娘の誕生日に、ココファームの「2013 北ののぼ」を飲んでみた。誕生日とは言っても娘は横浜にいるので、妻と2人でひっそり栓を抜いた。
感じたのは香りの濃厚さ。瓶内発酵が適度に進んでいる感じだ。このシャンパンは約1年前に頂いたものだが、冷蔵庫の野菜室に保管しておいた。
味、香り、色、泡立ち、すべてが程よく熟成が進んでいる感じ。日本酒で言えば、淡麗というより旨口に近い。式典会場などでも飲んだことがあるが、今回の方がコクがあった。
ちなみに、今までも本場フランス産も飲んだことがあるが、この「北ののぼ」の方がうまい。次回は、本家本元の「のぼ」を飲んでみたい。
今日はクリスマスイブということで、ワイン「CHATEAU GAUDIN RESERVE 1997」をいただいた。
娘たちのプレゼントだが、飲みやすい赤だ。ただ最近、日本産を飲んでいたのが、フランス産は久しぶりである。
お正月は、日本酒も良いけど、子どもたちが帰ってくるので、冷蔵庫に冷やしてあるココ・ファームのシャンパン「北ののぼ」がいいね。
初めて呑んでみたが結構うまい。越後鶴亀の純米酒。グレード的には最上級というわけではないが、味のバランスがいい。
データを見ると、精米歩合が60%とやや高い。これがある意味旨味を醸し出しているのかもしれない。麹米は山田錦と五百万石で申し分ない。掛米は「こしいぶき」。これは初めて聞く名前だ。
こしいぶきは、「ひとめぼれ」と「どまんなか」を掛け合わせた米で酒米ではない。しかし親の親にコシヒカリを持つだけあり、食味は良いとのこと。
この酒は、妻が新潟土産に買ってきたものだが、本命と名前を間違えて買ってきたいわくつきの酒。
そういえば私が村上に行ったとき、地元でしか買えないと紫雲(大洋酒造)を買ってきたことがあるが、これも美味かった。新潟にはこんな酒があるんだね。
定年祝いに旧職場の仲間から獺祭を頂いた。しかも、磨き二割三分(木箱入り)。
ちょっと忙しいので、とりあえず冷蔵庫に。
獺祭は自分で買ったことはないが、ある花見の会の席で飲んだことがある。その時は確か三割九分か。私にとっては高嶺の花なのでじっくりと味わいたい。
6月16日、佐野市にある蔵元、第一酒造の厳選会に行ってきた。
厳選会とは、愛飲家が「こだわりの厳選酒」を選ぶもので、選考の対象となる酒は、今年仕込んだ純米吟醸の原酒である。
選考は例年とほぼ同じ方法であったが、若干異なっていた。
昨年までは、まず予選で5種類の酒から好きな2つに投票し、票の多かった上位2種で決選投票し決定した。しかし今年は、予選で4種類の酒から好きな3つに投票し、票の多かった上位2種で決選投票する方法に変更された。
今回の方法では、予選で4種類のうち1つしか落ちないため、個性のある酒よりも万人向けの酒が選ばれやすくなったといえる。
選考後、データシートが配られ、予選は4番が1位、1番が2位となり、決選では予選の番号が隠され、AとBでAが選ばれたが、それは予選の4番であった。
番号 |
精米歩合 |
原料米 |
酵母 |
日本酒度 |
酸度 |
1 |
53% |
自社水田 ひとごこち |
T-デルタ |
+1.2 |
1.7 |
2 |
59% |
五百万石 |
1401 |
+2.0 |
2.0 |
3 |
59% |
とちぎ酒14 |
T-デルタ |
+0.2 |
1.8 |
4 |
53% |
五百万石 美山錦 |
T-F |
+3.0 |
1.6 |
今年は、年のせいか私の味覚が低下し、差別化がしにくかった。つまり全体的に同じように感じた。しかし強いて言うなら、4番は辛さに加え旨味があり良かった。
選考の結果、私の選んだ酒はトップで予選を通過し、決選でも厳選酒に選ばれた。
番号 |
蔵人の利き酒コメント |
私のコメント |
1 |
ほのかなパイナップル様、ラムネ様の若さ、キレのある苦み、旨味あり |
芳香臭あり |
2 |
雑穀的な香り、おだやかな香り、ややチーズ様、酸味あり押し味ある(生酛) |
|
3 |
若草様の香り、さわやかな香り、若さキレがあり軽快、心地よい苦味 |
|
4 |
甘やかな立ち香、甘味すっと消える、甘くまとまるが酸のキレあり |
