笠松競馬 攻め馬見学会(1)より続く。
1400メートルのレースが行われるスタート地点からマイクロバスに乗り、厩舎がある場所へ移動した。厩舎内には、笠松競馬に住んでいる馬の中では一番年長と思われる誘導馬のハクリュウボーイ(23歳)がいた。ハクリュウボーイをモデルにして、馬の骨や歯などについて獣医さんから説明があり、ハクリュウボーイの毛をブラッシングし、聴診器でハクリュウボーイの心臓の音を聞いた。ブラッシングをしたときに毛が短かったのには驚いた(サラブレッドの場合、たてがみとしっぽ以外の毛は1ミリ未満で冬場は多少長くなるそうだ)。
ハクリュウボーイにお会いした後は、装鞍所で騎手の方が重さを量る体重計・レース前に馬が乗る体重計についての説明、馬の骨のレントゲン写真を見せてもらった。
最後に乗馬体験という事で、ホウシュウタイム号(8歳)に騎乗する事が出来た。ホウシュウタイムは笠松競馬の重賞競走 くろゆり賞(2002年)で優勝した事もある名馬で、素人目にも見た目が良い馬である。僕もプロテクターとヘルメットをつけて、引き馬の形で装鞍所内を1周させてもらった。馬に乗っている間は高さは気にならなかったのだが、馬から下りる瞬間は高さを感じた。
乗馬が終了した後、マイクロバスに乗り笠松競馬のコースをほぼ一周しユーホールへ戻ってきた。アンケートを記入し蹄鉄をもらい9時30分頃に解散した。3時間位の短い時間でしたが、競馬をしていても普段見ることが出来ない場所を見ることが出来十分に満足しました。今後も攻め馬見学会が行われる事を期待しています。
最後に写真をいくつか紹介しておきます。まずは笠松競馬場の誘導馬、ハクリュウボーイ号です。現役時代は笠松が生んだ名馬オグリキャップと同じレースに出走した記録も残っています。
笠松競馬場の装鞍所です。
ホウシュウタイム号。馬に乗っているのは写真うつりがあまり良くない事に定評のある筆者。
お土産の蹄鉄・携帯ストラップ・ぬいぐるみ(キングカメハメハ)。