いもがらは「ズイキ(芋茎)」とも呼ばれ、品種としては「八ツ頭」や「赤芽芋」などの「葉柄」部分です。芋がらにも色々な種類がありますが、一番よく食べられているのは八ツ頭という品種からとれる「赤芋茎」というものです。
いもがらとしてよく食べられている「赤芋茎」の赤色はアントシアニンで、目に効果的な働きを持っています。また、不溶性食物繊維が多いので、腸内まで届いて便秘を解消したり腸内環境を良くする働きもあります。亜鉛やマンガン・カリウムなどのミネラル類も多く、昔の食生活には欠かせない栄養源となっていました。
アントシアニンには 眼精疲労を回復 させたり、視力をアップさせたりする働きがあります。また、不溶性食物繊維の働きで 便秘予防や解消・腸内環境を良くする効果もあります。カリウムには体内の余分な塩分を排出する働きがあるため、利尿効果により むくみ改善や冷え性改善 も期待できます。