コチドリ(小千鳥)は小型のチドリ類 千の鳥は文字通り群れを成す鳥の意味
江戸時代頃まで、メダイチドリ シロチドリなど小型のチドリ類を纏めて「こちどり」と呼んでいた
主に夏鳥 西日本以南の暖地では少数が越冬している
河原や砂浜 干潟などに居る
早いものは3月には姿を見せる
ユスリカなど小型の昆虫類をよく捕る
急速に走っては急停止したり、忙しそうに動き回って採食する
雌雄ほぼ同色
太い過眼線がオスでは黒く、メスは褐色味がある
黄色のアイリングがとても印象的だ
大きさ16cm 日本で見られるチドリ類では最も小さい
近江の海夕波千鳥汝が鳴けば こころもしのにいにしえ思ほゆ(柿本人麻呂)