
嘴が下向きに湾曲しているシャクシギ類の総称として、室町時代に「しゃくなぎ」と言う言葉があった。その中に大中小と居たのでそれぞれ「大シャク」「中シャク」「小シャク」と呼ばれた。シャクは柄杓の事で、柄杓の柄のように長い嘴の意味
旅鳥 春の渡りは4~5月 数百羽の大きな群れで渡ることもある
干潟や磯 海岸の草地 農耕地 河川などに居る
海水域では砂や泥の穴に嘴を入れてカニを取って食べる
淡水域ではカエルやオタマジャクシなど 畑ではバッタなどの昆虫類を食べる
雌雄同色 下に曲がった嘴、頭の約2倍の長さ 黒褐色ではっきりした頭側線
鳴き声はぴぴぴ・・・・と7回笛を吹くような声 セブンホイッスルのあだ名がある
大きさは42cm


そこら中に居るヤエムグラ 居るのが当たり前みたいで良く見た事が無かった
たまたま小さい可愛い花が目に留まった 良く見ると実も可愛い
幾重にも折り重なって生えるのでヤエムグラ・ムグラは雑草の総称
アカネ科の藪や荒れ地にごく普通に生える1~2年草
茎はやや柔らかく4稜があり、稜にある下向きの棘で他のものに引っかかり長さ60~90㎝にもなる
葉は数個が輪生しているが、本来の葉は2個で、他は托葉が変化したもの
葉腋から果柄が出ているのが本来の葉
花は5~6月 茎の先や葉腋から花序を出し、小さな黄緑色の花を付ける
花冠は4裂し4個の雄しべがある
果実は2分果2㎜程の小ささで、カギ状の毛があり衣服などに良くくっつく