箱根の低地に自生しているハコネウツギ
花が咲き始めは白いが、後に赤くなる
日本固有種
スイカズラ科の落葉小高木、高さ5m程になる
葉は対生して、葉身は6~16cmの楕円形~広卵形
先は鋭き尖り、基部は円形~広いクサビ形、縁には細かい鋸歯がある
花は5~6月に咲く
枝先や葉腋に2~3個づつ花を付ける
花冠は3cmほどの漏斗状で上部は5裂する
花筒は上半部で急に鐘状に広がる
雄しべは5個で花筒とほぼ同長、花柱は1個で花筒から少し突き出る
果実は蒴果
3cm程の円筒形で11月頃に熟し、裂開する
種子は2mm程の楕円形で回りに翼がある