マラソンなかちゃん

マラソンのことを中心に、農業、環境、健康、パソコン、小旅行などを気ままに書いています。

七色畑って

2007-06-30 13:35:23 | 日記・エッセイ・コラム

七色畑の話をしたら、「七色畑って何ですか」といわれてしまった。いまどきの人は七色畑も知らないのかと、急に自分がおじさんになったような気がした。これで「食育」とか、「好き嫌いをなくそう」などといっても難しいなと考えてしまった。

七色畑は、農家が出荷用とは別に、自家用に少量多品目の野菜を作っている畑のこと。通常、住まいの近くにあり、食事の直前に食べる分だけとってくる。だからいつでも新鮮。新鮮だから旨い。旨いから好き嫌いはない。

また自分で作っているから出来た物に愛着がわく。愛着があるから粗末にしない。粗末にしない気持ちが食育につながる。

初めて収穫した野菜は必ず仏壇に供え、それから家族で食べる。食べきれないほど出来ると近所や知人に分ける。近所では逆に違う野菜を分けてくれる。物々交換で、より多くの野菜が揃う。

我が家の七色畑をのぞいてみると、花が咲き実のなる物、葉物、根菜など様々だ。七色にちなんで、実、花、葉を各7枚写真に撮った。

7つの実、①エダマメ、②インゲン、③カボチャ、④ゴーヤ、⑤トウモロコシ、⑥ピーマン、⑦唐辛子

7つの花、①キュウリ、②ゴマ、③ゴーヤ、④オクラ、⑤ナス、⑥カボチャ、⑦イチゴ

7つの葉っぱ、①ニンジン、②落花生、③ツルムラサキ、④シュンギク、⑤コンニャク、⑥ゴボウ、⑦モロヘイヤ

<実、カボチャ>

<実、エダマメ>

<実、インゲン>

 

<実、ゴーヤ>

<実、トウモロコシ>

<実、ピーマン>

<実、唐辛子>

<花、キュウリ>

<花、オクラ>

<花、ナス>

<花、カボチャ>

<花、イチゴ>

<花、ゴマ>

<花、ゴーヤ>

<葉っぱ、ニンジン>

<葉っぱ、落花生>

<葉っぱ、コンニャク>

<葉っぱ、ゴボウ>

<葉っぱ、ツルムラサキ>

<葉っぱ、シュンギク>

<葉っぱ、モロヘイヤ>

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梅雨だというのに

2007-06-25 06:48:16 | 環境問題

私の住んでいる館林は近年特に暑い。今年は全国一を早くも5回記録し、最高気温はすでに33.4℃に達した。今から梅雨明け後の猛暑が心配だ。しかし昔からこんなに暑かったわけじゃない。

アメダスデータを分析すると、1980年代に比較し猛暑日(日最高気温35℃以上)は2倍以上に、熱帯夜(日最低気温25℃以上)は3倍以上に増えていることがわかった。それ以前のデータはアメダスの設置がなかったので簡単に入手することは出来ないが、もっと爽やかだったような気がする。

子供の頃に比べると、車、エアコン、大型冷蔵庫、テレビの台数は格段に増加した。道路は砂利からアスファルトに、建物は木造から鉄筋へと変わった。さらに沼や森、田畑も減った。垣根はお茶の生垣からブロック塀に変わった。以前は近所で合同の茶摘みがあり、自前でお茶にしたものだ。これから先はどうなるのだろう。少しでも良い環境を未来に残したいものだ。

ところで、日曜に麦畑をトラクターで耕していたら畑の脇に大きな草があり、思いきり引き抜いたら腰を痛めてしまった。まずい事になった・・・

 

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アオイの思い出

2007-06-23 09:25:59 | 環境問題

愛犬と散歩に出かけた。土手にアオイの花が咲いている。毎年同じところに同じ頃咲く。宿根草なので当たり前のことだが、その季節感が心地よい。

アオイの花をみると小さい頃の風景を思い出す。当時は麦と米の二毛作で、6月の麦刈りから田植えの頃は最も忙しい時期だった。子供は農作業の手伝いもするが、直ぐあきて畑の脇で遊んでいた。ヒバリの鳴き声、巣、ヒナ、そして土手のアオイ。今でも同じ自然の営み。人間だけが少しずつ変わっているようだ。

