マラソンなかちゃん

マラソンのことを中心に、農業、環境、健康、パソコン、小旅行などを気ままに書いています。

1畝、1俵、せだら(畝俵)

2017-10-30 21:35:36 | 日記・エッセイ・コラム

今年の稲作は明暗を分けた。

稲の収穫期を迎えても、台風と長雨の影響で稲刈りができない農家がある。このままでは刈り取ること自体ができなくなることも懸念される。

一方、順調に収穫できた農家では近年になく収量が多かった。通常、群馬では1反8.5俵程度の収量だが、今年は10俵もあった。この辺では1反から10俵取れることを1畝1俵に当たることから、畝俵「せだら」と表現する。

ところで、我が家では自宅用に2.5俵、親戚用に2.5俵、合わせて5俵を自家米として保管している。

計算は次のようになる。

1家族3人が食べる白米は1日2.5合、1合は150グラム、玄米から白米への精米歩合は90%、1俵は60キロ、1年365日に必要となる玄米のキロ数は・・・

2.5合×150グラム×365日÷90%=152083グラム=152キロ≒2.5俵

つまり1人が1年間に自宅で食べる米の量(家庭内消費、玄米換算)はわが家の場合50キロとなる。

ちなみに、公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構によると、日本人1人がが年間に消費するコメの量(白米換算)は、平成28年度で、56.0キロ(家庭内消費38.6キロ、中・外食消費17.4キロ)で、我が家では白米換算で家庭内が45キロとなることから、内食依存型であることが分かる。

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籾摺り、選挙、台風

2017-10-21 09:51:31 | 日記・エッセイ・コラム

今年の秋は本当に雨が多い。

そんな中、晴れ日となった10月18日に稲刈りをすることができた。とはいっても前日が雨だったこともあり、刈りはじめたのは露が乾き始めた午前11時くらい。刈り終わったのは暗になった午後7時過ぎ。その後乾燥機に入れて仕事が終わったのは午後8時。

ちょっと疲れたが、翌日以降も台風と秋雨前線の影響でずっと雨だったので、ラッキーとしか言いようがない。

今日21日の午後には1回目の籾摺りを行いたい。2回目は来週の土曜の予定。

明日は選挙となるが、台風の影響も加わり大変なことになりそうだ。両方とも何事もなく終わることを祈っている。

ところで、農作業の後はビールがいい。最近は、正真正銘のビールを飲んでいたが、新製品の新ジャンルが発売されたので試しに購入。アルコールとローストが高め。今回は金麦<琥珀のくつろぎ>と麦とホップ<赤>の飲み比べ。秋には向いているかもね。

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雨、雨、雨

2017-10-16 06:32:25 | 日記・エッセイ・コラム

父が亡くなって以来、20年以上米作りをしているが、収穫時期にこんな長雨になったことはない。

この雨で我が家はまだ稲刈が済んでいない。父の命日の10月17日以降の稲刈となると平成5年以来となる。あの年は冷夏で、その翌年タイ米の緊急輸入となったのを覚えている。結局は農家に備蓄があり足りたのかもしれないが・・・。

今年は総選挙もあり、土日がつぶれるので、1日は年休をとって稲刈りをすることになるかもしれない。

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1歩(坪)、1日、3合

2017-10-15 17:35:56 | 日記・エッセイ・コラム

太閤検地以前は、1反は360歩(坪)だったが、秀吉が検地の際に300歩(坪)に変えたらしい。理由は反収が向上したからという説や、年貢を多く取りたかったからという説があるらしいが、きっと両者の複合的要因に違いない。

ところで、秀吉以前は、収量と面積の関係がリンクしていて理解しやすかった。

つまり、1人が1日に食べる米の量は1歩(坪)の収量に等しい。1反360歩(坪)であれば、1年の日数365日とほぼ同じで、1反で1年間に食べる米がとれることになり、人口、面積、米の量がリンクする。

また1日3食で1食1合だとすれば、1年に1人が食べる量は、365日×3食×1合=1095合≒1000合=100升=10斗=1石となる。

昔の人は1食1合も食べたが、自分が大学時代は運動を欠かさなかったこともあり結構食べた。1食1.5合、ランナー2人で暮らしていたが、2人で1日9合も食べていた。今考えると信じられない。

