マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

アルケミークリスタルボウル演奏会

2008年04月29日 17時45分40秒 | 自然医食のお手当て 掌(しょう)のコース
すっかり記事にするのが遅くなってしまったんだけど、
4月18日の夕方、
アルケミークリスタルボウルの奏者・牧野持侑氏をお迎えしての演奏会を開催いたしました。

この世界では第一人者の牧野さん。
牧野さんもマクロビアンです!

無何有庵の吹き抜けのスペースに響き渡る倍音の波に包まれて、癒しの時間を過ごすことができました。







演奏を前にクリスタルボウルをセッティングする牧野さん。
おお!何とクリスタルボウルが30個!!は並びました。スゴイですぅ。



音は上に上がるので、ロフトは特等席。
もう、陣取りして演奏を待つばかりのメンバーも。



さて、いよいよ演奏♪





え~、みんな寝る体勢?(笑)

はい、それでいいんですよ。
寛いでください。



約一時間の演奏は、
言葉にあらわせられない素晴らしいものでした。
牧野さん、本当にありがとうございました。

今回お世話いただいた、凰企画の皆様、素敵な機会を頂きましてココロから感謝申し上げます。
また、よろしくお願いいたします。


無何有庵料理教室 卒業制作<羹のコース>

2008年04月29日 15時53分24秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
羹のコース、半年間!
お疲れ様でした~。

超マニアックに食材カテゴリーごとに料理を追求してレパートリーを広げていく<サバイバル>な内容でしたから、ど~んと終わったよ~って感じです。

あ、受講生の皆さんは卒業制作という大仕事がありましたが。

しかし、やっぱり羹のコースを卒業すると相当腕が上がってますね~。
みんな凄いよ!




って、19日(土)、11時集合でしたが私が無何有庵のキッチンに入るとすでにお二人が盛りつけをはじめてました。
食器選びや庭のお花選び、葉っぱ選びと盛り付けも時間がかかります。

飯(基礎)のコースの卒業制作は何か1、2品ということでOKでしたが、羹のコースはそうはいきません。テーマを決めての創作料理です。
こだわりは、基本を忘れないということ、ココロがこもっていること、美味しいこと。その上で、素敵なこと。

ある程度おうちで準備して、仕上げを無何有庵で致します。

そして!飯のコース同様(笑)、「遅れますコール」が続出~。
知らせにくる松見スタッフも爆笑しながら来ます。
みんな、真剣なんだね。嬉しい瞬間でした。
時間に間に合うこともすごく大切なことです。
だけど、最後の最後まで悩んで取り掛かったであろうことを思うと、
なんか、微笑ましくて・・・。

そして、おひとり、おひとり、大きな荷物を抱えて登場です。
庭で15分ぐらいどの花にしようかと悩んでいる方や、盛り付けをしながら迷っている方、みんなのを覗き込んで参考にされている方、作品のテーマを書き込んでいる方、それぞれの時間が過ぎていきます。









そうこうしているうちに、テーブルは所狭しと大作が並び始めました。



そして、いよいよ発表です。









<みんなでお花見弁当>
基本食、食養料理を取り入れて、五味のバランスを大切にしました。

1.ひじき蓮根の稲荷寿司(陽性なうちの家族向けにあっさり芽ひじきで)
2.人参の葉っぱのサラダ海苔巻き
3.しぐれ味噌の玉ねぎカップ
4.頑丈なシュウマイ(ちょっと固くなりました。皮を細く切って巻きつけて蒸しました)
5.手作り鉄火味噌のライスパスタ
6.ひじき蓮根と稗のはさみ揚げ
7.きんぴら牛蒡の変わりフライ
8.大豆タンパクの空揚げ・胡桃風味
9.さっぱり切り干し大根のなます
10.中華風卵焼き
11.黒豆と蕎麦のモニコド和風惣菜
12.豆腐と酒かすのチーズとバジルのパウンドケーキ












