マラソンなかちゃん

マラソンのことを中心に、農業、環境、健康、パソコン、小旅行などを気ままに書いています。

電波時計は今

2011-03-30 22:18:42 | 日記・エッセイ・コラム

我が家の時計は殆どが電波時計である。1階と2階の柱時計、目覚まし時計は2個、腕時計が1個。
しかしこの原発事故で異変が起きている。
日本の標準電波送信所は福島と九州の2個所。我が家は福島からの電波を受信していた。しかし原発20キロ圏内は無人となり、福島の送信所は停止となった。
したがって現在受信しているのは九州。
その証拠として、セイコーの覚まし時計は受信した電波、W(西)を表示している。以前はE(東)だった。
北関東はギリギリでW(西)も受信できるが、東北や北海道は受信できない。福島以北の電波時計は単なる時計になってしまった。

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年間累計1ミリシーベルト

2011-03-29 22:26:06 | 環境問題

前にも書いたが一般人の年間放射線量の限度は1000マイクロシーベルト。
そんれに対して公表の単位は時間当たり。公表後の1時間あたりの放射線量を累計し、そこから年間放射線量を予測すると、3月29日20時現在で、前橋は年間推計821マイクロシーベルト。一方、最寄の小山では年間推計1137マイクロシーベルトとなり、1000マイクロシーベルトを上回る。
365日、24時間、屋外にいるわけではないし、また制限値がどのような意味を持つか分からないが、制限値を上回っていると言うのは気分の良いものではない。
ところで、我が家の停電対策に結婚式で使ったロウソクを出してきた。毎年結婚記念日に灯すものだったが、今では部屋の片隅に押しやられていた。ところが25年ぶりに復活。大震災で大変なときだが、妙に懐かしくほのぼのした。
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「かき菜」も知名度アップ

2011-03-27 19:16:53 | 環境問題

かき菜は北関東を代表する郷土野菜。栃木と群馬の間、両毛地域で昔から作られている。
菜花の一種で、旨いところは軸。茹でたての軸は最高だ。
かき菜は本来は自家用で、直ぐ萎れるので出荷はしてこなかった。しかし、最近では首都圏へ出すようになったが、まだまだ有名ではなかった。ところが今回の放射能汚染で一挙にメジャーに。
現在、我が家にもかき菜が多量に放置されている。トラクターで耕してしまうには、まだもったいない。
何しろ、放射線による汚染度は制限値と同じ程度。タバコの害より低いとの報道もある。それでも人はタバコをすっても、かき菜は食べないだろう。

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自衛隊とボランティア

2011-03-27 09:01:29 | 日記・エッセイ・コラム
災害地の復興に向けては国民一丸となって進む必要がある。国も自治体も企業も国民も、スポーツ選手もミュージシャンもマスメディアも、医師も農家も漁民も、学生もお年寄りも、被災者も被災してない人も、すべて国民が自分の出来ることから。
義援金や物資の提供など、間接的補助なら誰でも取り組みやすい。しかし直接、被災地や被災者と向き合う作業は難しい。それは一人の人間が出来ることは限られており、誰かが統率をとり、物資や資金を用意する必要があるからだ。
特に行政が行う場合、ルールを作るのに制度上の縛りが多く、後手後手に回りやすい。
中でもボランティアの活用は難しい。ボランティアは単独では動けないことが多く、枠組みの中で自分の出来ることをする。つまり行政が枠組みを作らないと動けない。受け入れ側と支援側の体制がしっかりしないと、気持ちばかりが先走る。
その点、自己完結型の自衛隊は違う。ゴーサインさえ出れば自給自足で任務を遂行する。災害時の自衛隊の行動力には頭が下がる思いだ。
だからといって自衛隊だけでは出来ないこともある。特に今回は長期戦になる可能性がある。熱しやすく冷めやすいのでなく、ボランティアには長期的視点に立った行動を望みたい。
今出来ること、1か月後に出来ること、1年後に出来ること。そして今時分に出来ることは何かを考え行動する。
ところで、我が家の息子は留年が決まり、親には負担を掛けているが、今時分に出来ることはと考え、埼玉アリーナにボランティアに行ったようだ。

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群馬の放射線

2011-03-25 06:55:31 | 環境問題
群馬は北関東にありながら、放射線量の測定や開示が、栃木、茨城に比較し少ない。福島原発からやや離れているせいもあるが、大気や水の測定ポイントは前橋の1か所のみ。
東部の館林は前橋から離れ、福島に近い位置にあるので、放射線の測定と開示が必要と感じていた。
しかしやっと水については県内3か所のデータが公表された。
 

