NYタイム

筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

ビジネス・ゲーム

2006-09-15 19:41:38 | ブログ

 今月上旬、毎月1回行われる同業者の勉強会に参加してきた。(僕の仕事に興味がある方はこちら

 今回の勉強会のテーマは、メーカーの経理の仕組みを理解するというもので、メーカーの決算書と資金繰り表の簡便なものを作成した。通常の勉強会であればこれで終わりなのだが、今回は勉強会に参加した方が、仮想のメーカー(製品の作成から販売までを一括して行う会社)のオーナーになり、決算書と資金繰り表を見ながら各自が経営判断をしていき、8期を通じての最終的な利益を競うゲームを行う事になった。

 それぞれの会社で作っている製品は同一のもので、各自の設備投資によって製品1台あたりのコストは会社によって違ってくるが、自分が仮想オーナーになっている会社の製品1台あたりのコストの計算は、一応某メーカーで5年間経理の仕事をしていた僕にとってはそれほど難しいものではない。しかし、各期ごとの製品の販売台数は、ゲームの参加者が各期ごとにつけた製品1台あたりの販売価格によって大きく変動するので、製品1台あたりの販売価格の設定は難しい。僕は製品1台当たりのコストにある程度の利益をつけて販売価格を毎期設定しているが、僕の性格なのかそれほど高い値段をつけていないようだ(ちなみに、各期の製品の販売台数は、ゲームの主催者のみが知っている。また、主催者はゲームには参加していない)。

 ゲームは3期まで進んだが、3期の当期利益は参加者14人中の11位であった。3期の価格設定が低すぎたようだ。ただ、他の参加者を見ると利益は上げているが在庫過多で将来資金繰りが苦しくなりそうな会社もいくつかありそうなので、実際のライバルは3・4人だろうと僕は見ている。8期までやってみて、僕の経営者としてのセンス・性格が出てきそうなので怖いのだがゲームを楽しんでいます。