太陽光発電の訪問販売

2009年06月25日 | 日々のこと
「太陽光発電の営業が来てるんだけど、なんて言っておけばいい?」と母。電話での営業と思い込んだ私は、「30年も経った家だから、新築した時に考えます、とでも言ったらどうですか」で終わったつもりでいたのに。

 夕食を済ませた頃を見計らったように電話。

 「お話聞いていただけましたでしょうか?」「いいえ」「お客様のご負担がなく・・・・」30年を出して断ろうとしていた気分がこの言葉に変った。(そんなーと)

 ○○電機のCM資金使ってという。「CM資金ってナンなんですか?」負担がないってどういうこと・・・・ずっーとその点を聞くんだけど・・・だんだん言葉が曖昧に・・・・「負担が無いといっても、お客様の生活の仕方によっては、負担がでます」と、ついに本音が出た。

 初期投資が只になるようなニュアンスで入ってきて、負担がなくなるのは、日々の電気料のランニングコストにすり替わった。

 ようは購買の決定権を持つ者と本物の営業が合うための、おとりみたいな話なんだ。

 強く聞けば、よくわからないと言い、嫌なら断っていただければいいことで、と言われても・・・・私としては・・・やっぱり人として許せない。

 「30年も経つ家に勧めるなんて、詐欺みたいじゃあない」といえば、嫌なら断ってもらえば・・・・とのこと。

 電話を終えたら、「母ちゃん詐欺なんて言って大丈夫かい」と母。「うーん、そんな感じにとれるもの」

 よく聞けば、先日訪問してきたのだという。高齢者は律儀だから、聞かれれば素直に個人情報を話すから、グットタイミングな電話時間となった訳だ。

 彼の言うには、太陽光発電を載せるには最高の条件、しかしそれは載せる側の都合だけであるのも事実。本当の営業が出かけてくれば、それはすばらしいシュミレーションで攻め立てるだろう。

 今時の補助金と買電が倍の単価になれば、計算上では元はとれるかもしれないが、築30年からの家の仕組みでは、実際それはむずかしい。

 高気密高断熱で燃費を使わない家なら、それは十分に可能なのは、日々の仕事の中で目にしていることだから納得するけれど。

 今朝みゆきさんに話したら、みゆきさんのところも初期投資が只になるような説明だったとか、それでもお客様に得になるかどうかは分からないという訳の分からない説明が付いたらしいけど。

 訪問して「食いついて」ナンボ、「電話で訪問を取り付ければ」ナンボの世界なんだろうな。

 こんな田舎、屋根に載せるなんて発想止めて、裏庭や隣の畑にいかがでしょうかってやればいいんじゃあない。・・・・これなら築年数も台風も雨漏りも初期投資のコストも押えられるじゃあないの。

 誰にも教えないで自分でやるかー。(笑)
 依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ村へ
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする