トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ジョウビタキ

2017-11-08 | 野鳥


夏鳥が去って カモ類 小鳥類の冬鳥がやって来ている

冬の使者ジョウビタキ(尉鶲)10月頃から姿を見せ始めたと情報が飛び交った
名前のジョウ(尉)は翁の意味でオスの頭を銀髪に見立てた
ヒタキ(火焼)はヒッヒッと言う鳴き声が火打石の音に似ていることによる
また 上等なヒタキと言う解釈もある
羽の白斑を紋付に見立てて「もんつきどり」の愛称もある

冬鳥 全国にやって来て市街地から山地の公園 農耕地 河原 草原などに住む
渡来してすぐにヒッヒッと高い声で鳴き縄張り宣言をする
日本の冬を過ごすため オスもメスも自分の食べ物を確保するため一羽で縄張りを持つ
主に昆虫類やクモ類を捕り 様々な草木の実も食べる

オスは銀髪の頭と黒い顔で独特の色彩
メスは灰褐色で腰と尾羽両脇が橙色 雌雄ともに翼に白斑がある
大きさ14cm

思ひかね柴とりくぶる山里を 猶さびしとやひたき鳴くなり(寂蓮)