採水地点

測定値(Bq/kg)

放射性ヨウ素

放射性セシウム

(ヨウ素131)

(セシウム134,137)

指標値

300(乳児100)

200

県央第一水道浄水場

不検出

不検出

新田山田水道浄水場

15

不検出

東部地域水道浄水場

62

不検出

採取日時

平成23年3月24日(木)9時

 
結果は、放射性ヨウ素が乳児の摂取基準の100ベクレルに達していなかったのでホッとしたが、やはり前橋での不検出に対して、東部では62と高い値を示していた。
大気についても同様に東部に測定ポイントを設置し、データを開示すべきだ。
更に付け加えると、大気の表示方法は、時間単位になっているが、事故後の累積表示も併記するべき。上限の年間1,000マイクロシーベルトにどれ位近づいているか一目瞭然にすることにより、危険かどうか判断しやすくなる。
 
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原発事故と放射能 その5

2011-03-23 00:13:04 | 環境問題
今日は雨。やや放射線量は高め。被災地も当然心配だが、北関東もヤバイ。昨日はほうれん草、かき菜から放射性物質が検出され出荷停止となった。
今心配なのは次の3つ。
  1. 放射能汚染が農産物だけでなく、農地にまで及び長期化すること。
  2. 放射能汚染が海洋にまで及び、日本の漁業と食卓に打撃を与えること。
  3. 放射能汚染が浅井戸に及ぶこと。
館林でも市の水道を利用せず、自家水道(宅内の浅井戸利用)を利用している家庭がある。我が家も炊事と風呂は市の水道だが、洗濯や散水には宅内の井戸を利用している。もし井戸が放射能で汚染されると、洗濯物が汚染されることになる。飲用している家もあるので、県や市では井戸水の調査項目に放射性物質も追加すべきである。
ところで、福島第一原発の3号機はプルサーマル発電とのこと。当然燃料はプルトニュウムを含んでいる。事故を起こした場合のウラン燃料との違いも気になるところだ。

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原発事故と放射能 その4

2011-03-22 07:36:01 | 環境問題
群馬県の放射線量は、昨日の午後からやや高くなり、今日も高めが続いている。風向き、または雨が原因か分からないが注意が必要だ。
3月15日13時と16日0時に0.5マイクロSv/hを超えたが、その後下がり0.1マイクロSv/h以下で安定していた。しかし昨日からやや上がり始め、0.1マイクロSv/hを超えている。今後の動きに注目していたい。
ところで、我が家のかき菜は出荷停止となったので、自宅でも食べるのを止めた。
現在の食卓は、ジャガイモ、大根、ねぎ、大豆が中心。
切干し大根が多量にあるので、今夜は乾燥唐辛子でピリ辛炒めにする予定。
切干しも、唐辛子も震災前に収穫し干しておいたものだ。

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原発事故と放射能 その3

2011-03-21 10:58:26 | 環境問題
福島産の牛乳、茨城産のほうれん草に加え、栃木産、千葉産、そして我が群馬産の野菜からも暫定規制値を超えた放射能が検出された。さらに風評被害も広がることが考えられる。これらの県の農産物は該当品目に限らず、当面は売れないだろう。
 
<群馬のデータ> 

品目

市町村名

放射性セシウム

放射性ヨウ素

備考

暫定基準値

数値

500

2,000

 

単位

Bq/kg

Bq/kg

 

ほうれん草

伊勢崎市

310

2,630

露地

ほうれん草

伊勢崎市

268

2,080

露地

キャベツ

前橋市

2.90

1.8以下

露地

ねぎ

前橋市

11.15

40.0

露地

かき菜

高崎市

555

1,910

露地

ねぎ

太田市

11.18

81.1

露地

キュウリ

明和町

3.03

19.2

施設

キュウリ

板倉町

7.13

57.5

施設

採取日

2011.3.19

 
<栃木のデータ> 

品目

市町村名

放射性セシウム

放射性ヨウ素

備考

暫定基準値

数値

500

2,000

 

単位

Bq/kg

Bq/kg

 

ほうれん草

宇都宮市

570

3,500

 

ほうれん草

上三川町

500

3,600

 

