(23:34)本日の夕方に執筆し配信された住友ゴールドニュース(第148話 EU憲法条約の否決) の最後で日本時間の今夜発表予定の米雇用統計に注目とした。数値が悪いと荒れる可能性ありと・・。結果が先ほど出ている。やはり悪かった。5月の非農業部門の雇用者数の伸びは予想の半分にも満たない7万8千人。破格に良かった4月の数値が27万4千人だったので急減してしまった。落ちるであろうとは、米民間調査機関の発表で5月の予定解雇者数が42%増加というデータを見ていたので減るだろうな、と。もともと“振れ”の大きいデータだけに、これで一喜一憂するのも問題だけど、あれだけ「心配ない、上振れこそ心配」などと言われていただけに、やっぱり材料になるね。株は下げ気味、ドルも売られドル円は107円60銭くらい、金は続伸、原油など54ドル近辺になっている。原油といえば、NYではここ2週ばかりファンドはネットショートつまり売り越していた。それでも46ドル台までしか下がらず、今は切り返し54ドル近辺。また注目を集めそうだ。気を付けないといけないのは、ファンドが投資銀行を通して買っている場合、「商業筋」でカウントされる場合があり、ホントにショートなのかどうかわからん、ということ。
住友ゴールドニュース
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