このお菓子をいつ頃からクリーム・ボールと呼ぶようになったかという記憶はないのだが、あまりにもこれを食べ続けるバリの友人が呆れて、私のことを「クリーム・ボーイ」とよんだことがきっかけだったことは間違いない。今もバリに住んでいる間中、ぼくはこれを食べ続けている。ちなみに今日も3個が私の胃の中に収まった。
クリーム・ボール(とバリで呼ぶかどうかは定かではないが)とは、ハンバーガーのバーンズのようなパンの間にバタークリームが塗られ、その上にチョコレートのフレークがかけられている。このチョコ・フレークがオランダ文化の移入であることを考えれば、このクリーム・ボールはオランダ人が考え出した食べ物なのだろう(そう考えると私のバリの毎朝の生活はヨーロピアンなわけである)。
それにしても安いのだ。現在、物価が高くなっても、5個で5,000ルピア。現在のレートで換算すると一つは10円もしない。どうしてこのようなチープなものが好きなのだろうとよく考えるが、B級だろうが、C級だろうが、旨いものは旨いのである。僕の祖先はオランダ人だったのだろうか、それとも味覚に相当問題があるんだろうか?(僕は前者だと信じています。)
さらにすごいことに、冷蔵庫に入れておかなくてもそう簡単にはカビないのである。相当に防腐剤が入っていることも予想できるのだが、そんなことを考えていてはインドネシアでは研究できない。だいたい今、これを書いている場所には冷蔵庫もなければ、クーラーもなく、壊れそうな扇風機がガタガタ鳴っているだけである。なんだか、日本の昭和30年代の夏のサウンドスケープ。いいじゃないですか?郷に入れば郷に従いましょうね。
クリーム・ボール(とバリで呼ぶかどうかは定かではないが)とは、ハンバーガーのバーンズのようなパンの間にバタークリームが塗られ、その上にチョコレートのフレークがかけられている。このチョコ・フレークがオランダ文化の移入であることを考えれば、このクリーム・ボールはオランダ人が考え出した食べ物なのだろう(そう考えると私のバリの毎朝の生活はヨーロピアンなわけである)。
それにしても安いのだ。現在、物価が高くなっても、5個で5,000ルピア。現在のレートで換算すると一つは10円もしない。どうしてこのようなチープなものが好きなのだろうとよく考えるが、B級だろうが、C級だろうが、旨いものは旨いのである。僕の祖先はオランダ人だったのだろうか、それとも味覚に相当問題があるんだろうか?(僕は前者だと信じています。)
さらにすごいことに、冷蔵庫に入れておかなくてもそう簡単にはカビないのである。相当に防腐剤が入っていることも予想できるのだが、そんなことを考えていてはインドネシアでは研究できない。だいたい今、これを書いている場所には冷蔵庫もなければ、クーラーもなく、壊れそうな扇風機がガタガタ鳴っているだけである。なんだか、日本の昭和30年代の夏のサウンドスケープ。いいじゃないですか?郷に入れば郷に従いましょうね。