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自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

ゆらぎ荘の幽奈さん 第23話「攻め過ぎる狭霧さん」 感想(週刊少年ジャンプ2016年33号)

2016-07-18 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                    
                           扉絵の時点で神回確定済みなのがスゴイ。









ええと、普段掲載順云々についてはあまり触れないようにしているんですが、
それは何故かというと、「自分が好き」という事実の前では掲載順が高かろうが低かろうが、
売り上げが高かろうが低かろうが、話題になってようがなってなかろうが一切関係ないと思ってるんです
それがどういう人気でどういう評価であっても、“自分が好き~”っていう根源的な気持ちの前では全く無意味ですから

ただ、今回だけは書かせて下さい
今週、掲載順2番手です
これが、どれだけ嬉しかったか、どれだけ感慨深かったか・・・
しかも、大好きなミウラタダヒロセンセの作品がこんなに前に載ってる!!っていう興奮が半端なかったです
ジャンプを買って後ろから捲って今週のゆらぎ荘の掲載順を確認するのですが、
どれだけ捲っても全然出てこない、
一番手のセンターカラーまで出てこなかったのでその時点で「えっ・・!?」とは思ったのですが
まさか、巻頭の次に掲載されているとは、正直考えもしませんでした
ここ数年でラブコメ漫画が2番手を飾った記憶がないのですが、
それを含めて偉業を達成したなあって感覚ですね
改めて、おめでとうございます!!



これはこれでアリ。


こんなにも嬉しい気持ちになるのには2つ理由があります
まずは、純粋に「ゆらぎ荘の幽奈さん」という作品が大好きで信じている事
初回から絶賛し、主人公であるコガラシの誠実さとヒロインが彼を想う過程の丁寧さを褒めちぎって来た身としては
最高の形で努力が報われたなっていうか、感想もアンケも欠かさず、ファンレターまで出して来て本当に良かった・・・!って気持ちが強いです
どうだ!というか、見たか!っていうか(笑
特に俺は「少年誌のちょっとエッチなラブコメ」を崇拝しているので、その点でも堪らない
他のどんなジャンルよりもラブコメが大好き!!って人間なので、その意味でもゆらぎ荘が2番手を獲ってくれた事に対する感謝は深いですね
なんせ、戦う事よりも官能的/恋愛的な事柄の方が重要だとすら思ってますから。

もう一つ、ここ数年WJで自分が推す作品群がことごとく成功しなかった現実があります
パジャカノで復帰して以降、クロマネやその後の作品であるバディストライク、更にミウラセンセの前作もそうでしたし
散々悔しい想いを味わって、味わい切って来た俺だからこそ、こんなにも嬉しく思える、、、というのも正直あると思います
好きな作品が、本命が中々生き残れない厳しい時代がそれこそ「初恋限定。」「P2!」の頃からずっと続いてたので
本当にここまで長かった、、、と思いましたし、
ようやくWJで一番好きな作品が続いてくれた・・・!という感動が確かにありますね
特に自分みたいなお色気描写含むラブコメが大好きな人間にとっては厳しい時代が随分続いたのではないでしょうか

正直、バディストで盛大に躓いた後でのこれ、っていうのも大きいと思います
あれで「もう自分好みの作品はWJでは無理かな。。」ってはっきりと感じてたので
そこからのこの大逆転っぷりが凄いっていうか笑
「恋染紅葉」の小鳥ちゃん編であれだけ感動したのにも関わらず、
物語は長期連載にはならなかった・・・という悔しさも感じてたので
ミウラファン的にも、ラブコメファン的にもこの大躍進はすげえ嬉しいです
今週は正に色々と噛み締めるべき、感慨深い号数になっているでしょう

ただ、もうある程度の人気は博せた状態~とは言え
ここは戦場である事は間違いないですから
油断せずアンケ投函は続けて行きたいですし、
ファンレターも出したいですね
ここまで来たら、
もう巻頭狙いましょう!!って勢いで
これからも毎週のアンケ出しに感想は一切欠かさず頑張って行きたいですね

取り敢えず、1話目から、その前のミウラセンセの読切群から、もっと前の「恋染紅葉」の読切版から魅せられた身としては
今週の掲載順、2番手、巻頭の次に載っている、、、というのが凄く嬉しかったですし
ゆらぎ荘ファン的にも、ミウラセンセのファン的にも誇れる出来事だな。って強く思いました
これからも当ブログは「ゆらぎ荘の幽奈さん」を全力で応援していきますよー!!