ほうれん草

上三川町

740

4,600

 

ほうれん草

下野市

460

3,200

 

ほうれん草

下野市

510

3,900

 

ほうれん草

壬生町

790

5,000

 

ほうれん草

壬生町

770

5,700

 

かき菜

佐野市

280

2,000

 

かき菜

佐野市

161

1,700

 

かき菜

佐野市

176

1,500

 

ねぎ

さくら市

27

270

 

ねぎ

さくら市

検出せず

93

 

ねぎ

大田原市

250

110

 

ねぎ

那須塩原市

17.3

72

 

ねぎ

那須塩原市

18.9

1,400

 

採取日

2011.3.19

 
我が家はかき菜を出荷している。県内の伊勢崎で暫定規制値を約10%上回ってしまったため、今日から出荷停止。昨日箱詰めした分は廃棄処分となった。
隣接した佐野市では制限値と同じ2000ベクレルが1検体あったため出荷停止となった。
これが数値の厳しいところ。
僅かでも下回ればオーケーだが、制限値に達するとアウト。
数値は連続しているので、1900と2000では殆ど差はない。しかし消費者は数値など見ていない。白か黒かの違いだけだ。
でも、白黒は別にして、汚染されている可能性があるならば、農家も摂取は控えるべきだ。
安全な野菜は、キャベツや白菜など葉が広がらず巻かれているもの、ねぎや大根など根菜類が良い。
加えて、地震以前に収穫し、保管してある、ジャガイモ、タマネギ、大豆などは問題なさそうだ。
しかし、問題なのは今後の作付けだ。
放射性ヨウ素131は半減期が8日だが、セシウム137はなんと30年である。
 
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原発事故と放射能 その2

2011-03-20 13:38:44 | 環境問題
大気中の放射線も気になるが、もっと気をつけなければならないのが、水と食品。各県のホームページも水情報を掲載し始めた。現在、水は問題なさそうだが注意が必要だ。
暫定規制値を超えたのは、福島産の牛乳と茨城産のほうれん草。
我が家も露地物の「かき菜」を出荷している。当然自宅でも食べている。今後の動向が気になるところだ。
産地表示も、市町村まで書いていない場合が多い。そうなると福島産と茨城産の農産物は大打撃だ。福島といっても広いし、茨城も同様だ。
我が家では、ストック物の自家野菜に切り替えたい。
豆やジャガイモ、米は1年に1回の収穫で、後は屋内に保管する。したがって放射能に汚染されていない安全な食品といえる。
今日は、雨が降る前に葉物野菜を収穫し、豆乳を購入しておくか。

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原発事故と放射能 その1

2011-03-19 14:01:21 | 環境問題
現在、最も気にかかるのはは大気中の放射線量。
我が館林市には観測点がない。最も近い観測点は小山市、ついで前橋市だ。
原発からの距離は、
  1. 小山市(栃木県小山庁舎)163Km
  2. 館林市(市役所)186Km
  3. 前橋市(群馬県衛生環境研究所)206Km
したがって、本市は両市の中間を見るのが良い。
今日の正午の放射線量は、小山が0.08マイクロSv/h、前橋が0.078マイクロSv/hと、ほぼ同じ値だ。
一般公衆の線量限度は年間で1ミリSv=1000マイクロSv。ここで注意するのは単位。
比較するには、年間を時間当たりへの換算しなければならない。
単純計算では、1年365日、1日24時間で割ることになる。
1000マイクロSv/(365*24)h=0.114マイクロSv/h
しかし、1日中屋外にいるわけではないし、翌日は風向きで下がることもある。
そこで次のように仮定した。
1日8時間屋外、16時間は屋内。屋内では屋外の1/3の放射線量とする。
線量の高い時期が4か月続き、その後8か月は高い時期の1/2に放射線量が減る。
この仮定で計算すると、単純計算の0.114マイクロSv/hは、0.308マイクロSv/hと上がる。
つまり、0.308マイクロSv/hが4か月続き、その後値が0.154マイクロSv/hに半減しても、一般公衆の線量限度である年間1ミリSvに達する。これは8時間屋外にいての話だが。
個人的には、0.3マイクロSv/hではマスクの着用、0.5マイクロSv/hで外出を控えたい。群馬でも0.5マイクロSv/hを超えたことが2度あった。
その翌日は太田市では休校となった。
過剰反応は要注意だが、自己判断基準を持つことも重要だ。
 
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