18日(金)に無何有庵マクロビオティック料理教室<飯のコース>の卒業制作発表&卒業式が開催されました。
11時集合でしたが、続々「少し遅れますぅ」コールが入り、10時頃から無何有庵のキッチンに立って焦りながら最後の仕上げに取り組んでいたメンバーが「よかったぁ~、みんな一緒やね~」ってホッとしながら笑顔が戻りました。
初めての卒業制作です。
正食クッキングスクールでは、師範の時しか卒業制作は致しませんでしたが
無何有庵では、飯のコース(基礎)で終わられる方もいらっしゃいますので、基礎クラスでも卒業制作を致します。
カリキュラムの最後のあたりは、できるだけみんなの智慧を使って調理できるようにして馴らし運転をしてきましたが、いよいよ、それぞれが一人で作るということで、皆さん少し緊張気味です。
遅れますコールに皆さんの頑張りが伝わってきましたよ。
続々集まって盛り付けの準備に取り掛かる受講生の皆さん。
大体準備が整った人は、大撮影大会となりましたよ。
<きんぴら牛蒡>端境期の蓮根の代わりにひじきを入れました。庭で作った豆(隠元)をトッピングしました。
●50回くらい噛むと本当の美味しさが判ってきます。ちゃんと牛蒡の灰汁を無水煮で甘味に転化させておいしい一品でした。ご主人の健康を願って作られた基本食。作者の心が伝わりました。愛だわ~。これからの季節のきんぴら牛蒡も研究してね!
<春味五平餅>「春」を出したかったので味噌に胡桃ではなく筍を使いました。気軽に美味しく、かつ楽しく玄米を食べてもらえるよう一口大にし、見た目も意識しました。
●土鍋で炊いた玄米ごはんが柔らかくて美味しかったです。陰陽の大極図がこんなに可愛いなんて・・・。筍、味噌の合わせ方も陰陽バランスでよく考えられていますね。たま好きな一品でした(笑)。もう少し焼き色を付けると香ばしさが増してきっとさらに美味しくなりますよ。
<春巻き&苺のクレープ>きんぴら巻きの春巻き。ゆっくり落ち着いてきんぴらを作るように気をつけました。苺のクレープは創作。今日初作りです。甘さは控え目。自家製甘酒です。
●揚げ物は時間が経つと味が落ちるものですが、香ばしく上手に揚げていました。
丸々一本でしたが、中身も見えるし、食べやすく一口大に切り分けて盛り付けてもよかったかな?苺を潰してきれいなピンクに色付けしたクレープ生地がふわふわで絶品でした。甘酒のクリームも苺の香り一杯で、ナチュラルなのにこんなに可愛らしいスイーツが出来るなんて!
<小豆かぼちゃ>レシピ通りに作ってみました。固さや塩加減が難しかったです。
●端境期の南瓜で甘味を出すのが大変だったろうと思います。気持ち煮込むと甘味もふくよかになりますよ。少~しだけ苦味が出ていましたね。火力が少しきつかったのかなぁ?小豆が柔らかくなってから、南瓜を入れてみてください。そうすると南瓜が煮崩れなくなりますよ。小豆の柔らかさ、塩加減はとてもよかったですよ。
滋味深い美味しさでした。
<玄米ポタージュ>人参、キャベツ、さつまいもで優しい甘さに仕上げました。
●作者の優しい甘さがよく出ていましたね。お母さんの味でした。気持ち塩を効かせるとさらに甘さが引き立ち、陰陽バランスも良くなりますよ。色もとってもきれいで、スイーツにもなりそうな一品でした。身体が、ほっとしましたよ。
玄米のつぶつぶ感が残っているのも好きですが、よりクリーミーにされるとトロみ感が柔らかくなって上品な仕上がりになります。いろいろ試してみてくださいね。
