新型コロナウイルスの群馬県や館林市周辺の2022年8月25日現在の感染状況は次のとおり。
◎感染者数
群馬県の新規感染者数を週単位でみると、第7波は第6波の2.5倍。
しかも、まだピークを脱していない感じだ。
data 第6波(2022/1/24の週)6,763人 第7波(2022/8/1の週)17,002人
◎死者数
群馬県の死者数は累計409人。8月は月末を待たずして過去最高の月間65人。
data 第6波(2022年2月)60人 第7波(2022年8月途中)65人
◎陽性率
PCR検査と抗原検査の検査数に占める陽性者数の割合は、8月は80%を上回っている。これは、発熱者等の対象者が多すぎて検査が追いついていないことを意味している。実際の感染者はもっと多いのかもしれない。
data 第6波(2022年2月)34% 第7波(2022年8月途中)81%
◎感染率
群馬県の10歳未満の感染率は20%を超えている。30人クラスであれば6人は感染を経験しているということになる。
保健所単位でみると、太田、伊勢崎、そして館林が10%を超えている。地域人口に対して10人に1人は感染を経験している。
data 太田保健所11.8% 伊勢崎保健所10.9% 館林保健所10.0%
◎死亡率
群馬県の90歳以上の感染者数に対するその死亡者数の割合は約5%となっている。新型コロナが発生した当初は20~25%となっていたが、オミクロン株の発生以降は5%程度まで下がってきた。この5%を低いとみるか高いとみるかは判断の分かれるところだ。しかし感染者の20人に1人は亡くなるというのが、90歳以上の現実だ。
data 90歳以上4.9% 30歳未満0.0%
◎館林保健所管内の感染者数
館林保健所管内(館林邑楽地域)の感染者数の公表は、これまで市町村別でなく管内として発表されていたことが多かった。しかし、第7波からは原則市町村単位となっている。
以前、館林市民は管内と発表された人は大泉町の人が多いと思っていた。しかし、8月の状況を見ると大泉町民より館林市民の方が圧倒的に多い。
data 8月(途中)の感染者数 館林市1,663人 大泉町1,324人
このような状況の中、我が家では定期的に抗原検査を行っている。これは単なる気休めに過ぎないが、やらないよりやった方が落ち着く。