サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

ゆらぎ荘の幽奈さん 第27話「期末テストと千紗希さん」 感想(週刊少年ジャンプ2016年38号)

2016-08-22 | ゆらぎ荘の幽奈さん
                                     
                                  やだ、格好良いじゃない・・・(惚)。











先週の木曜日あたりからずっと憂鬱な気持ちが続いてて
何やっても気分が晴れないどころか、更に「うーん・・・」ってなる出来事も続いてて、
夜中に悲しい音楽を聴いて号泣したりムカムカしながらずっとうなされてたり
なんというか、まあ、最悪の精神状態が続いています

でも、不思議と、、、自分の「好きなもの」を見てると自然と反応しちゃうというか
誰とも話したくない気分にはなってるけど、自分の好きなものに触れるとまだ感情が動く事にありがたさを感じるんですよね・・・。
それが「本当に好き」って事なんでしょうね。こういう話、前にも記述した気がしますけどね。

頑張ってもちっとも報われない出来事があまりに多過ぎて
眩暈にも似た感情を日常茶飯事的に覚えてるんですが、
だからこそ、、、
そんな荒んだ精神を癒してくれるこういう「娯楽」と呼ばれるものがある種の“救い”に成り得るんでしょうね
今日も休憩時間に読んでエネルギー・・・っていうかニヤニヤをもらいましたよ。では感想です。







別のトコロに集中しちゃうね!(笑顔)


今回はラブコメの王道「惚れ薬」がネタでした
サブタイに千紗希さんって入ってるのに当人が全然出て来ないのはよく分からなかったんですが(ミスかな?)
みんなでワイワイ回、、、と見せかけて本題は狭霧と狭霧の恋心についての描写だったかな、と思います。

そういえば、私的な事なんですがこの間掲載順が2番手になった話数を読み返してたんです
あの号は掲載順含めてゆらぎ荘のファン的に嬉しすぎる号数だったので。
その回のメインだったのが狭霧でした
そしてこの回も狭霧が(ほぼ)メイン、、、と考えると
今現在狭霧の人気が抜けてて狭霧を(作者的には)推したいのかな?って何となく思いました
初期のゆらぎ荘メンバーの中でも幽奈さんを含めても一番出番が多い、というか恋愛的なエピソードを用意されてる気がします。
こりゃ夜々ちゃんは厳しいか?
マスコット的存在で終わっちゃいそう
呑子さんはもっと

・・・いや、そんな事はいいんですよ
いいんですか?って自分自身に問いたい気持ちはあるんですけど(笑)。
ただまあ、年齢だとか(読者にとっての)取っ付き易さを考えるとやっぱ狭霧はんなんでしょうね
そういうのは凄く感じます そして、それも全然嫌じゃない自分も居たりするんですよね。



今回の狭霧は、凄く可愛かったです
ただ「可愛かった」で済まされるようなものじゃなく
「凄く」可愛かったんです
その要因は決して作画とかエロとかではないです
何かって言うと、最後の朧ちゃんを通して惚れ薬の弱点が露呈したシーン
あそこが正直一番大きかった要因なんじゃないかと思いますね 勿論作画もエロも素晴らしい、と認めた上でね。

元々「いいなあ。」って思ってたところに「少しでも好きな気持ちがないと~」って裏設定ですよ
所謂有り体な惚れ薬、というよりは心の奥底の本音掻き出し薬~的なアイテムだった。と分かってから読み返すと
余計に狭霧がめちゃくちゃ可愛く思えるし、実は健気でいじらしい女の子なんじゃないか・・・って感じられるんですよね
いつも戦ってて、強張ってるけど、心のどこかで「女の子扱いして欲しい」気持ちがある、、、って
乙女心の表現に正直キュンキュンしちゃいましたね
特に「狭霧はちゃんとかわいい女だ!」のシーンはね(笑

しかも、服もはだけまくってますからね
そのままワンチャンあります?的な妄想も捗って二重の意味でありがたいです(超笑顔)
お話としてはラブコメの王道のアイテムである惚れ薬の亜種を遣って展開させただけなんですけど
最後に裏話を持って来る構成力であったり、キャラの可愛さを魅せる演出が極上で
正直流石、、、掲載順2番手記録する事だけはある漫画だな。って個人的に思ってしまいました
また、この話に取りかかるまで半年掛けてる「待ち」の効力もかなり光っていて
ある意味そこまで恋愛に関係ない日常話をやってた甲斐も旨味もあったな~って感じました
勿論、あれら単体でも面白かったんですけど、こういう話はより時間をかけて、時間を置いてからやった方が絶対に面白かったと思うので。
サービスという建前の裏に隠された狭霧の「本当の気持ち」の表現が見事でしたし、
ストレートに描き切らず、後から想いが伝わる仕様にしたのもミウラさんなりの粋な演出、又は照れ隠しのようなものだったのかな。って少し思いました
強くて、格好良くて、自分の事を素直に「可愛い」って言ってくれるコガラシに惚れる気持ちも、今だからこそ良く分かります
芽生え始めた、というか、はっきりと描き始めた狭霧はんの恋の行方にも注目しています
バレンタインのお話とかやってもめっちゃニヤニヤ出来そうだな、、、って今ふと思いました(笑


単行本2巻の感想もまだまだヨロシク!解禁ポイントも多いぞっ!
頑張った分だけ認められるのが嬉しい ゆらぎ荘の幽奈さん 2巻/ミウラタダヒロ















俺もそう思ってます。だから


いやしかし、純粋に官能的なシーンのはずなのに
(狭霧の)心情を想うと、キュンキュンもしちゃうこの感覚はなんなんでしょうね?
ミウラさんは伊達や酔狂ではなく相当ラブコメを描くのが巧い気がします
っていうか、ぶっちゃけ巧いと思ってます

そして一切の邪念/余所見をせず課題をやり切った夜々ちゃんは流石だ・・・笑
ああいう雑念を捨てられる力があればもっと色々な事が捗るのになあ、、、ってそんな事も思ったり。
お知り合いが教科書に出て来る仲居さんのBBAっぷりもスゲェ