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オジロアシナガゾウムシ

2017-09-17 | 虫類


ゾウムシは口吻が像の鼻のように長いのでそう呼ばれている
コウチュウ目でゾウムシ科は最も大きな科の一つで750種以上もいる
ゾウムシは植物のあらゆる部分を食べて食害するが 種によって加害する部分や方法は決まっている
写真ではクズの葉に口吻を差し込んで養分を吸っているように見える

オジロアシナガゾウムシは主にクズで見かける
1cmほどの中型のゾウムシで背面の白と黒が目立ち「パンダムシ」「パンダゾウムシ」の愛称がある
成虫で越冬して4月から10月頃まで見られる普通種
クズの茎にらせん状の傷をつけ産卵し クズは虫こぶとなる
孵化した幼虫は虫こぶとなった茎の内部を食べて育ち蛹となり完全変態する