昭和初期に活躍した作家、梶井基次郎が1932年3月24日、肺結核のため31歳の若さで亡くなりました。彼の代表作「檸檬」にちなみ、命日が「檸檬忌」と呼ばれるようになりました。
この日を知る人はそれほど多くないと思われますし、もともとレモンをPRするために名付けれれた記念日ではありません。しかし、この時期は偶然ながら年間でレモンの消費量が最も多い月であり、また、冬から春へ季節が切り換わり、風邪をひきやすい時期でもあります。この日を、暖かい部屋でレモンティーを飲みながら、名作「檸檬」を読み返す日にしてはいかがでしょうか。