昨日のコメント欄の「特派員さん」の現場レポートは、まさに金地金の販売窓口の生の情報と思われるので、貴重な話をありがとうございます。国内投資家のスタンスも変わりつつあるという話は他でも聞いていたものの、急落場面での問い合わせ増加は、思っていた以上の変化が見られているということだろう。(短期的な上げ下げは別として)ここまでの国内金価格の継続的な上昇に加え、直近で高値を見たという要素はあれ、将来を見据え . . . 本文を読む
ポールソン米財務長官の日中韓訪問に合わせるわけでもないのだろうが、FRBなど金融当局関係者は機会があれば、今回の一連の同時株安にともなう不安心理を払拭しようとしているのが、伝えられるニュースから読み取れる。実体経済に変化が起きたわけではなく、マネーの動きが起こしたという点で90年代末以降から目立ち始め、ますます顕在化してきた新しいタイプの危機だけに、まずは火消しに躍起といったところ。「資本の論理」 . . . 本文を読む
先週金曜日の取引で660ドル台で買い付いた海外勢もいたことから考えると、(急落した後の値動きは)市場参加者全体にとって想定外の動きであるのは否めない。もっとも金以外の市場も例外なく波乱ではある。シルバーなど率にして金の2倍下げている。今朝コメントに書き込みしたけど、気になるのはドル円の動き。皆“落ち着いたら、ど~~せ、また円安だろ!”と思っているふしがあるが、そうかね?どうしても98年の下げ局面が . . . 本文を読む
2月の最終週に大阪のとある「おばんざい屋」でのこと。そこのお客さんで初対面のひとが、飛行機からは富士山が真上から見えてきれいなんだってね!・・・と。たまたまその場にデジカメを持っていた当方は、その日の午前に撮った写真を見せた。この写真はその時のものではなく、先週九州へ行く機内から撮ったもの。高度が低く、ズームだけどこんな感じになった。以前、コメントに富士の写真が多いというものがあったが、機内からの . . . 本文を読む
週明けの明日5日の日本訪問を皮切りにポールソン財務長官が8日までの予定で韓国、中国と回るとのこと。とりわけ中国には民主党主導の米国議会に配慮してプレッシャーを掛けるのだと報道は指摘している。先週の株安連鎖の直後のバーナンキFRB議長の発言は、相場を落ち着かせるにあたり相応の効果があったが、同長官への期待も強い。じつは今回の訪問が事前に予定されていたものなのか否かは現段階で当方で確認できていない。タ . . . 本文を読む
戦い終わって日が暮れて・・・終わってみれば怒涛の1週間となった。最後に金価格も急落状態に。世界的な金融市場の乱調の中でも最後まで670ドル台というこのところの高値圏を維持していたドル建て金価格に大量の手仕舞い売りが出て、心理的なサポートライン(下値支持線)でもあった650ドルを下回ることなった。同時に起きている低利の円を借りてドルに換え、それで米国株や米国債また金など商品を買うという「円キャリー・ . . . 本文を読む
ドル建て金価格には、ここまで「押し目買いが正解」という流れにつき、その成功体験から下げ局面では買い引き合いが見られている。スポット価格で70ドル割れでは買いが入り75ドル近辺まで戻すという展開。上値抵抗ラインだった650ドルが今は下値のサポートラインになっているが、状況はまだ買い引き合いが強いのでその前段階で切り返す展開。昨日の急落局面で円キャリー由来のものも手仕舞われたと見られる。問題は為替で、 . . . 本文を読む