
土曜日はセカロスのワンマンに行ってきました。
以前から気になっていたイベントだったんですが、
今年ようやく参加する事が出来ました
そしたら、もう無条件に楽しくて楽しくて!
ハイブリッドワンマンってどういう事なんだろう、って思ったら
もう常にお互いのバンドメンバーが絡んでいる状態のツーマン、、、って感じで
ある意味新時代の新しいライブの形なのでは?と観ていて思いましたね
7人で演奏する事でより強固な印象に変わるアンサンブル、
メンバー同士が絡む事で生まれる化学変化・・・って事で
正直もっと前から観たかったな、って思う位のイベントになってたんですが
この渋谷エッグマンってハコ自体がパーティスタイルのよく似合うハコだったので
ある意味初めてのハイブリッドワンマンがここで良かったのかも・・・とも同時に思いました
兎角、「ただただ楽しかった」というのが究極的な本音ですね
素晴らしい企画、ありがとうございました。
尚、ファイナルって付いてますが
普通に「またやる。」との事でした
このスタイルの“ワンマン”もっと流行ればいいのになあ。
物凄く革新的なことやってるなーって観ていてずっと感じてましたよ。
やっぱセカイイチもロストインタイムも最高のバンドだわ。
■セカイイチ
岩海苔で慧さんはよく観てますけど、
セカイイチ本体のライブを観るのは久方ぶり
したら、相当バンドが様変わりしてたというか
正直凄い良かったですね
デビュー当初の土臭いイメージは完全に消え去って
ヒップホップのテイストも取り込んだオシャレで都会的な音楽に生まれ変わってました
また、ライブ運びがめちゃくちゃ巧くて、ノせるのも上手いし、流れ、雰囲気を作るのもかなり熟練の技を感じましたね
この日が土曜日の夜だったのを上手く利用して「Holiday」って曲でガンガン上げたり
「Daylight」で源ちゃんを呼び込んでラップバトルで盛り上げたり、
もう純粋に音楽にイカせ続けられた感じ。
敢えて俗的な言い方をすると音楽の床上手・・・的な。
そんな、相当練り込まれた、こちらが一切気を遣わずとも、自然に踊ってこぶし上げたくなるような
とんでもないクオリティのライブを繰り広げてた印象で正直「すげーわ。」と
もう既にベテランの業を感じた辺り、
セカイイチはライブバンドと呼ぶべきなのかもしれません
海北さんと一緒に歌った両親、家族に捧げる感謝の歌では純粋な歌の上手さ、感情表現の巧みさも披露し
ノせるだけじゃなく、情感に訴える事も出来る、、、という隙のないセットリストで
本当にもうただただ手放しで褒めちぎりたいくらい脂が乗ってたんですよね
最後の曲では7人全員の一体感が凄かったし、
ソロパートを全員分用意する演出もめちゃくちゃにアガった
海北さんが慧ちゃん天才。ってよく言われるのも分かるくらい才能の塊なのを感じましたし
またバンドとしての幅広さ、演奏のキレにも終始感動してしまった公演でした
久々に観たセカイイチ、本当に素晴らしかった。また観たい。
■LOST IN TIME
1.26
2.366
3.はじまり
4.呼吸
5.明け星
6.約束
7.ココロノウタ
8.ブルーバード
9.鼓動
10.ライラック
11.希望
12.手紙
(セカイイチ「あかり」を挟んで)
13.30
14.今夜はブギ―・バック
しかし、ロストもまた負けてなかった
まず、7人のダイナミックな演奏で聴く「26」が凄かった
この曲ダブルドラムだとより楽曲の持つ躍動感が引き出される印象で
この先またこの曲をダブルドラムで聴きたい・・・!と切望してしまうほどに
ダブルドラムの状態で歌うには最適の楽曲でそのチョイスも秀逸だと思った
「はじまり」では間奏の三井さんのギターが鳴きまくりでロストもまた持ち味を存分に発揮していく
切なさ溢れる「約束」で少し泣きそうになり、中内さんのギターもまた渋み満載で素晴らしかった「呼吸」も絶品
「明け星」というアダルトな楽曲を選んだのもこの日の雰囲気的に合っていて唸らされました この曲では慧さんもアコギとコーラスで参加
「ココロノウタ」では海北さんの絶唱が聴けて連日ライブというハードスケジュールなのに無茶するなあ、と(笑
この日以降も弾き語りツアー続くのにあんなに喉を震わせて命懸けてるなあ、と振り返ってしみじみと感じてます
気持ちも十分に伝わったところで、ここでまさかのレア曲「ブルーバード」。
これはね、正直大好きな楽曲なんでめちゃくちゃ嬉しかったですよ
イントロの海北さんの情感たっぷりのキーボードの音色が響いた瞬間に「ああ、これこれ!」って思える感じが最高
この曲は慧さんと一緒に歌っていて、慧さんの沁みるような歌声も実に良かったなあ・・・と惚れ惚れしました
レア曲にするには勿体ないくらい良い曲だと思うので今後も是非やってもらいたい(懇願)。
吉澤さんがまさかのロストのドラム担当、源ちゃんがハンドマイクで真ん中で歌い切った「鼓動」、
楽曲自体歌詞が突き刺さる曲で大好きなんですがこの日はそれに加えて色々とレアリティ満載で良かった
吉澤さんのドラムは結構テクニカルなドラムでその化学反応も面白かったですね
源ちゃんのドラムはかなりパンクからの影響が強いのかな?って比較も出来てそこもこのワンマンの面白さだと思う
なんせ一緒に叩く訳ですからね。
これまた詞世界に泣きそうになる「ライラック」、
全身全霊で歌われた「希望」と来て
最後は「手紙」を7人で演奏・・・だったんですが
これがまた物凄い爆音バージョンに仕上がっててそのとんでもない威力に笑みすら零れました(笑
なんせギター3人、ベース2人、ドラム2人が一斉に全力で奏でるアレンジでしたからね
相当の熱量と気迫をステージにぶちまけてこの日のワンマンは終了、
完全にライブの床上手だったセカイイチと、
普段以上にエモーショナルに振り切ったロスト・・・と
どっちも違った方向性で振り切ったライブに仕上がっててめちゃくちゃ満足度の高いワンマンでした
アンコールの「あかり」、「30」もまた締め括りのメッセージソングとしては秀逸だったかと思います
しかし、ダブルアンコールの「今夜はブギー・バック」のカバーもヤバかったですね
完全に「ラッパーとして」ステージに上がっている慧さんのノリノリ感が終始面白かったし、ラップ自体も最高だった
源ちゃんとのかけ合いも良かったし、何より海北さんのサビの歌唱が想像以上にフィットしてて物凄く快感だったんですよね
慧さんの執拗な「セカイイチ!」「LIT!」のコール&レスポンスも正直ブチ上がりましたし
なんかもうぶっちゃけ「最高だった」「気持ち良かった」「楽しかった」とか、
そういうシンプルな言葉しか出てこないような抜群のクオリティのダブルアンコでした
この素晴らしすぎる空間はどっちかのファン、或いは両方のファンなら絶対最高なんじゃないかな。って思うくらいのクオリティだったんで
また来年以降開催される機会があったならば、損はしないので是非参加して欲しい。と純粋に感じました
予想以上に、想像以上に面白くて最高な企画だったのが本当に嬉しかったですね。セカロス。
後、そろそろ岩海苔の公演もまた観たくなって来ましたね(笑)。近々ないかな。