
ちょっと光に当たってますが・・・(申し訳)。
先日の夏コミで買った同人誌をボチボチ紹介していこうかなと思う
この本はポスター(だったかな?)をパッと見て「あっ」と思って購入した本です
俺の大好きな「思春期」の匂いがしたので・・・そしたら想像以上に「思春期」を描いていて大当たりでしたね。
昔から思春期ものを見るのが、読むのが大好きでした
そして最近になって益々加速度的に思春期ものが大好きになっている現状があって
あの初々しい年代だからこそのドキドキ感、甘酸っぱい感じ、そして切なさ・・・
正に思春期ものにこそ自分のワクワクの何割かが詰まっているのは書くまでもありません
や、勿論それ以外もいっぱいいっぱい好きなジャンルはあるんですけど(笑
ただ・・・自分が思春期にあたる年代にこういう経験が出来なかった
そして、単純に「したかった」という心残りがあるので
それもあって強く求めてしまうのかもしれません
女の子の目配せにドギマギが止まらない男の子も、
男の子のカッコいいとこ、素直なとこに紅潮してしまう女の子も
両方最高だと思えるのが思春期ものの強みであります
今回のコミケでは諸々込みで約2万遣ったんですけど、その中から敢えて「思春期もの」の良さを伝えたくてこれをまず選んだんです。
内容としては、
もう思春期漫画の王道ですね
ただバカやってるだけの幼馴染が、
時折「女の子」に思えてドキドキが止まらなくなる・・・という
正に俺の好みド真ん中のお話の一つに仕上がっていました
そこからの、女の子の意地悪で官能的な目配せに関しては
読んでて本当に堪らない気持ちになってしまって、、、
本当に良い買い物したな。って思えましたね
また、ヒロインにあたる四季ちゃんがめちゃくちゃ可愛いんですよね
冒頭の画像の白と青が映える爽やかな背景に凛として佇む姿からしてグッと来るんですけど
本当に思春期によく見る男の心を弄びがちなきれいどころの女の子そのまんまのイメージで
正直、、、読んでて弄ばれたい、悶々させられたい気持ちになってしまいました笑
主人公の宮野をからかって遊んだり、無自覚なボディタッチなどは
なんかもう、、、勘違いしそうな行動のオンパレードで(笑
冒頭から堪りませんでしたよね
そこからのスレンダーながら逆にそれが女の子っぽくてたまらないスク水のシーンなどは
もう思春期ものの王道を真っ向から射抜く作劇で信頼感が凄かったですね
また、スク水の四季ちゃんが可愛いんだなこれが。
ちょっと無防備で、おてんばで、でも純朴な女の子像が素晴らしくて
それに対して(本当はグッと来てるのに)「普通」とかいう答えを出しちゃう宮野の素直になれない思春期っぷりも良かったです
こういう・・・男の子的に辛抱たまらん目配せをかけられたら大人だと夢中になっちゃう
いや、ならせて!って所望するレベルなんですけど
年頃だと本当上手く行かないんですよね(笑
後半は、いつもバカやってからかいあってる友達だったはずの四季を
異様に意識してしまう宮野の心情が中心で、
その前のラッキースケベも素晴らしかったんですが(超笑顔)
こういう・・・やたらと意識して避けてしまう思春期の動物そのものな作劇もまた素晴らしかったです
また、無意識に女の子女の子してるような仕草を見せる四季ちゃんの男子キラーっぷりがたまらないですね
本当は四季ちゃんの事を女の子として意識してたのに、
水着姿を見せても「無反応だな~」って若干イラっとしてた四季ちゃんが
何とか宮野くんに意識させようと官能的な目配せを図るスカートのシーンは
思春期のほんのりエロスを存分に受け取れて正に最高の作劇でした
また汗だくの四季ちゃんがやたらエロくて
むしろ俺に虫を取らせろ!って言いたい気分でしたね(爆)
女の子として、
男の子に勝った四季ちゃん
そんな青春性の高いやりとり、ゲームの様な作劇が正に自分好みで繰り返し読んでる要因になっていますね。
そこからの宮野くんの素直な独白に紅潮している四季ちゃんの表情も可愛かったんですが、
最終的に恋愛関係に成らずにあくまでバカやってる友達のまま終わるエンディングもまた味があって良かったです
その中々進まない、「あの時・・・」って思えるようなシーンこそ思春期ものの醍醐味の一つでもある
この先この二人がどうなるのかは分かりませんけど、
その先を読者が勝手に想像したくなるような、、、
そういう余韻の残るオチだったのもまた個人的に「秀逸だな。」と思いました
中々、そういう関係性に進めない、進ませてくれない、もどかしさとなんだか切ない感じ・・・が良かった
読み終わってから、また表紙を眺めてると、益々四季ちゃんの小悪魔的な目配せにドキドキしたい気持ちに駆られるのがまた素敵なトコロです
凄く・・・青春性と、思春期のドキドキが詰まっている同人誌に仕上がってるので、機会があれば、、、という事で。
何度も繰り返し読むほど好きな本です。
これからも当ブログでは商業/同人関わらず“思春期”を取り扱った作品を多数取り上げたい、と思ってます
そうやって少しは「思春期もの」の隆盛に貢献出来れば幸せですね。
「女の子の無防備かつ意地悪な目配せ」に弱い自分にとってはまさに理想に近い内容の一冊でした。
絵柄も大好きです。