<飛龍頭>きくらげの変わりにひじきを入れてみました。
●基本食のひじきを応用できていいですね。揚げた時に生地が散ってしまったとのことですが、豆腐の水切りをもう少ししっかりすることと山芋(自然薯、もしくは山芋の粉)の量を増やしてみてくださいね。もう少しきつね色になるまで揚げるといいですね。味はとてもよかったです。
回数をこなせばご自分のものになりますよ。これからの季節グリーンピースなど緑のものを入れると彩りよくおいしいですね。
<桜の名残り>基本の玄米ごはんに桜の花びらが散り葉桜になったイメージを表しました。基本のおかずをランチにしてみました。
●羹のコースを卒業されて飯のコースを学ばれましたので、さすが!メニューの構成がうまく出来ていますね。玄米ごはんは、梅干、青海苔、卒業のお祝いに小豆のお赤飯です。季節感をうまく表現されていてよかったですね。自家製の切り干し大根は甘くておいしい一品でした。基本食はほっとしますね。車麩のアーモンドグリルの表面のパリっと感が出し切れなかったとのことですので、納得行くまでがんばってね~。スイーツも甘さ加減がgoodでした。
<七福煮なます&リンゴのパンケーキ>人参の色をきれいに出すために別に蒸し煮しました。柚子酢(柚子の皮のトッピング)と柿酢(干し柿のトッピング)で作り分けてみました。
●何度も試作を重ねて臨まれた心のこもった一品でした。彩りもよく工夫が凝らされていてよかったです。作者は前日に作ったので、味がぼやけたと仰っていましたが、いえいえ、とってもおいしかったですよ。リンゴのパンケーキは表面のパリっと感が出なかったようで惜しかったですね。お味はよかったです。全体に優しいお料理で毎日頂きたいって思いましたよ。
テーブル一杯に力作が並びました。
全回出席の方の修了証書授与です。(写真は代表してUさん)
最優秀賞のOさんと優秀賞のOさん。OOコンビですね~。
おめでとうございます。記念品は火土屋窯の秋山陣さんのめしわんです。大切に使ってね~。
飯のコース、第8期生全員で「はい玄米~」
ご卒業、おめでとうございました。
半年間、がんばりましたね~。
11時集合でしたが、続々「少し遅れますぅ」コールが入り、10時頃から無何有庵のキッチンに立って焦りながら最後の仕上げに取り組んでいたメンバーが「よかったぁ~、みんな一緒やね~」ってホッとしながら笑顔が戻りました。
初めての卒業制作です。
正食クッキングスクールでは、師範の時しか卒業制作は致しませんでしたが
無何有庵では、飯のコース(基礎)で終わられる方もいらっしゃいますので、基礎クラスでも卒業制作を致します。
カリキュラムの最後のあたりは、できるだけみんなの智慧を使って調理できるようにして馴らし運転をしてきましたが、いよいよ、それぞれが一人で作るということで、皆さん少し緊張気味です。
遅れますコールに皆さんの頑張りが伝わってきましたよ。
続々集まって盛り付けの準備に取り掛かる受講生の皆さん。
大体準備が整った人は、大撮影大会となりましたよ。
<きんぴら牛蒡>端境期の蓮根の代わりにひじきを入れました。庭で作った豆(隠元)をトッピングしました。
●50回くらい噛むと本当の美味しさが判ってきます。ちゃんと牛蒡の灰汁を無水煮で甘味に転化させておいしい一品でした。ご主人の健康を願って作られた基本食。作者の心が伝わりました。愛だわ~。これからの季節のきんぴら牛蒡も研究してね!