甘味あり、旨口 |
イベント終了後、渡良瀬川へ差し掛かると、道路沿いに真新しい石碑が建っていた。見ると昨年に建てられたもので「田中正造翁終焉の地」と彫られている。
この碑を読み、田中正造翁はこの近くの庭田氏の家で息を引き取ったが分かった。今年は田中正造氏が亡くなって105年目の年に当たる。
先日、娘が真澄の純米吟醸「うすにごり」を買ってきた。
正月に私が真澄の純米酒「あらばしり」を買ってきたのを覚えていたのか、それとも、数年前、長野に家族旅行に行った際、真澄の蔵元に行ったことを思い出してか、それは定かではない。
でも、今回の「うすにごり」はなかなか旨い。2つのデータを比較すると次のとおり。
商品名 |
純米吟醸 うすにごり |
純米 あらばしり |
分類 |
純米吟醸原酒 生酒 |
純米生原酒 |
出荷時期 |
2018年は1月27日発売 |
11月23日より出荷 |
原材料 |
米・米こうじ |
米・米こうじ |
米の品種 |
長野県産美山錦、ひとごこち |
長野県産美山錦、ひとごこち |
精米歩合 |
55% 全て自社で精米 |
麹米55% 掛米60% |
酵母 |
アルプス酵母 |
7号系、自社株 |
アルコール分 |
17度 |
17度 |
日本酒度 |
-1前後 |
±0前後 |
酸度 |
1.7前後 |
2.0前後 |
アミノ酸度 |
1.4前後 |
1.1前後 |
飲み方 |
◎冷酒、×常温、×燗酒 |
◎冷酒、×常温、×燗酒 |
保存方法 |
要冷蔵 |
要冷蔵 |
価格720ml箱無 |
1,728円 |
1,404円 |
私はこのところ宴会続きなので、度数の高い日本酒よりビールが良かったのだが、やはり出来の良い日本酒は旨いね。
今年の正月酒は真澄。
真澄は以前から飲んでいたが、信州諏訪に家族旅行に行った際に蔵元に立ち寄り、それからよく買うようになった。
今回の真澄は、純米あらばしり生原酒。
正月用なのでまだ飲んではいないが、データは次のとおり。
- 精米歩合 麹米55% 掛米60%
- 酵母 真澄自社株の7号系
- アルコール度 加水なしの17度
価格は一升瓶で税込み2,808円。やや精米が少ないが、その分コストパフォーマンスに優れている。今から飲むのが楽しみだ。
最近、ローソンのお試し引き換券を利用している。ポンタカードかdポイントカードのポイントで使え、いろいろなものに交換できるが、私の場合はお酒。
良いところは、安いことと新製品が手に入ることの2点。
350ミリの場合、酎ハイと新ジャンルは60ポイント、ビールは100ポイント、プレミアムビールは130ポイントだ。1ポイント1円換算で、しかも税込み価格。とにかく安い。
それに加えて、新製品、季節限定商品などが多い。
デメリットは、先着1万3千本など数量限定なので、発売日は発券機のオンラインがつながりづらくなる。
それ以外の特徴とすると、発売日は火曜と金曜で、アルコールは午後5時からの取扱い。また1商品2枚までの発券となるので、2種類選べば4本まで買える。したがって週に2回行けば8本を格安でゲットできる。
毎回新製品が楽しめてこの価格は最高だね。
妻の新潟の友達に越乃寒梅の吟醸酒<特撰>を頂いた。今までに飲んだことのある越乃寒梅は普通酒が殆どで、吟醸ははじめてだ。
なぜ頂いたかというと、妻の友達6人は毎年旅行をしているが、今回は妻が幹事。そこで鬼怒川温泉に宿泊し、日光方面をドライブする計画を立てたが、そのドライバーを私がお手伝いしたので、お礼に頂いたのだ。
行先は、奥日光の華厳の滝、竜頭の瀧、湯滝を巡ろうと思っていたが、時間が無いというので、今回は中禅寺湖畔の英国大使館別荘、イタリア大使館別荘の2つの記念公園を回っただけで終わってしまった。
しかし、ここはお勧めスポット。入館料は1施設200円だが、2施設セットで購入すると300円と割安になる。
帰りは、宇都宮から電車に乗るというので、餃子のみんみんで昼食をして解散しようとしたが、本店は大行列。仕方ないので、駅ビルで食事をして解散となった。
とりあえず、越乃寒梅の特撰は冷蔵庫に入れておいた。