<夏野菜1 カボチャの子供>
<夏野菜2 ナスの子供>
原発事故の脱却シナリオは描けないまま5月も下旬。
冬に出回るイチゴは本来今が旬。我が家では、例年ジャムにして食べている。果実丸ごとのジャムは見た目も素晴らしい。
しかし、今年は放射能に悩まされている。現在、お茶が問題になっているが、乾燥工程で高濃度になるらしい。しかしお茶は直接食べるのでなく、お湯に戻し薄まるので問題が無いと言う人もいる。
それではイチゴジャムはどうだろうか。煮詰めて水分を飛ばし濃縮する。当然放射能も高濃度に。しかも、お茶と異なり直接食べる。同じことは乾燥いもにも言える。特にサツマイモの放射能吸収率も高いらしい。
過去に2度参加した勝田マラソン。参加賞は「完走(乾燥)いも」だった。次回は「完走いも」が出るだろうか。それより大会そのものが開催できるだろうか。心配だ。
ところで、我が家の夏野菜は、放射能に関係なく、日に日に大きくなっている。
5月24日の午後は、下北沢で行われた「幸せの太鼓を響かせて~インクルージョン~」の試写会に行ってきた。
この催しは、28日に封切される映画を記念してのもので2部構成。第1部は映画、第2部は、出演者による太鼓の演奏や監督のスピーチなどが行われ、とても良かった。この映画は、「瑞宝太鼓」の活動を通して、障害者と共に生きる「INCLUSION社会」(包み込む社会)へのメッセージを伝える感動ドキュメンタリーである。
「瑞宝太鼓」とは、元は知的障害者訓練施設のクラブ活動として発足した長崎の「コロニー雲仙」が行っているもので、「第9回東京国際和太鼓コンテスト」(2010年8月)で、知的障害というハンデを乗り越えて第2位に輝いたプロの和太鼓集団である。またスピーチでは、製作総指揮の細川佳代子氏(細川元総理の妻)、監督小栗謙一氏、雲仙コロニー理事長田島良昭氏の考え方に感銘を受けた。
福祉に携わる人には是非見て欲しい映画だ。
春から秋にかけてはバイクが最適。何しろランには暑すぎる。金曜の館林の気温は早くも日本一だったらしい。そんな訳で今日の練習はバイクとなった。ルートは利根川の昭和橋を渡り埼玉側へ。そこら栗橋へ。栗橋で茨城側へ渡り、今度は渡良瀬川の三国橋へ。そこを群馬側へ渡り帰宅。合わせて50キロのコース。
途中で大泉町の若者と併走。なかなか高そうなバイクに乗っていた。
若者「今日の走りはどうですか」
なかちゃん「バイクも古いし、もう歳だから」
若者「ビンテージものですね。ズノーって聞いたことがありますよ」
なかちゃん「大阪あたりのメーカーかな」
若者「ビンテージ物って感じですね」
若者は栗橋でユーターン。私は左岸へ。その後一人で考えた。ビンテージ物か。そういえば市役所に入った昭和56年12月のボーナスで購入。昭和56年ということは、今年の12月で30年となる。確かにビンテージ物だ。今日はビンテージのワインでも飲みたい気分だ。
ところで、途中で気が付いたことが2つある。
1つは、新昭和橋には路面に継ぎ目がない。両岸にはギザギザの継ぎ目はあるが、それ以外は全くない。
2つ目は、三国橋下流のサイクリングロードにある古河城本丸跡の標識。古河城はこんな川の中にあったのか。調べてみる価値はある。