<春味五平餅>「春」を出したかったので味噌に胡桃ではなく筍を使いました。気軽に美味しく、かつ楽しく玄米を食べてもらえるよう一口大にし、見た目も意識しました。
●土鍋で炊いた玄米ごはんが柔らかくて美味しかったです。陰陽の大極図がこんなに可愛いなんて・・・。筍、味噌の合わせ方も陰陽バランスでよく考えられていますね。たま好きな一品でした(笑)。もう少し焼き色を付けると香ばしさが増してきっとさらに美味しくなりますよ。
<春巻き&苺のクレープ>きんぴら巻きの春巻き。ゆっくり落ち着いてきんぴらを作るように気をつけました。苺のクレープは創作。今日初作りです。甘さは控え目。自家製甘酒です。
●揚げ物は時間が経つと味が落ちるものですが、香ばしく上手に揚げていました。
丸々一本でしたが、中身も見えるし、食べやすく一口大に切り分けて盛り付けてもよかったかな?苺を潰してきれいなピンクに色付けしたクレープ生地がふわふわで絶品でした。甘酒のクリームも苺の香り一杯で、ナチュラルなのにこんなに可愛らしいスイーツが出来るなんて!
<小豆かぼちゃ>レシピ通りに作ってみました。固さや塩加減が難しかったです。
●端境期の南瓜で甘味を出すのが大変だったろうと思います。気持ち煮込むと甘味もふくよかになりますよ。少~しだけ苦味が出ていましたね。火力が少しきつかったのかなぁ?小豆が柔らかくなってから、南瓜を入れてみてください。そうすると南瓜が煮崩れなくなりますよ。小豆の柔らかさ、塩加減はとてもよかったですよ。
滋味深い美味しさでした。
<玄米ポタージュ>人参、キャベツ、さつまいもで優しい甘さに仕上げました。
●作者の優しい甘さがよく出ていましたね。お母さんの味でした。気持ち塩を効かせるとさらに甘さが引き立ち、陰陽バランスも良くなりますよ。色もとってもきれいで、スイーツにもなりそうな一品でした。身体が、ほっとしましたよ。
玄米のつぶつぶ感が残っているのも好きですが、よりクリーミーにされるとトロみ感が柔らかくなって上品な仕上がりになります。いろいろ試してみてくださいね。
<飛龍頭>きくらげの変わりにひじきを入れてみました。
●基本食のひじきを応用できていいですね。揚げた時に生地が散ってしまったとのことですが、豆腐の水切りをもう少ししっかりすることと山芋(自然薯、もしくは山芋の粉)の量を増やしてみてくださいね。もう少しきつね色になるまで揚げるといいですね。味はとてもよかったです。
回数をこなせばご自分のものになりますよ。これからの季節グリーンピースなど緑のものを入れると彩りよくおいしいですね。
<桜の名残り>基本の玄米ごはんに桜の花びらが散り葉桜になったイメージを表しました。基本のおかずをランチにしてみました。
●羹のコースを卒業されて飯のコースを学ばれましたので、さすが!メニューの構成がうまく出来ていますね。玄米ごはんは、梅干、青海苔、卒業のお祝いに小豆のお赤飯です。季節感をうまく表現されていてよかったですね。自家製の切り干し大根は甘くておいしい一品でした。基本食はほっとしますね。車麩のアーモンドグリルの表面のパリっと感が出し切れなかったとのことですので、納得行くまでがんばってね~。スイーツも甘さ加減がgoodでした。
<七福煮なます&リンゴのパンケーキ>人参の色をきれいに出すために別に蒸し煮しました。柚子酢(柚子の皮のトッピング)と柿酢(干し柿のトッピング)で作り分けてみました。
●何度も試作を重ねて臨まれた心のこもった一品でした。彩りもよく工夫が凝らされていてよかったです。作者は前日に作ったので、味がぼやけたと仰っていましたが、いえいえ、とってもおいしかったですよ。リンゴのパンケーキは表面のパリっと感が出なかったようで惜しかったですね。お味はよかったです。全体に優しいお料理で毎日頂きたいって思いましたよ。
テーブル一杯に力作が並びました。
全回出席の方の修了証書授与です。(写真は代表してUさん)
最優秀賞のOさんと優秀賞のOさん。OOコンビですね~。
おめでとうございます。記念品は火土屋窯の秋山陣さんのめしわんです。大切に使ってね~。
飯のコース、第8期生全員で「はい玄米~」
ご卒業、おめでとうございました。
半年間、がんばりましたね~。