最終的に金融政策に頼らざるを得ないと見ている米国経済について、ここにきて米国内でもデフレ論議が巻き起こっている。国内メディアでは、やはり日経が様々な局面でその模様を伝えているので意識して読むのがいいと思っているし、また読んでいる人も多かろう。カネが主導する経済のバブルの生成と崩壊そしてたどる経過は似ているようで、以前から指摘されているように米国の状況はおおむねかつての日本と同じ途を歩んでいる。異なるのは離陸した新興国群の存在と「学習効果」といえる予防的金融政策の実行という点だろう。実際にそれらは底割れを防ぎ効果を発揮した。しかし踊り場を迎えたいま、それらとて時間稼ぎに過ぎなかったのではという疑念が高まっている。
1ヵ月前から現在の世界経済の状況をジャンボジェットの4基のエンジンに例えて話したりレポートを書いたりしている。「4基あるエンジンのうち1基のEU(欧州連合)というエンジンが出力を急速に絞ろうとしている。日米という2つのエンジンも出力の維持について見直しを迫られる状況の折に、である。頼みの綱となっている中国、インドなど新興国エンジンの方はむしろ過熱が心配され、その面での出力低下が模索されている状態となっている」。という具合に。この局面で乱気流に遭遇すると、一般によくある揺れであっても、かなりの揺れと感じられるのかもしれない。それがさらに企業を、また個人の支出を絞らせる。世界景気は、シートベルトを外せる高度(巡航高度)に達する前に燃料切れに陥りそうな状況になりつつあるわけだ。
デフレ論議については考えることは多い。はっきり言って金融政策と実体経済の相互作用、影響の度合いというのは好きなテーマでもある。消費者あるいは投資家のマインドなど様々な要素がからむ。したがって特に最近は、起きている出来事や発言のなかで重要と思われることを時系列で記録するということをやっている。実際には記録というほど大袈裟なものではないが、記憶したりメモしたりというものも含む。少なくともじっくり考える際の材料となるように自分なりに一貫性を持たせた記録ということ。そうした中で金市場も見ている。
本日の日経夕刊(地域によっては明日の朝刊か?)にグリーンスパン前FRB議長の米NBCテレビでの発言が取り上げられていた。「非常に限られた分野だけ回復しており、ゆがんだ経済になっている」というのは、国内景気を見ていて感じることでもある。果たして良くなっているようで、そうでないような、判然としないという感じを抱いているひとは多かろう。週末は米雇用統計だが、効率を研ぎ澄ますほどに、雇用数も絞られる。それを“企業体質は筋肉質になった”などと表現する。材料に対し、乱反射するかのような市場価格。難しいですなぁ。なんだか、そんなことを考えていると、本日の内容は小難しくなった。
1ヵ月前から現在の世界経済の状況をジャンボジェットの4基のエンジンに例えて話したりレポートを書いたりしている。「4基あるエンジンのうち1基のEU(欧州連合)というエンジンが出力を急速に絞ろうとしている。日米という2つのエンジンも出力の維持について見直しを迫られる状況の折に、である。頼みの綱となっている中国、インドなど新興国エンジンの方はむしろ過熱が心配され、その面での出力低下が模索されている状態となっている」。という具合に。この局面で乱気流に遭遇すると、一般によくある揺れであっても、かなりの揺れと感じられるのかもしれない。それがさらに企業を、また個人の支出を絞らせる。世界景気は、シートベルトを外せる高度(巡航高度)に達する前に燃料切れに陥りそうな状況になりつつあるわけだ。
デフレ論議については考えることは多い。はっきり言って金融政策と実体経済の相互作用、影響の度合いというのは好きなテーマでもある。消費者あるいは投資家のマインドなど様々な要素がからむ。したがって特に最近は、起きている出来事や発言のなかで重要と思われることを時系列で記録するということをやっている。実際には記録というほど大袈裟なものではないが、記憶したりメモしたりというものも含む。少なくともじっくり考える際の材料となるように自分なりに一貫性を持たせた記録ということ。そうした中で金市場も見ている。
本日の日経夕刊(地域によっては明日の朝刊か?)にグリーンスパン前FRB議長の米NBCテレビでの発言が取り上げられていた。「非常に限られた分野だけ回復しており、ゆがんだ経済になっている」というのは、国内景気を見ていて感じることでもある。果たして良くなっているようで、そうでないような、判然としないという感じを抱いているひとは多かろう。週末は米雇用統計だが、効率を研ぎ澄ますほどに、雇用数も絞られる。それを“企業体質は筋肉質になった”などと表現する。材料に対し、乱反射するかのような市場価格。難しいですなぁ。なんだか、そんなことを考えていると、本日の内容は小難しくなった。
アメリカで囁かれているデフレ(ビナイン=優しい)傾向、日本の「失われた・・」と酷似してきました。違うのは世界先進各国が同じようなこととなっており、世界の中央銀行が協調していること。
k先生は「時系列」の概念を言っておられましたが、小生もケインズ経済学を勉強しなおすうえのキーワードの一つが「時系列」だと考えております。かの大阪大の小野教授はこの「時系列」の解釈で完全に躓いていると思われます。
それにしても金投資は「現物でのんびりと」ですね。
日米経済の違い。アメリカでは雇用統計が重視されるけど、日本では日銀短観。アメリカが日本化をまぬがれる可能性があるとしたら、この違いにあるのではないかと思います。
土地バル崩壊、住宅バブル崩壊、どちらも一般家計が大きく傷つき国民は家計のバランスシートを回復するため多大の努力を強いられることになり、消費減退を招くことになります、そこまでは同じだけど、そこからが…
ここまではバランスシート不況論なのですが、今は「景気循環論」にハマってます。
1 中国の指数の低下がむしろ中国当局の景気抑制策転換、緩和を囃して欧州、米国株の牽引役となった。「まさにああ言えばこう言う状態だな?何でも買い材料として見れば見れなくも無いということかな?」商品が市況が大幅上昇だが金は横這い。景気上昇期待なら金より白金が値を飛ばす。最もその反対なら白金は急落懸念が常時付きまとう。金はいずれにしろ買われるのが普通になった。
2 ISM製造業指数は低下したが予想を上回りNYは200ドルの上昇。
雇用指数が改善しており6日の雇用統計は案外いいのかも・・?
金はまだモルガンなどが故意に売り仕掛けをかけているらしい。理由は私などには正直よくわからない。
米東部ニュージャージ州ニューアーク市の教育本部に呼ばれた、公立学校職員194人は、こう言い渡された。
こんな騒動が、全米で多発している。
財政難のよる地方の決断。
↑、本日の日経朝刊から
日本もいつか、こんな時代が来るのでしょうか?
本日の国会でも、議員の定数について、
討論されていましたが、身を切る決議はなかなか進みそうにもありませんが、日割りの給料にしろ、少しは、議員も自粛しないと、このままでは、すまない時代に突入した気がしますよね。
私は、言いたい
「今の円高は、おまえら議員が買われているのではなく、日本が買われているのでもなく、日本人一人々の、汗と涙の結晶ともいえる貯蓄が、買われているだけなんだ」と。
亀井さんのサイトで、ぼやきもなんですが m(__)m
為替も、相場も難しくなってきました。
私は、最早、リタイヤです。(--〆)
「結果論なら、犬でも、吠える」 ですか
本当に、難しい (ーー;)
いえ、犬を馬鹿にしているのではないですよ。
例えて言ったまで、私も犬は大好きで、毎晩一緒に寝ています。