参考だが、石、斗、升、合は、容量の単位で枡で量る。俵は重量の単位で秤で量る。米は粒の大きさなどにより、密度が一定とはならないが、概ね1石=2.5俵=150キロ。つまり1升約1.5キロということになる。

昔の人は、1年で1石(150キロ)を食べていたが、現在は平均で1俵(60キロ)以下となってしまった。

一方、収量は1反あたり、昔は1石(150キロ)だったものが、現在は約8.5俵(510キロ)。つまり、1反で賄える人の人数は、1人から8.5人へ増加している。

同じ農地面積なら、8.5倍の人口を賄えることになる。

ちなみに、西暦1600年の推定人口は1940万人、2015年は1億2709万4745人。約6.5倍の人口となった。したがって農地は6.5/8.5=76%で賄えることになるが、実際は増えている。

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1反、1石、1人

2017-10-10 21:09:02 | 日記・エッセイ・コラム

キンモクセイの咲くころは、稲刈りの季節。

ところで、昔は1反の田んぼから1石(150キロ)の米がとれ、1石は1人が1年間で食べるコメの量とされた。したがって、石高=人口ということになる。

わが館林は、徳川四天王の一人、榊原康政が城主となった時代の石高は10万石。つまり人口10万人に匹敵した。その後、徳川五代将軍、綱吉の時代には、25万石(飛び地も含む)まで拡大。

人口に置き換えると25万人となるが、当時と現在の人口は大きく異なっているので、現在の相対的な都市規模に換算すると・・・。

当時の人口は、「吉田東伍は1人1石という仮定に基づいて1598年の慶長石高から1600年の推定人口を1850万人と見積もった」とあり、また「藤野正三郎(2008年)は17世紀前半の大藩の人口増加率(0.4%)から1600年の推定人口を1940万人、1650年の人口を2365万人、1700年の人口を1700万人と算出した」とある。(※出典はWikipedia)

一方、現在の日本の人口は、平成27年(2015年)国勢調査によると、1億2709万4745人となる。

この比率で計算すると、

1600年 日本人口1940万人 榊原康政時代 館林10万人 現代換算65万人

1650年 日本人口2365万人 徳川綱吉時代 館林25万人 現代換算134万人

綱吉時代は、現在の政令指定都市並みの規模があったということになる。

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火災報知機と電池

2017-10-07 17:17:01 | PCと家電と車

最近火災報知機の話題が新聞に載ったので、我が家に眠っていた火災報知機を2個取り出し電池を入れなおした。

そこで疑問が・・・。

疑問その1

火災報知機には、マンガン電池とアルカリ電池、はたしてどっちが適しているか?

アルカリ乾電池は、パワーがあり、長持ち。したがって、モーターなど大きな電流を必要とする機器に向いている。具体的には、CDプレーヤー、強力ライト、ミニ四駆など。

一方マンガン電池は、休み休み使うと、電圧が回復するという特徴があり、小さな電流で休み休み使う機器に向いている。例えば、リモコン、携帯ラジオなどだ。

しかし、物理的な部分は別として、決定的な違いは価格。

火災報知機の電池は9ボルト角型で、アルカリの場合1個500円くらいする。2つの火災報知機にそれぞれ入れると1000円と結構な値段となる。だが、マンガン電池はその半額以下。

そこで今回はマンガン電池を2個購入した。

今回調べていて分かったことは、アルカリ電池は放置すると液漏れを発生し、マンガン電池は起こらないということ。大容量の電流を必要としない場合はマンガン電池がいいかもね。

疑問その2

火災報知機には交換期限があるが、期限を過ぎても使用できるのか?

我が家の火災報知機は、ヤマトプロテック株式会社の「けむピー」(型番YSA-209JP)で、交換期限は製造後5年とある。製造年月は2008年7月なので、2013年が期限となる。ということは電池を交換しても意味がないのかもしれない。

だが、報知器には自動試験機能付と書かれており、テストボタンがある。そのボタンを押すと正常に音が鳴るので問題ないような気がする。しかし、これはあくまで音が鳴るかどうかのテストで、煙を感知するかどうかは別のことなのか。この点が良く分からない。

試験的に線香の煙をセンサーに吹きかけ作動するか調べればいいということかもしれないが、仮に、一度警報が鳴ったらもう使えないというのでは煙の吹きかけも躊躇する。

まあ「火災報知機は無いより有った方がまし」くらいに考えた方がいいのかもね。

 

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