表紙は狭霧はんです。
各々のソロ回多数収録に桃色模様も超加速、
えっちぃシチュエーションと可愛いヒロイン達がたっぷり楽しめる優良ラブコメに仕上がってるんですが
鬼の様に乳首券を発行して更にこの漫画特有の家のようなハートフル模様を炸裂させた12話が色々な意味でシンボリックな話数に仕上がってるかな、と。
この世の中は、
「頑張ったら頑張った分だけ認められる」ような優しい世界ではありません
・・・や、こんな事は別に書かなくていいんですが(笑
それが理不尽に感じる時もあります
だから、
コガラシが彼なりに彼の美意識で以って頑張って
それが荘のみんなに認められつつある、、、のがはっきりしたこの話数は
正直言って感動しました もう既に本誌で読んでいるのにも関わらず、です
そういうハートフルを表現する技法は本当に巧い漫画だな、と思いますし
各々のヒロイン回を個別に行ったタイミングであの話が来るので
(単行本でまとめて読むと更に伝わりやすかった)、
過程という意味合いを含めて感慨深いオチになってるんですよね
それまでは容赦のない桃色天国ですからそこばっか注視されそうですけど、
そういう、、、真っ当に心が温かくなる漫画。つまりは、ミウラセンセが提唱している
「温泉の様な漫画」に正しく成り得ている相様が兎角素晴らしかった2巻目でしたね。
また、幽奈さんと千紗希さんのお話では
千紗希さんの心優しい尽力と好意のお陰で
幽奈さんが心の底から満たされる様子を描いてたりもします
そこまでがやっぱり桃色ですから、このお話もそこに注視されてると思われるんですが(笑
でも、姿が見えなくても、自分と話してくれて、自分の幽霊の写真を見ても怖がらない
どころか、可愛くデコレーションしてくれる。。そんな「ただの人間の」女友達は彼女が初めてだったわけです
そこまで深く考えた上で、最後の幽奈さんの涙を見ると、今まで化け物扱いされて来た分、本当に嬉しかったんだろうな・・・って思えて
沁みるような良さがあるんですよね 少なくとも一般人でここまで幽奈さんに良くしてくれたのは千紗希さんが初めてだったと思うから。
心で繋がれたような気がして、それがきっと凄く嬉しかったんでしょうね。
人が他人を想う気持ちだったり、
リスペクトする感情だったり・・・が
さり気なく色々な話数の要所要所に描かれていて
そういうトコロも読んでいて凄く気持ちがいいんですよね
どのキャラも本当に良い子だし、(ある意味)素直だし、可愛げがあってそういうトコロもまた最高なんです
その上で、敢えて言及しますがお色気・サービス模様も実に最高なんですよね(超笑顔)
狭霧はんは紅潮しながら度々エロ要員として頑張ってくれてますし
夜々ちゃんも意外と官能的なボディで堪らない、
幽奈さん、呑子さんの無防備さもイイですし
唯一乳首が出て無い仲居さん、、、という聖域ポジもこれはこれで良い感じ
こゆずも出て無いんですけど、まあ正ヒロインでなくマスコットポジって事で。。
でもそんなこゆずも下着姿を披露したりロリ派にも優しい仕様になってます
千紗希さんも相変わらずナイスバディで照れる表情も実にグッと来る
極めつけは、まさかの子作り所望ヒロイン朧ちゃんまで来襲・・・!!という事で
正にエース級の女の子達が続々とサービスしてくれる漫画にもなっているので
正直面白いのも当然というか、
ある種ここまで出し惜しみがないからこそ
今のポジションを築けているんじゃないかな。。って
単行本でまとめて読んでて改めて思いました
これだけヒロインが多くて出番も与えられていればお好みのヒロインが一人二人見つかると思いますし
それぞれとの妄想も捗る一冊に仕上がっているので「少年誌のちょっとエッチなラブコメ」がお好きであれば気に入る確率の高い作品です
何より、どの女の子も純粋に可愛く、コメディとしてもレベルが高いと思うので単純に読んで欲しい漫画でもあります
少なくとも、自分は大好きです!!って事で、
そんな想いを益々強くさせてくれる素晴らしい2巻目に仕上がっていました
・・・個人的に、狭霧はんのエロボディで、乳首解禁のシーン(8話目ラスト)で、お世話になったのは内緒です(笑
ただ、やっぱり「コガラシが格好良い漫画」でもあるんですよねぶっちゃけ
正直単行本の表紙にいつかコガラシが抜擢されてもいいんじゃないか?って思ってるほどですもん
少年誌にありがちな無駄に熱血じゃない、無駄に前のめりじゃない、あくまでさり気なく、粋な良さのある主人公で
自然体に頑張ってて、あくまで戦いを避けようとするところなんかも好きで、凄く見ていて気持ちの良い男だと個人的には思ってます
設定の妙もあるんでしょうが、
正直女の子陣が惚れても仕方のない男・・・として描かれてるのが
きっとこの漫画に感情移入出来る一番大きなポイントなんじゃないか、、、と思うと
やっぱ「コガラシの漫画だと思う。」ってサブタイを付けた1巻の感想も決して間違って無かったな。と
いつもはひょうひょうとしてて、でも要所要所で思い遣りがあって、時折熱いハートを覗かせたりする
そんなコガラシ特有の“距離感”が自分は大好きで
はっきりいってヒロイン達に引けをとらないくらい俺は主人公のコガラシ「も」大好きです
つーか、実際に頼り甲斐があって、でも距離感を大事にしてて、色々と万能な男、、、がいたら
女子もほっとかないでしょうしね(笑
ヒロインの恋心にも感情移入が出来る、
そんな少年誌のラブコメは、特にジャンプでは稀有だと感じるので
その意味合いでもラブコメ好きにもチェックして欲しい作品
2巻目も益々(色々な意味で)豊かに進化している感触を受け取れて素晴らしかったと思う
ちなみに、呑子さんのお話の、例の注意書き(?)の小ネタは単行本でも掲載されています
あれ、個人的に凄く笑えた演出だったんでこれはグッジョブだなー、って思いました
ミウラタダヒロさんのペーソスを感じる事が出来てあれめっちゃ好きなんですよね
や、一応「違う」って否定はしてるんですけどね(笑
呑子さん、すごく素敵な女性だと思いました
コガラシの気持ちを楽にさせるあの発言含めて、あの話もまた心に残りましたねえ。