トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

コガラ

2019-05-26 | 野鳥


平安の頃からコガラと呼ばれていた小型のカラ類
あまり人怖じせず馴れやすい鳥で、昔はバーダーの手から餌をとる探鳥地もあった

九州以北に留鳥として分布している
冬でも山に残って過ごすことの多い鳥
10月に採った餌の9割近くを蓄えていて、冬の食料に利用していることが山で冬を乗り切れる秘訣
樹木の幹に近い枝で昆虫やクモ類を捕り、草木の種子や実も採る
ヨモギ類やアザミ類など草の種子を沢山食べたり蓄えたりするのはカラ類の中ではコガラだけ

雌雄同色 頭から後頸までと喉は黒く、胸から腹は白い
大きさ13cm

み山べの嵐にうつるこがらめは 時雨にのこる木のはとぞ見る(土御門院御集)