帰りに水田を覗き込んだら、ホウネンエビとカブトエビが群れていた。そして我が家の緑のカーテンも順調に育っている。

<谷田川のアオイと川田>

<谷田川の白いアオイ>

<谷田川のピンク色のアオイ>

<2007年緑のカーテン6月>

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監督冥利につきる

2007-06-19 06:03:41 | スポーツ

群馬県小学生総合体育大会(陸上競技)が6月17日に県営敷島陸上競技場で行われた。我が館林クラブからも14名が参加し、男子走り幅跳で4位、女子ボール投げで2位と7位にと3名が入賞した。

私は小学生の面倒をみて10年以上になる。小学校は中学高校のように部活がしっかりしていない。したがって、我々のような地域のクラブチームがサポートしないと、実力がありながら県大会に出場できない子が出てきてしまう。ということで小学生の面倒を見始めたのだが、その子が中学、高校、大学と陸上を続け、後に強くなったりすると嬉しくなるものだ。実際そういう子が結構いるから面白い。

小学生の指導で大切なことは、先ずは楽しませること。次に大きな大会への出場させること。つまりスポーツのきっかけを作ってあげることで、決してハードな練習をさせてはいけない。人生にとって小学時代が黄金期であってはならないのだ。

初めて県大会に連れて行った子も今春大学を卒業した。社会人になっても生涯にわたりスポーツを楽しみ、心豊かな意義ある人生を築いて欲しい。こんな教え子が増えることが指導者冥利に尽きるということなのかもしれない。

 

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キューイ、プルーン、ブラックベリー

2007-06-16 07:53:04 | 環境問題

田植えの忙しさに気をとられていると、周りの植物はどんどん大きくなっていた。

プルーンはなんとなく色づき、ブラックベリーは収穫期となった。最初は果実酒に漬け込み、残りはジャムに。キューイは小さい実がなり始めた。また「緑のカーテン」のリュウキュウアサガオもいつの間にか上まで伸びた。

ところで、前回の「さなぶり」続きだが、関東では「早苗饗」と書き、「さなぶり」というが、関西では「さのぼり」「さなぼり」などというらしい。これは、田植えの前に神様が天から田に降り、終わると帰るといわれており、降りてくるのが「早降(さおり)」、天に帰るのが「早昇(さのぼり)」。関東や東北では「さのぼり」が「さなぶり」と変化したらしい。「さ」は稲のこと。そこで我が家では田植えの終わった日に、農作業の疲労回復、自然の恵みへの感謝、米の豊作祈願などの気持ちを込めて牡丹餅を食べている。でも神様が天に帰るとは誰も思っていない。

<2007年緑のカーテン6月>

<庭のプルーン>

<キュウイフルーツの子ども>

<ブラックベリーの赤ちゃん>

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さなぶり・ぼたもち・田植え終了

2007-06-09 19:19:21 | 日記・エッセイ・コラム

今年も田植えが無事終わった。我が家では6月第2の土日を田植えと決めている。ちょっと遅いが、群馬のこの地方では、麦作の影響で6月に入ってから田植えとなる場合が多い。

田植えの前には、籾降り(種まき)を3週間前に、代掻きを2日前にしなければならない。ただし「卯の日」には籾降りは行わないと言い伝えられており、我が家では実行している。

田植えが終わると「さなぶり」となる。食事はいつもの「ぼたもち」だ。私は餡子が大好きなので「ぼたもち」も大好き。

ところで「おはぎ」と「ぼたもち」の違いは? 我が家では一年中「ぼたもち」と言っているが、本当は、春が「牡丹餅」で、秋は「御萩」と言うらしい。小豆の餡のほかに、きな粉やゴマの「ぼたもち」もある。お盆の頃はきな粉やゴマが多い。

今日は、最初、田植え機の調子が悪かった。農機具は1年に1度しか使わないものがあり、こんなことが頻繁におきる。しかし運よく(実力で?)直った。農機具は説明書(マニュアル)が無くなっている場合が多い。亡き親父から譲り受けた田植え機も同様にマニュアルが無かった。だから、具合が悪くなると、どこをどうしてよいのか分からない。そこで感で直す。もし直っていなければ、今夜は「さなぶり」どころではなかった。

「さなぶり」の語源は次回にまわし、取りあえず走ってこよう。田植えの後のランニングは辛いが、美味しい「ぼたもち」が待っている。

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フルマラソンランキング

2007-06-03 11:21:29 | スポーツ

ランナーズからが2006年度のフルマラソン1歳刻みのランキングが発表された。なかちゃんはナンと昨年より順位を1つ上げ全国3位。

でもじっくり見ると注目する人が2人。男子は57歳で2時間36分の保坂好久さん、女子は72歳で4時間11分の石上みよさん。

保坂さんは福岡国際などで名前を拝見するが「すごい」の一言。なお、保坂さんは55歳で1500mを4分24秒90、56歳で3000m9分33秒97のタイム。とても信じられない。