<羹の膳>
習ったことを盛り込みました。蒸し煮を重点にがんばりました。

1.人参とブロッコリーの混ぜごはん
2.高きびバーグのトマト煮こみ
3.豆腐のふき味噌田楽
4.ブロッコリーのハンバーグ
5.牛蒡のステーキ
6.人参と玉ねぎの梅煮
7.ひよこ豆のペースト
8.黒豆のプルーン煮
9.切り干し大根のサラダ







<坦々麺&餃子セット>
今回の料理はアトピーにあまり良くない小麦を全く使わないことをテーマに作ってみました。餃子もあえて焼かずに蒸し焼きしました。

1.はるさめの坦々麺風スープ・・・ラーメンのかわりに春雨を使っています。コクを出すのにすり胡麻とピーナッツペーストを入れました。
2.大根の皮の餃子・・・餃子の皮のかわりに大根の薄切りを使ってみました。



















<春のマクロ日和>
春のものをふんだんに、苦味、あくを楽しめるメニューにしました。初めて使うものばかりで難しかったです。

1.小豆玄米おむすび&玄米おむすび蕗の薹味噌のせ
2.筍とひじきのおからハンバーグ梅味噌
3.菜の花のとろろ昆布巻き
4.牛蒡の梅酢煮
5.切り干し大根の煮物
6.里芋と蓮根の豆腐白和え
7.南瓜と干し柿の饅頭
8.甘酒のプリン ほろにがソース





















<熱々の二人でピクニック>
大切な彼に「あ~ん」ってはにかみながらお口に入れてあげたい一口サイズのお料理。愛を一杯込めました。

1.玄米筍ごはんのミニおむすび
2.菜の花の白菜とろろ昆布巻き 餡かけ
3.豆腐の白和えの湯葉巻き
4.おからハンバーグ
5.蓮根の蒸し煮&筍の梅酢和え
6.桜餅













<~春Lunch~>
カフェに行ったときにこういうLunchがでてくるといいなぁと思うのを作ってみました。キッチンが狭くコンロが一つしかないので火の段取りが大変でした。

1.ひよこ豆とベジミートのピラフ春巻き包み揚げ(カレー味噌ソース)
2.野菜のオーブン焼き (豆腐マヨネーズソース)
3.ことこと野菜スープ
4.湯葉のいちごミルフィーユ













<家族とお花見>
1.玄米桜ごはん
2.蓮根ボールトマトソース煮
3.燻製里芋(チェリー)のペーストと豆乳の羹もの
4.タラの芽の天ぷら
5.さつまいもの燻製(ヒッコリー)
7.若竹のお吸い物
8.かるかん















<竹取物語>
山里の山菜をいかに使うか?和風だけにこだわらずイタリアン風など今までに学習したことをアレンジしてみました。ご飯とデザートを忘れてしまいました。

1.前菜
土筆と菜の花の和え物
蓬莱漬け
蕗の薹の醤油漬け 蒟蒻和え
大豆の呉のサラダ
いたどりのトマト煮
2.五人の求婚
竹の子、春わかめの煮しめ
豆腐入り白玉、野菜味噌和え
油揚げの新玉ねぎ包み
山菜の天ぷら
ポテトの巣篭もり 手作り豆腐、蕗の薹のジェノベーゼソースがけ
3.御飯
筍の炊き込みご飯
4.香の物
野菜の糠漬け
山椒昆布の佃煮
5.水物
豆腐のお菓子
6.不老不死の菜
牛蒡の三十時間煮
鉄火味噌





この期も力作ばかりですね~。

最優秀賞は皆さんの投票で決めましたよ。

Aさん、おめでとうございます。
ダントツの最多得票となりました。
お母さんの優しい味が決め手となったようですね。



このクラスは、鯉が手に入らなくなって<鯉こく>が出来ませんでしたので、賞品を奮発しましたよ~。黒体の土鍋フライパンですぅ

お、お母さん喜びすぎってば。
ラケットじゃないんだから