マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

飯のコース第9期(春夏)のクラス、誕生日。

2008年04月26日 22時06分03秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
今日は、飯のコース春夏クラスのスタートでした。

14名のレギュラー受講者で、本日初顔合わせです!
皆さん、素敵な方ばかりで♪ また、うれしいご縁を頂きました。

今期(第9期)から、少しカリキュラムを変えました。
どこを変えたかと申しますと、基本のレシピと季節や時間、老若男女、体質、体調に応じた陰陽応用レシピを並行して実習していくことに致しました。
どうぞ、どんな季節にも、どんな時間にも、どんな年齢、性別でも・・・自由にシフトしていけるマクロビアンに成長していって下さいね。

今日は初日ということもありますが、それにしても前回よりも長い時間でした。
私、毎回話が長くなっているかもしれません。
本日は集合から片付けまでだとまる6時間・・・  ごめんなさい

でもね、たった半年12回のコース。伝えたいことがあふれるようにいっぱいで、一般のマクロの教室のように3時間くらいで終えることができないのよ~。
未熟なのかもしれませんが、どうぞ2倍オイシイと笑ってお許しくださいね。

まずは、ご挨拶。
自己紹介。
無何有庵の取り扱い説明(笑)。
そして、波動のデモンストレーション。
ココロを込めることの大切さを実感していただきました。よね?

そして、実習しながら

材料の事、洗い方、一物全体のこと、皮や生長点のこと、灰汁を旨みに変える方法、正食協会、CI協会、久司マクロなどの調理法の違い、その理由と流れ、受け止め方・・・etc。





今日のメニューは基本の基本。

玄米ごはんの炊き比べ。
圧力鍋、土鍋、炊飯器。それぞれの特徴と効能。オーソドックスな炊き方とこれからの季節の夏向きの炊き方の説明もいたしました。皆さんのライフスタイル、好み、体調などで使い分けてくださいね。炊き方の何よりも、毎日続けることが大切。無理をしないで、長く続けていきやすい方法を選択することから始めてみましょうね。仮に超冷え性な方が炊飯器を使って(陰性に炊き上がる)も、続けていくことで必ず望まれる結果が生まれますよ。

玄米の洗い方、お米一粒を大切にするココロ、塩の量、水加減などなど、お話しすることは後から後からでてきます。フゥ~♪
そうそう、合間に包丁の研ぎ方のレクチャーも致しました。



そして、ごま塩ときんぴら牛蒡。

ごま塩はベーシックな塩2:胡麻8の分量で、白胡麻、黒胡麻を作りました。
1:16とか1:18などのバリエーションとどんな人、どんな時にどうするとよいかをお伝えしました。

きんぴら牛蒡は、食養のヘビーな調理法、味付けのものと、夏場などに対応できるライトな物を作り分けました。





お味噌汁は、今日は麦味噌を使って出汁なしのものを。
具は蒸し煮した玉ねぎとふのりと葱のお味噌汁です。
いいお味噌は大豆タンパクがアミノ酸まで分解されていますので出汁いらず。玉ねぎなど蒸し煮することで野菜の旨みを放出~。本当に甘味があって美味しいお味となります。お味噌も、すり鉢で丁寧にすりますので柔らかいお味です。
お味噌の陰陽もお話いたしました。また、食材の選び方、選ぶその意味、などなどご質問にもいろいろお話をいたしました。



三年番茶の煎じ方、陰陽のお話も致しました。

そして、陽性に炊いた圧力鍋の玄米ごはんと土鍋で炊いた玄米ごはんを陰陽対極図に盛り付けいたしました。



玄米ごはんとごま塩だけでも素敵な一品となりますでしょ。

ご参加の皆さん、長時間お疲れ様でした。
ご感想やご意見をお聞かせいただけるととっても参考になりますので
次回にでもおねがいいたしますね。