今日は、小牧市にある田縣神社で行われた豊年祭を紹介します。
2週間ほど前、CBCラジオの「つボイノリオの聞けば聞くほど」に不定期で登場する日本気象協会の佐々木さんの暴走(?)気象情報コーナーで、毎年3月15日に行われる田縣神社の豊年祭が紹介されていたのを思い出し、見に行ってきました。
祭り開始1時間前の田縣神社の様子です。年に1度の祭りの日であるこの日は、かなりの人手でした。境内の前や周辺には露店が数多く出ていて、大賑わいでした。何故か、海外からのお客様を多く見かけました。
田縣神社の奥宮を参拝するために、人がかなり並んでおり、奥宮にたどり着くまでに30分以上かかりました。
奥宮には、ご神体があります。ご神体の写真は掲載を控えさせていただきますが、この写真に掲載されている文章と豊年祭の神輿の写真を見れば、どういうものかすぐ分かります。
奥宮のさらに奥にある玉です。球状の物体をさすり、商売繁盛・良縁祈願を願います。僕の場合、商売繁盛・良縁祈願の両方とも必要なため、2つともさすってきました。
さて、豊年祭ですが、「五穀豊穣と子宝に恵まれる」ことを願うお祭りです。
豊年祭では、天狗のようなお面の方が先頭を歩き、ご神体をかたどったのぼりを持った人が次に続きます。この後ろには、小ぶりなご神体を持った巫女の方が歩いています。巫女が持っているご神体を触ると、子宝に恵まれるようです。この写真の掲載は都合により、カットさせていただきます。
豊年祭の目玉の田縣神社のご神体をかたどった神輿です。
祭りの行列は数百メートルの道を1時間30分ぐらいかけて練り歩きます。そのため、神輿が立ち止まることもあるし、神輿を同じ場所で回転させることもあるので、色々な角度から神輿を見ることが出来ます。
形はリアルに出来ていますが、想像したほどの大きさではありませんでした。ただ、大きすぎても、神輿が重くなり、担ぐ方が大変なので、これ位が限度なのかもしれません。
行列の最後尾です。立派にそそり立っています。
2時にスタートした豊年祭の行列は、3時30分頃に田縣神社の本宮に入り、祭りは無事とりおこなわれました。
田縣神社の近所に大懸神社があり、こちらでも豊年祭が3月15日の直前の日曜日に行われます。こちらは、田縣神社と対になる神社で、田縣神社が男性器を祭っているのに対して、大懸神社が女性器を祭っています。ただ、田縣神社のみこしと違って、大縣神社の神輿はそれほどリアルには作られていないようです。
4時過ぎに餅まきが行われました。
餅まきと聞くと、血が騒ぐ愛知県人としては、このイベントも当然参加しました。周囲は人・人・人で、餅まきが始まると、餅をキャッチしようとする人たちの押し合いで、気がつくと、最初に立っていた位置からかなり移動していました。
餅は上方から飛んでくるので、背の低い僕にとっては、キャッチするのは至難の業でした。しかし、周囲の方がキャッチし損ねた餅をすばやく拾い上げて、1個ゲットすることに成功しました。写真は、餅を1個取った後に、集団から少しはなれた場所から撮影しました。
運よく、餅を1個取ることができたので、何かご利益があれば良いと思います。