRゴールド・シェア)の残高が少しずつ減少している。3営業日で約4トンの規模につき、こちらも益出し売りの流れだが、7月は年始1月に続く年金基金の資産配分見直しの月ゆえに、全体の流れとともに動向を注視しているところ。
米国関連のデータでは、米供給管理協会(ISM)が発表した6月の非製造業景況感指数は市場予想の55.0を下回る53.8となった。成長の分岐点となる50ポイントは上回っているものの減速を思わせるもの。この点で雇用指数が5月に07年以降で初めて50を上回ったものが再び50割れとなったことから、このところの一連の経済指標同様に懸念材料視される結果となっている。このあたりも、金市場を取り巻く環境が変ったわけではない。
話題は変るが、春先から低温が続いて異常気象を思わせる日本だが、米国でも気象庁(NWS)が6日にニューヨークやニュージャージーなど米北東部地域での高温注意報を発令している。ニューヨークでは6日の気温が8年ぶりに華氏100℃(摂氏38℃)になったとのこと。この気温は2001年8月9日以来初めてとのこと。日本では関東以北の冷夏が予想されている。本日は七夕。
株が上昇し、状態が落ち着いたといっても小康状態に過ぎず、むしろ、このところの世界的に先行きの不透明な環境のなかで、先週の下げをきっかけに夏休み接近で利益確定に急ぐファンドが増えたというほうが納得できる。
先週後半以降の流れを見るに、まとまった利益確定売りに久々の目立った下げに見舞われた8日(木)を境に調整局面入りの可能性が出たが、引値ベースで1200ドル割れを見たことから確定。この場合、下値のサポートライン(支持線)は1170ドルが当面のメドとなりそうだ。1200ドル割れで、実需筋の買い引き合いやここまでの上昇相場に様子見に回っていた投資家の買いがどの程度入るかもポイントとなる。またNYコメックスの先物取引の取組(取引残高)は先週後半以降急ピッチで減っており、一般的な流れでは数日以内に一巡感が出るものと思われる。
今月に入り金ETF(SPDRゴールド・シェア)の残高が少しずつ減少している。3営業日で約4トンの規模につき、こちらも益出し売りの流れだが、7月は年始1月に続く年金基金の資産配分見直しの月ゆえに、全体の流れとともに動向を注視しているところ。
米国関連のデータでは、米供給管理協会(ISM)が発表した6月の非製造業景況感指数は市場予想の55.0を下回る53.8となった。成長の分岐点となる50ポイントは上回っているものの減速を思わせるもの。この点で雇用指数が5月に07年以降で初めて50を上回ったものが再び50割れとなったことから、このところの一連の経済指標同様に懸念材料視される結果となっている。このあたりも、金市場を取り巻く環境が変ったわけではない。
話題は変るが、春先から低温が続いて異常気象を思わせる日本だが、米国でも気象庁(NWS)が6日にニューヨークやニュージャージーなど米北東部地域での高温注意報を発令している。ニューヨークでは6日の気温が8年ぶりに華氏100℃(摂氏38℃)になったとのこと。この気温は2001年8月9日以来初めてとのこと。日本では関東以北の冷夏が予想されている。本日は七夕。
一方で、金融危機での一番の投資先は、金と・・専門家の意見。
今の時点では、何とも言えませんが、では、個人は、いくらまで下がれば、金を買うのでしょうか?
金の相場は、日本人が、金現物を買うときに上昇するとか・・
押し目買い好きな日本人であれば、やはり1050でしょ。反対にそれ以上下落すれば、来年以降は、予想が立たないですよね。
チャートは、個人の心理をそのまま映し出しています。
これからは、かなり下落のスピードが速くなるのでは?
なぜなら、この辺で買いを入れた人がたまらなくなって損切り加速・・
まだまだ、金が通貨の価値になるのには時間がかかりますよね。
やっぱ、一番強いのは、今年も 円ですよ。
値動きが大きいと零細投資家にもチャンスあり。
k先生いつも貴重な情報をストレートな表現でありがとうございます。
以前私は他のかたのコメントでのお勧めの本の著者を批判したところ思わぬ反撃を受けてびっくりしたことがありました。 その著者など人身売買の記述で 若いきれいなねーちゃんがあられもない格好ではこばれていったので それをみたー現地のひとーがかわいそーに思ったなんてことをへーきで書いていましたよ。そのような過去の記録などあるはずないのに
それでも相撲は国技なんでしょうね。
誰かさんも、先日中国は、金を安値で仕込みたいとか、投稿されていましたが、私もそう思います。今、金を購入すれば、不良債権を引き受けるようなもの、・・であれば、債務国が金を放出して、下落を待ってから、しこたま仕込むってのが、中国のイメージでは?
中国は、ドルよりも、ユーロよりも 今後、何が上昇するのかを考えてる。
だから、日本国債に投資しているのだと思う。
金は、世界中の国が保有している。
いつ、換金売りが、出てもおかしくない。
でも、日本国債は、海外率、先日までは、わずか 3パーセント・・
これって、中国から見れば、一番安全資産でしょ。やっぱ、中国は頭がいいですよね。
いや、したたかですね。
日本は、まだまだ捨てたものでは、ないですよ。
ここでは、日本に対しての批判が多いようですが、日本国の中にいてるから、解らないってこともあるのでは?
日本は、素晴らしい国だと思って、頑張っている人も沢山いると思います。
何故って?世界一の債権国ではないですか!
先日の、日経に(かなり前)日本国債が、暴落するからといって、他の通貨や国債、そのほか円が下落するレベルでの投資に関しての記事がありました。
結論からいいますと、円下落を予想して投資している人は、かなりのリスクを背負うことになると・・国債の下落には、予兆がが可能なのだとか。
その予兆傾向が、出てからでも遅くない。
従って、今は、円以外の物に投資するほうがリスクなのだとか。
日本国債の下落の予兆は、ここでは長くなるので、やめておきますが、
円は、きっと、来年あたり、84円位になっていると思いますよ。
円高で、輸出企業が、赤字になる時代も、もう終わりです。今は、為替予約をしている企業が殆どですからね。
さて、円は底値をついたのか?
中国次第かなと・・
おそらく、金価格を下げて、円をしこたま又買い込むのでしょう。