世も末という高校生のセリフ

2009年06月10日 | 日々のこと
夕食時、政局のニュースを聞きながら、「何か世も末ねぇ」とつぶやいたら、父が「あーその世も末って、高校生が言っていたわ」「何それー?」「ひったくり捕まえた高校生のセリフだよ。犯人は警察官」・・・・なるほどね。「それは上司も大変だわー」「高校生は表彰されるのかしらねえ」と母。「表彰するほうが恥ずかしいかもね」

 この頃なんとお金にまつわる不祥事も多いことか。

 コンプライアンスがどうのこうのというけれど、何か殺伐とした感じがする。

 情報過多が余計に、人々を不安にさせているのも事実。昔だって今以上に犯罪も殺人もあったらしいが、せいぜい新聞かラジオのニュース位。情報化時代に入り、1日に何回も否応無しに聞いてしまう。朝から晩まで繰り返し聞いているような家庭人など、何倍にも感じているのかもしれない。

 秋葉原事件から一年、テレビで繰り返される話の中に、犯人が予告を携帯から流し続けたのに、誰も反応してくれなかった旨があった。

 事件当時もそれを聞きながら、それが心にひっかかってならなかった。
孤独ともいえるし・・・誰かに知ってもらいたい自分・・・人と人とのつながりが希薄になっている現状。うまく説明できないけど・・・。

 実はこれが今の私たち(日本人)の抱える大きな問題の根底にあるのだと思う。

 世も末なんて言葉、未来にたっぷり時間のある若者から聞きたくないものね。

 依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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