山蕗と格闘の後

2009年06月17日 | 料理
すっかり山蕗に魅せられて、2週続けて山に行った。そのむかし、むかし採りに行った山に行ってみた。木が大きくなった分、蕗はやせてはいたが、その分柔らかい。

 採るのが楽しいはよかったのだが、それを全部料理すると言う膨大な時間を無視したので、山ほどの収穫となった。帰って「すごく満足したの」の一声が自然に出た。

 キャラブキ以外に、塩ズリをして茹でて皮を剥き煮物を3種類作った。ついでに時期はずれ状態のわらびも収穫したので、灰汁抜きをした。

 結局延々と6時間も蕗と格闘。その間に夫が、「山椒の佃煮」をしてと、庭から摘んできてくれた。・・・・あーあ、とうとう山椒の味の分かる人にしてしもうたと、内心うれしいような・・・・。結局山椒の実まで摘んで、それも焚いた。

 山椒の実、さっと湯でこぼして、お酒と醤油とみりんで薄味をつけるだけ。
これがおいしいのなんのって。

 翌日、同窓会の懇親会。結局少人数だったけど、その分中味が濃かったみたいで話がはずんだ。初めて参加された方も楽しい時間を過ごされたみたいで、内心ホッとした。

 ところが翌朝、耳鳴りがすごい。突発性難聴だ。
 早いに越した事がないので、耳鼻科にすっ飛んで行った。
 「どなたか病人でも」「お仕事がおいそがしいとか」「家の普請でも」とか医師の質問に・・・・まったく思い当たることがない。
 時間があれば点滴でも、と言われて「ハイハイ」と。点滴をしてもらいながら、本を読もうとしていた私に、看護婦さんは「本当はお疲れだと思いますから、休まれたほうが・・・」と。

 突発性難聴はストレスで起きることが多いようだ。うーん私のストレス解消は読書だから、本を読まないでと言われても・・・。

 3日薬を飲んで治らないようでしたら、入院しましょうなんて言われて、来週のスケジュールを思い浮かべてしまいました。
 幸いにも1日薬を飲んだら、ほぼ元通り・・・やれやれよかったわ。

 どうも慣れない山歩きと蕗との格闘がことの原因のようです。
「ほどほど」という言葉が身にしみました。
 
 でも次は、梅が待っているのよね。
 依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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