加給年金対象者の現況調査が届いた。
加給年金とは、私が65歳になった時、妻が65歳になるまでの間支給される扶養手当のようなものだ。
支給額は特別加算と合わせて年間で約40万円。3歳離れていれば、妻が65歳になるまでに合計120万円が受給できる。
ただし条件がある。
◆妻の条件
① 65歳未満であること。
② 死亡や離婚していないこと。
③ 生計を共にしていること。
④ 収入850万円未満であること。
⑤ 被保険者期間が20年以上の老齢厚生年金を受給していないこと。
問題は⑤。
妻は62歳で特別支給の老齢厚生年金を受給し始めた。
しかし、厚生年金保険の被保険者期間は20年に達していない。
したがって加給年金は頂けるということになる。
65歳まで働き続けても20年に達しないので、加給年金は全て頂けるのだが、問題は振替加算だ。
妻が65歳になると、私の加給年金が停止する代わりに、妻は振替加算を受給することが出来る。
しかし、振替加算も受給条件がある。
それは、厚生年金保険の被保険者期間が20年未満であること。
65歳までは20年未満だが、その後働き続けると、その年度末には20年に達してしまう。
2月で辞めればぎりぎりセーフだがそうもいかない。
振替加算は諦めるしかないだろう。