壬生義士伝

月曜の夜ＢＳで映画「壬生義士伝」を観ました。
ちょうど、前日に千葉から兄夫婦が来ていたので瀬戸の魚ということで近くの割烹に出かけたのですが、そこの大将が「壬生義士伝」をビデオで観て、泣いた話をしてくれての翌日。なんてタイムリーなんでしょうってことで、夫婦でベッドに寝転がって観ました。

ううっ。。。。

いい映画でした。

南部の山々、映像に映る盛岡の風景は本当に綺麗でした。
望診法の山村先生はこんな自然の中で生まれ育って、今も暮らしておられるんだ・・・。
いいとこだな。
南部の自然環境は素敵ですが、同時に過酷でもあります。
そこで暮らしてきた人々のスピリッツは
16歳の少年に「父を一人で三途の川を渡さすわけにはいかない」と
言わせてしまう、深々とした底から湧き出る地球の魂のような気が致しました。

それにしても、不細工なのか男前なのかいつも迷ってしまう（失礼）中井貴一さん、本当にほれぼれしました。かっこいいです。すごい役者さんです。お父さんの佐田啓二さんを越えてますね。

壬生義士伝、是非観てくださいね。

右佳せんせいへ

個人的なお手紙でもありますが、自己実現への道を模索している若い力への応援歌としてブログをかりて拝信・・・。

右佳先生、こんにちは。
無何有庵春の人事（笑）、予期せぬことだったようで戸惑っていらっしゃるのを感じながら様子を拝見いたしております。

心に刻んで欲しいことは、「アシスタント卒業」は終わりということでは無いということです。

私は、今でも師である先生のアシストを致します。それは学びの場であるからです。でもね、アシスタントでは学べないことのほうが多いのですよ。アシスタントはあくまで「副」です。もちろん「副」には副の役や責任があり、とても大切なポストではあります。アシストができない「主」は「主」としての役を果たせないだろうと思います。ですからアシストを経験することが「主」になる時に必ず役に立つと思っています。

今回の突然に見える「アシスタント卒業」は、決して突然ではないのです。
ちゃんとその準備は整っていました。
それは何か・・・？

「あなたの実力」です。

ちゃんと、あなたはこの２年半に「主」となる実力を身に着けてきたのです。

そこに気がつかない右佳先生、いいえ、目を向けることに一歩を踏み出せないでいる右佳先生の背中を押すのは「私の役目」と心得て、今回の「卒業」と致しました。サラリーマンの人事で言えば「昇格」です。決して「退職勧告（笑）」ではないのですよ。

右佳先生のマクロ日和お料理教室はその布石です。
自分でマクロビオティックの世界で仕事をするためのレッスン。
お昼の教室からならもう１０回ぐらいこなしたかな？
「主」としてのレッスンは、もう充分ですね。

これからは、自分の足で自立することです。
そしてアシスタントでは学べないたくさんのことを「主」として学んで欲しいのです。
今足りないと思っている、マクロビオティックの哲学や理論は一生そう感じ続けていくものですから、そんなことで踏みとどまっていないで、まずは一歩進むことが優先です。そうすることで、断片的だったものが必ずスルスルとつながってきます。

右佳先生、「マイペース」という言葉は「ストレス」という言葉と同じくらい都合の良い言葉です。自分に甘くもでき言い訳に使える言葉でもあります。
「マイペース」は自分を知り自分のベストな進行速度を配分するというとても計画性のあるものだということを認識していてください。
どうぞ、自分の夢の（自己実現への）中長期の物量的計画を持ちましょう。
漠然と夢を語っても、結局夢で終わってしまうことになりがちです。
まずは、いつ、何を、どのように、どうする。そして「誰が」→「自分が」という目標を数字で表してください。

それに向かってどう行動するか・・・これがこれからの右佳先生のマクロビオティックです。大きく生きる方法をもう、身につけているはず。
逃げ道を自分で作っているうちは、前向きに夢に進むことができません。
あなたは健康な力のある人間です。
内弁慶にならず、外に向けてどんどん発信しましょう。

家庭との両立？
私でも何とかできているのですから、大丈夫ですよ♪
右佳先生のこの２年半に築いた財産は、無何有庵というスペースです。
ここを自由に使い利用しステップとして、ここに集うたくさんの出会いを紡ぎ、あなたのマクロビオティックをよりあなたらしく表現し、あなたの場を築いてください。
それが、私の夢であり、私の喜びであり、私からのお願いです。

さあ！私は、右佳先生に続く若い方々の応援にもう一歩進み始めましたよ。

ご挨拶・・・

ご無沙汰しています。料理講師の岡田右佳です。
ご挨拶が遅くなりましたが、先月３月末を持ちまして、２年間勤めさせていただいた料理教室アシスタントを卒業しました。
初めて無何有庵の門を叩いたのは２年半前・・・半年間ものすごい勢いで、飯・羹・霽華・茶菓・庫裏とあらゆるコースを受講しました。
その後、将来の私の夢を叶えさせようと、たま先生がアシスタントにと声を掛けてくださいました。料理は勿論、料理以外の大切な事もたくさん学び、多くの人達とも出会うことが出来ました。
たま先生！！何度も後ずさりする私を、気長に見守り応援してくださり、何度となくチャンスを与えていただいてありがとうございました。十分なアシスタントも出来ずご迷惑をかけてばかりですみませんでした
料理教室に通ってくださった受講生のみなさん！！いつも気づきがあり、時にはウルウルしちゃうほどの喜びを感じさせていただきました。
ありがとうございました
不意に訪れた卒業で、まだ少し今後の方向性が定まっていませんが、まだ私のマクロビオティックライフは始まったばかりです。
大きな次へのステップアップと受止め、自分の力を過信せず、マイペースで進んで行きたいと思います。
これからもよろしくお願いします