Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

GURAMI大好き

2009年01月05日 | バリ
 やっぱりインドネシアにきたら白身の淡水魚GURAMI(ティラピア)である。本日はインドネシア人の友人たちとともにデンパサール郊外のMINAとよばれるGURAMIのおいしいお店で会食。メニューをみなくても内容を熟知している私たちは、「昨日は揚げだったから、焼きで」なんて感じでオーダーする。ちなみにこの短期の滞在で三匹目のGURAMIである。私はこの店では「竜田揚げ風」を注文する。
 なんといってもうまいのは、この魚につけて食べるサンバルとよばれる辛みのある薬味。魚の調理は当然ながらこの薬味も店の評価の重要な点である。もちろんろうそくの光に照らされた生簀の上のガゼボで食事ができる夜のMINAは店の雰囲気もばっちりである。しかしこの手の店に昼にいくと、ちょっと抵抗を感じるかもしれない。まず生簀であるが、まるで淀んだ池のようであり、この中で飼われている魚を食べるのかと思うと食欲が減退するかもしれないし、暑さでなんとなく池が生臭い(気がする)。私はすっかり慣れてしまったのだが。
 やはりそんな風景は見ずに、生簀のあるGURAMIレストランにはぜひ、涼しくなった夕刻から出かけるべきである。とはいえ、インドネシア人も同じことを考えているようで、駐車場は車で埋まり、そう簡単に食事にありつけないことも書き添えておこう。(12月26日記)


貧乏性

2009年01月05日 | バリ
 インドネシア政府の奨学金をもらってバリで勉強していた1980年代、私の生活は決して裕福ではなかった。インドネシア人から見ればそれなりの生活だったかもしれないが、切り詰めなくては個人的なお稽古代を払ったり、ワヤンの人形を買ったりすることはできなかった。自宅で育った私にとって留学時代は、正直、人生で初めて切り詰めて生活する初めての経験だった。
 ところがインドネシアでのこうした習慣は、20年たった今も身についてしまって消えようがない。ここではお稽古をしたり、資料を買ったり、村の人たちのために使う以外のお金以外、ようするに衣食住なのだが、それらに全くお金をかけられないのだ。もし少しでも贅沢をしようものなら、ものすごく罪の意識にさいなまれるのである。
 今回、一日だけ他大学の先生を案内してウブドに宿泊するのだが、それでも宿泊するのはいわゆるロスメンで、ここは以前、ワヤンを調査したとき宿泊した場所。選んだ理由はひとえに安かったからである。しかし重要なことは「安いから悪い」ということは必ずしも当たっていないということだ。このホテル、当主は相当のワヤン好きで以前宿泊したときはワヤン談義で1時間も盛り上がり、さらにはそのせいか、あれもこれも食えといわれ、朝からとんでもない御馳走をもらってしまったのだった。電話で予約をお願いすると、「おう、あのワヤン好きの日本人か。予約はOKだ。おまえは一番安い部屋、お前のボスには一番いい部屋を用意しておくからな。」と言ったあと、最後には「従者(プナサル)は王(ラジャ)と同じランクの部屋に泊まってはならない。」なんてわけのわからないことを言われて電話を一方的に切られたのだった。貧乏性のおかげで、知人の輪が広がっていく。


昼の空港

2009年01月05日 | バリ
 たいていバリの国際空港には夜中に到着して、夜中に出発するために昼の空港をみることがない。久しぶり来客を迎えるため午後5時の空港に行ってみると、なんだかすっかり空港が変わってしまって驚いた。税関を出たところにはコンビニができているし、なんだかWELCOMEの表示もすごく派手になっている。進化し続ける国際空港の感がある。
 1983年に最初にバリに来た時の空港は、ものすごく小さな国際空港だった。新しくなる前の那覇空港の雰囲気こそ、昔のバリの空港そのものだった。那覇空港で進化し続けるのは国内空港であり、国際空港は古いまま。考えてみるとバリの空港の国内線は、国際線にくらべるとそれほど変わった感じがしない。
 バリは国際線、沖縄は国内線、これこそ観光地の在り方を象徴しているのであろう。


ガジャマダ通りで伝統音楽カセットを探すには

2009年01月05日 | バリ
 バリで伝統音楽のカセットといえば2大メーカー Bali RecordとANEKA Recordが有名で、それぞれのカセットを買うには直接このテープを複製している場所にいくのが簡単である。前者はデンパサール市内の旧バリ・ホテルに近いドリアン通り、後者はタバナンの市場前の商店街の電気屋さんである。特にアネカには簡単には行ける場所にはないため、カセットを購入するためには、しかるべき店を知らなくてはならない。
 そのうちの一つはブログに何度か書いたクレナン市場の前にカリスマ・ミュージックだが、実はかなり昔から、ガジャマダ通りにもそんなお店がある。それが今回ブログに紹介するBINA RIAである。なんといってもこの店、店主であるおやじさんがカセットの収録曲に詳しいため、曲名だけで数本のカセットが店内のショーウィンドーの上に並べられるのである。
 カセット屋というのは品揃えだけで判断してはいけない。なんといってもそれぞれのカセットにどんな曲が入っているのかというのが重要だが、そうした曲名から検索できるツールがいまだ存在しないため、結局、人間の記憶に頼るしかない。そのとき重要なのが、店主の力量なのだ。探しものがあるときは、カリスマ・ミュージックとともに、ぜひ訪れることをお勧めする。