亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

また値引き販売

2005年06月06日 16時11分53秒 | 金融市場の話題
(16:10)さて今週の注目イベントは(サッカーの北朝鮮戦は置いておいて)9日に予定されているグリーンスパン議長の議会証言。振れが大きく単月のデータだけでは判断できないとはいえ先週末の雇用統計を受けた後だけに注目度はさらに高くなった。住宅市場に触れざるをえないでしょうが、どのように表現するのか。部分的にバブルは認められる、しかし全体からすると心配に及ばずということだろうなぁ。週末10日(金)には米 . . . 本文を読む
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自分のコトはさておき

2005年06月05日 15時42分28秒 | 徒然(つれづれ)
先日、大阪駅、正確には阪急方面地下街の「立ち飲み」の話を書きましたが、いっしょにいった方からメールをいただきました。 一部を引用すると「実は、あの立ち飲み屋は有名で関西で放送されている“魔法のレストラン”というグルメ番組で紹介されたことがあり、一度行ってみたいと思っていたんです。S先生が言ってたように、その番組の中で最近では関西の観光スポットとして家族連れや若い人達も訪れている様子が映し出されて . . . 本文を読む
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ますます難しくなってきた

2005年06月04日 12時25分46秒 | 金融市場の話題
結局NYダウは92ドル安。18万人前後の増加が予想されていた雇用増が蓋(ふた)を開ければ8万7千人(まぁ前回が良すぎたんだけどね)。これで月末のFOMC(連邦公開市場委員会)での利上げはどうなるか?当局は頭を悩ませること必至。今回のデータは月末にかけての材料を提供することになったということ。FOMCが近づくにつれ、やれ声明文の内容がどうとか、一時的に利上げを止めて様子を見るとか、いやいやそのまま継 . . . 本文を読む
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米雇用は急ブレーキ

2005年06月03日 23時34分44秒 | 金融市場の話題
(23:34)本日の夕方に執筆し配信された住友ゴールドニュース(第148話 EU憲法条約の否決) の最後で日本時間の今夜発表予定の米雇用統計に注目とした。数値が悪いと荒れる可能性ありと・・。結果が先ほど出ている。やはり悪かった。5月の非農業部門の雇用者数の伸びは予想の半分にも満たない7万8千人。破格に良かった4月の数値が27万4千人だったので急減してしまった。落ちるであろうとは、米民間調査機関の発 . . . 本文を読む
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やはり「(下には)ついて行かなかった」金価格

2005年06月03日 14時27分29秒 | 金市場
さて金価格は大きく反発した。NYでは7.1ドル高の424.1ドルの引け。一時は425ドルを上回った。やはり下げ局面ではユーロに追随せず、410ドル台を割安と見た現物の買い引き合いに値を保ち、ユーロのリバウンド(戻り)には待ってましたとばかりに追随することとなった。派手な値動きとなったのは空売り(ショート)筋の買戻しを巻き込む形の上昇に加え、新規の買いを呼び込んだことによる。過去4年にわたりユーロと . . . 本文を読む
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大阪は~♪今日~も活気に溢れ~♪・・ていた

2005年06月02日 22時34分33秒 | 徒然(つれづれ)
(22:35)夜も更けて(そうでもないか・・・)本日2回目のアップ。 一昨日はセミナーで大阪出張でした。産経新聞の冠で協賛が住友金属鉱山とワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)。「産経マネー学セミナー」として「いま金は買いなのか?」という直接的なタイトルのセミナーでした。関西というより大阪では、こうしたタイトルの方が受けるということでした。まずWGC代表の豊島さんが最近の市場動向について話をされ . . . 本文を読む
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タマネギと「民主主義の赤字」??

2005年06月02日 18時33分57秒 | 金融市場の話題
(18:29)オランダでも否決。そしてユーロはついに1.21台へ。たしかにフランス、オランダといえば昔教科書に出ていた欧州経済共同体(ECC)の発足当時からのメンバー。金融経済上は、やや見劣りするとはいえオランダも大差で否決したとなると市場センチメントつまりは気持ちの上ではユーロでもあるまい、となるのは理解できる。しかし、否決されるとほぼ確定しているものが、結果がそのとおりになって、さらに売り乗せ . . . 本文を読む
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総投げのユーロ

2005年06月01日 16時57分06秒 | 金融市場の話題
(16:57)久々の波乱、怒涛の下げ相場だった。ユーロの話である。昨日の昼間はセミナーで、終わってみてチェックして驚いた。1ユーロ、1.23ドル台! 事前の世論調査の結果から反対派優勢は伝えられていたので、織り込み済みということで静かだったユーロの下げが一転加速したのは、(例えば1.2450といった)節目を下に切ったことで、ストップ・ロスなど事前に置いておいた注文が発効、にわかに騒がしくなったため . . . 本文を読む
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