石上さんは、以前(20年前くらい?)ランナーズなどで頻繁に名前を見たが、まだ走っていたとはビックリ。3回大会から18回大会までの常連。1981年の3回大会は47歳、最後の1996年の18回大会は62歳で東京国際女子を完走している。1歳くらいのズレがあるかも。

しかも保坂さんも石上さんのともに静岡出身だ。温暖な気候が良いのだろうか。

ランキングの最高齢者は男女ともに80歳を超えている。私も頑張らなければと思い、群馬大学の山西教授の「三途の川原を走って渡る会」のことを思い出した。

※参考

保坂さんにまつわるHP(読むと面白い)

夜久弘のぼくの出会ったランナーVol.2」へリンク

石上さんの掲載されたHP

東京国際女子マラソン結果」へリンク

 

ところで、私の家の「緑のカーテン」と、ブラックベリー、プルーンの実はともに大きくなってきた。昨年はブラックベリーをジャムにしたが、今年は果実酒にしてみたい。きっと旨いに違いない。

<2007年緑のカーテン6月>

<ブラックベリーのたまご>

<プルーンの青年期>

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サブスリー「明日のためのその4」

2007-06-02 06:11:21 | サブスリー「明日のための」

このシリーズは、フルマラソンでサブスリーを達成するための秘策を紹介するブログである。

明日のためのその4

『体重は最適体重(ベスト体重)を保つべし』

オリンピックランナーは車にたとえればF1と同じだ。精密に計算された無駄のないフォルムとパワフルなエンジン。一般ランナーはそこまではいかないが、ワゴンやセダンでなくスポーツカーに近い。

速く効率よく走るためにはパワーウエイトレシオが重要となる。これは馬力あたりの体重で、小さいほうが速く走れる。同じ馬力が出るのであれば、体重は軽いほうが良い。しかし体重を減らすと馬力も落ちる。さらに持久力も無くなる。馬力を増やすと体重も増える。したがって最も効率の良いベスト体重で走ることが求められる。そのため体重管理は重要だ。私の場合、次の3点に心がけている。しかし現実は難しい。特に宴会が続くと。

  1. ベスト体重を知ること。
  2. 毎日、体重計測をすること。
  3. 減量は食事制限でなく走りこみで行うこと。

ベスト体重は、身長から推計する方法もあるが、個人差があるので、ランニング日誌から推測するのが良い。日誌には、練習量、体調、体重、レース結果などを、必ず毎日記入する。体調が良く、タイムトライアルでいい結果の出た日、またレース結果の良かった日がベスト体重だ。単に軽ければ良いというものではない。また、レース距離によってもベスト体重は違ってくる。トラックレースの5000mとフルマラソンでは当然違う。フルマラソンでは持久力が求められる。そのためやや多めの体重でも良いらしい。

体重は、朝と夜の2回計測する。体重の変化を見るのは、体重が安定している朝が適している。夜は練習の強弱によって2kg以上変動してしまう。その増減に一喜一憂してはいけない。体重計はデジタル式のもので、体脂肪も表示されるものが良い。体脂肪は10%以下を心がける。

減量には、消費カロリー(運動)が摂取カロリー(食事)を上回る必要がある。食事を減らすか運動を増やす。またその両方。できれば食事を適正に保ち、運動を増やして体重を落とす方が望ましい。当然運動は有酸素運動だ。そのなかでもLSD(ロング・スロー・ディスタンス)が向いている。

消費カロリーは次の式によって計算される。

●体重(kg)×走った距離(km)=消費エネルギー(kcal)

たとえば、体重60kgの人が10km走ると600kcal消費したことになる。また6kcalのエネルギー消費は体重1gを減らせることができるので、1日10km走ると100g、1か月で100kmを走れば1kgの減量につながる。減量は1か月で1kgが無理のない計画だ。

ちなみに食事はご飯1杯が180kcal、ビール大瓶1本が250kcalだ。5kmを走ればビール大瓶1本のエネルギーを消費したことになる。また炭水化物には1g当たり4kcal、たんぱく質も同じ4kcal、脂肪には9kcalの熱量がある。炭水化物である糖類は脂肪の半分以下の熱量しかない。脂質を含むケーキより、脂質を含まない和菓子がいかにダイエットに向いているかが分かる。

甘い物を食べるなら、和菓子、羊羹、あんこなどがいい。私は甘い物が大好きで粒餡派だ。

 

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