全力でカワイイー!!


という事で今週は狭霧祭りでした
もう何も考えずとも、ただただ狭霧はんの魅力に夢中になってればいい話数で
そのシンプルさと分かりやすいコンセプトが何よりも秀逸なお話に仕上がってましたね
 ただ、その一方で、最後にはきちんとラブコメ成分も補給、
コガラシが紅潮しながら褒めてくれた水着をチョイス。。と、
きっちりヒロインの可愛さやお色気だけではなく
内面的な可愛さ、それに伴うニヤニヤキュンキュン要素の表現に関しても抜かりがないのが流石でしたね
こういう、ふんわりと漂う心地良い青春ラブコメ感を醸し出せるのが本作のレベルの高さを象徴していて
ただ単にお色気だけで勝負している漫画ではない~と個人的にははっきりと思います
ルックス的な意味合いでも、内面的な意味合いでも女の子の可愛さを表現出来てるのが凄い、という話ですね

何気に、本気で妖怪だと思って来て
常に用心を怠らないコガラシの生真面目さにも注視してもらえたら。と思います
多少細かいですが、ああいうのも重要だと思うんですよね
彼の誠実さを表す意味合いでもね。
個人的に「気を引き締めねーと」のトコロは感心ポイントだったと思ってます。いつだって、そんなコガラシだから人に好かれる訳で。




カワイイ。



しかし、今週の狭霧はやっぱり可愛かったですね
うららとのやりとりでちょろく言いくるめられてるトコロがまず可愛いし、
コガラシの前で恥じらっている表情等もグッと来るものがありました
なんかもうラブコメの王道!をきっちり貫いている印象で
コガラシの反応含めて素晴らしかったですね
そういえば「恋染紅葉」でも水着試着回があったな~、とか思い出しつつ(笑
うららの(色々な意味合いでの)攻めっぷりもまた見事でした
というか、
こういう回が2番目に載っている、って時点でジャンプ自体が攻めてると思ったんですけど笑
そうそう、他人に嫌われないように~って波風立たない無難なジャンプよりもこういうジャンプが本来のジャンプだと思います(自分の中で)
最後の、はだけてるトコロを思い切り見られるカットも狭霧の紅潮フェイス含めて素晴らしかったですね
ラブコメのお色気サービス分のおいしさと、精神的なニヤニヤキュンキュン感の表現も併せて詰まっている傑作回に仕上がってたかと思います
狭霧の可愛さといじらしさがこれでもか!と詰まっていて前回の狭霧回の内容を完全に越えていたかと。

なんで2番手を獲得出来たのか、って考えると
やっぱ主人公のコガラシが強くて頼れる男であること
あと朧ちゃん以降の展開がかなり受けてるんじゃないですかね
ジャンプラブコメの主人公でここまで強い主人公はいなかったですし、
敵をワンパンで倒しちゃう単純明快さも少年ウケに役立ってくれたのかな・・・って
思います
朧ちゃんも出て来て早々単独回を、それもカラーで獲得するくらいですから
かなりの反響があったんでしょうし。。って考えるとやっぱ龍神シリーズが相当好評だったんじゃないですかね(アンケ層的にも)
コガラシの強さもはっきりと示せたし、強力な新ヒロインも獲得出来たしであのシリーズはやっぱ相当の好手だったんだなあ・・・って今となっては感じますね。
そんなミウラタダヒロセンセの手腕に、乾杯。












うむ。(超笑顔)
最高ですばい・・・!
今週はジャンプGIGAでオールカラー8P番外編もあるのでそちらも要チェック!です

あとこれを機に単行本1巻の感想もよろしくお願いします。
コガラシの漫画だな~。と思った ゆらぎ荘の幽奈さん 1巻/ミウラタダヒロ
これを読めば、序盤から誠実な漫画ってのがよく分かる、と思いますし、そう伝わるのを(ファンとして)信じています。