明日、京都競馬場で行われるエリザベス女王杯の予想です。今回は印をつけると分散しすぎるので、印は3頭に留めました。
◎⑦ダイワスカーレット・・・今年の3歳牝馬のレベルはかなり高いと思います。今日の福島記念でも、秋華賞の2ケタ着順だったアルコセニョーラが軽ハンデながらも快勝。秋華賞を賞金不足で除外になったトウカイオスカーが、1000万円下、1600万円下の特別戦を牡馬相手に勝つなど、レベルの高さを見せ付けています。
ただ、馬券の対象になる3歳牝馬は、ダイワスカーレットかウオッカのどちらかでしょう。但し、ウオッカについては、後述に述べる理由により馬券の対象から外します。前走の秋華賞は恵まれたと見る向きも多いダイワスカーレットですが、ダイワスカーレットとともに先行したヒシアスペンやザレマが2ケタ着順に沈んだように、秋華賞は先行した馬に完全に有利なペースだったわけではありません。今回は、古馬勢にもさほど強力な馬がいないので、ここは本命で間違いないでしょう。問題は1Fの距離延長だけです。
○⑫フサイチパンドラ・・・繰上りとはいえ、昨年の優勝馬。今年の女王杯も古馬勢の有力どころは昨年の出走馬とさほど変わりがないということは、昨年の着順に年齢面を加味して取捨選択すれば良いという結論になりました。よって、昨年の優勝馬フサイチパンドラを対抗にします。騎手がルメール騎手に乗り変わるのも不気味です。
▲⑨アサヒライジング・・・昨年の4着馬。昨年の2・3着馬を年齢を加味して馬券の対象から外したので、この馬が繰り上がりで▲。ただ、この馬は血統の見た目とは違い、2000メートルを超えると多少甘くなるのが気になるので、あくまでも2着候補です。
(人気だが無印にした馬)
③ウオッカ・・・宝塚記念の内容を見るとかなり不安。当時5キロの斤量差があったカワカミプリンセス(現在休養中)と比較しても内容が大きく見劣っていただけに、カワカミプリンセスと大差の無いレースをしていた古馬勢と比較してもやや落ちるかも。ウオッカに関しては能力差で相手をねじ伏せるタイプで、相手が強い時には疑問符が・・・。ダービー馬の金看板で人気になっているが、ダービーは相手が弱すぎただけだと思います。
④スイープトウショウ・・・2歳から頂点に君臨していた馬で、6歳となった今、ピークは過ぎているはずです。昨年でも優勝を逃しているので、今年はどうかと思います。また、今年は予定していた京都大賞典を使えず、スワンSを使わざるを得なかった点もマイナスです。
⑬ディアデラノビア・・・この馬も3歳初期から活躍していた馬で、昨年と比べると上昇度は? G1競走では連対がなく、3連単・3連複で狙うのならともかく、連複ではオススメしません。
明日の馬券は、⑦ダイワスカーレットの単・複、馬連の⑦-⑫、⑦-⑨と押さえに⑨-⑫の3点で勝負です。